読み込み中の一言
コチョン「何も考えないで深呼吸。気持ちが少し落ち着くよ」
カエデ「行き詰ったら、普段行かない場所へ行くのも良い。何か得るものがあるはずだ」

「原点回帰、でも新しいゴエモン」がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻レビュー(ネタバレ注意)

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ネタバレはイヤだけど……

ネタバレはイヤだけどゲームには興味ありって人は、ここからこの先ネタバレ注意!までを読んで参考にしてね!

初プレイの楽しみを大事にしたい人は、そこまでなら安心して読める内容にしてあるよ!

それ以降の内容は、ネタバレが問題ない人向けだぞ!

ゲームをすでにプレイ済みの人は思い出を楽しみ、未プレイの人には雰囲気だけでもつかんで、実際にやってみたいと思ってもらえたなら嬉しいな!

情報もろもろ

発売日2005年6月23日
発売元コナミ
開発元コナミ(ゴエモン製作委員会)
ジャンルアクションアドベンチャー
プレイ環境ニンテンドーDS

おススメする人

以下のような要素が好きな方におススメ

  • 和風
  • 短編
  • がんばれゴエモンシリーズ
  • 2D・斜め見降ろし視点、それぞれのアクションステージ
  • DSならではのタッチ機能を使ったギミックが豊富
  • 町での探索や買い物などRPG要素も充実

目安プレイ時間・特徴

クリアまでのプレイ時間は10時間くらいだよっ。

サクっとプレイ出来るし、アクション慣れした人なら10時間もかからないかもね。

このゲームは江戸時代を舞台とした和風で喜劇的(コミカルというやつだな)な冒険活劇を楽しむことが出来るぞ。

このシリーズを遊んだことのある人にはお馴染みだが、その場に応じて、それぞれ能力のちがう4人のキャラを切り替えながら旅を進めていくんだ。

散策がてらの道中で人々と話したり、店で食事や買い物が出来る等のRPG要素もあるから、アクション一辺倒じゃないところもメリハリがあって良いな。

各MAPには色んな仕掛けがあって、タッチペン機能を使って進んでいくことが多いね(縄を引っ張ったり、お面をタッチしたりとかね)。

ザコ敵やボス相手にそれを使って攻略することもあるしね。

あとゴエモンインパクトってロボットを操作して戦う時のシステムは、下画面でのタッチ機能を最大限に活かしたユニークものになってるんだ。

随所にミニゲームも用意されているから、アクション以外にも楽しめる要素があるのも嬉しいところかもな(本編とは関係ないが、タイトルから遊べるシューティングがあるというのも趣向をこらしているな)

題目のとおり江戸から京都までの東海道中が旅の行程で、その景色全てが色彩豊かな墨絵風に描かれているんだ。

たまに立ち止まって風景を見てみるというのもオツなものだぞ。

そこらかしこに江戸ネタも仕込まれているから、時代劇好きにもおススメしたいものだな!

※リンク先は参考価格の商品ページです。ショップ内で同商品を検索すると、より安価な出品が見つかることもあります。

この先ネタバレ注意!














序文

2005年6月23日、ニンテンドーDS用ソフトとしてコナミより発売された、和風アクションアドベンチャー。




そしてコンシューマーにおいてのゴエモンシリーズ現行上での最後のタイトル、それが今作がんばれゴエモン東海道中大江戸天狗り返しの巻です。




ニンテンドーDS黎明期に発売されたタイトルなため、タッチペン操作を必要とする場面が豊富に用意されていたのも新鮮かつ大きな試み。




そういった要素を盛り込みながらも、シリーズ随一ともいえる和の雰囲気がふんだんに散りばめられています。




またゴエモンシリーズの特徴として、いずれのタイトルもクリアまでのプレイ時間はそれほど長くはありません。




もちろん今作も例外なく、筆者が初クリアまでにかかったタイムは10時間を切るくらいでした。




なお本編とは関係ありませんが、各地に点在するこれゾウくんならずノストラくん収集要素があるほか。




クリア後には自由に音曲を聞くことが出来るサウンドテストと、これまで戦ったボスといつでも再戦可能なモードの解禁もあるため、本筋とそれたお楽しみ要素も少なからず。




しかもタイトル画面からはシューティングゲーム往年の名作・クォースが※なぜかミニゲームとして遊べます(ただし3ステージのみ)。

※なぜかといいつつ、過去のシリーズには同メーカーのタイトルをミニゲームとして仕込んだものがいくつか存在しています(とりわけシューティング、SFCタイトルに多し)。

例 雪姫⇒グラディウス マッギネス⇒XEXEX きらきら道中⇒タイムパイロット・ぱずるだま 

いずれも本編とは無関係で一部しか遊べませんが、こうしたサービス的な仕込みは嬉しいものです。

またミニゲームではないものの、同メーカーの他タイトルのキャラを友情出演(セルフパロ)させていることも(マッギネスではスナッチャーのギリアン・シードや、悪魔城ドラキュラシモン・ベルモンドが民家に……)

本編の内外問わずプレイヤーを楽しませる要素が多く、まさしくシリーズ集大成を飾るに相応しいソフトになっています。

色々詰め込んでいて容量使い切ったっていう感があったなあ。

それと過去シリーズプレイ済みだとついニヤリとする場面とか、嬉しい要素も多かったね。

今回も仲間として登場するサスケどの・ヤエどのには、同じ忍びとして親近感が湧くな。

(私もキャラとして出てみたいが)

……今自分も出てみたいとか思ってない?

ギク!(なぜ心の声が分かった?)

ムリだからね。

大体ゴエモンはこれが最終作だし、見た目と性格はちがっても、女忍者な地点でヤエちゃんと被ってるじゃない。

ムリか。

シュン……。

アハハ! 冗談だよ!

いつか有名になって出させてもらえると良いね!

……適当に取り繕っているだろう?

評価スタイル

ここからはストーリーや総評まで各要素を分けて☆☆☆☆☆って感じの、お星さま評価をさせてもらってるよ!

☆5つならめっちゃ満足、☆1つなら不満って感じでね。

ちょっぴりありきたりな評価の仕方だけどね。

☆☆☆+や☆☆☆☆-のように評価させてもらうこともあるぞ。

これは次の☆数まであと少しで達する、達したが少々物足りないといった微妙さ加減を表していると思って欲しいな。

ストーリー ★★★★+

PSの大江戸大回転以来、4年ぶりにゴエモンシリーズ本家の開発スタッフさんたちがたずさわったということもあってか、原点回帰というべき良シナリオでした。




自分たちのニセモノに濡れ衣を着せられたゴエモンとエビス丸が、真犯人を追いかけるため、いつものように江戸から旅立つことに(ゴエモンシリーズのニセモノ騒動といえば、GBのさらわれたエビス丸を思い出します)。





四季がおりなす珍道中、ゴエモンファミリーは、自分たちにも負けず劣らずの個性的な人々との出会いを重ね、巻き起こる問題を解決しつつ、西の古都・京都へと。




江戸がスタート地点なのはお馴染みですが、今作の舞台は当時の江戸・京都間の東海道の旅なだけあって、設定的にも古き良き和風ゴエモンが戻ってきたような、そんな気がしています。




8つに分けられた章仕立てのシナリオとなっていて、ステージやイベントごとに区切りを設けているところも、かつてのゴエモン的。




後期のゴエモン作品は、3やアコギング、きらきら道中のように濃いSFテイストが多々見られましたが、今回は良い具合に「和」です。

和というなら、SFCの雪姫救出絵巻は筆者としてやはりはずせません。グラフィック・音楽ともにSFC初期のタイトルの中でもとりわけ印象に残る「粋」なタイトルです。

ま、気になるなら、とにかくやってみれって感じです。

コチョン「あ、上手い言い方思いつかないから、逃げたって感じ」

カエデ「和風感が強く感じられるゴエモンなのは確かだがな」

ファミコンのからくり道中やゴエモン2、スーファミの雪姫などかつてのレトロゴエモンがそうであったように、舞台の雰囲気が一貫していたのも良点。




一方でお馴染みでありつつ、スーファミ2以降のゴエモンシリーズの雰囲気を台無しにしたをSF路線に持って行ったゴエモンインパクトも登場します。




また今作ではしっかりと※戦闘用ロボの役割のみに徹しており、雰囲気をそこまで乱すような存在ではありませんでした。

※スーファミのきらきら道中では、戦闘ロボの立場をぶち壊しにする設定(奇妙なサブタイからイヤな予感を漂わせていましたが)が後付けされましたが、今作においてもそのことは全く触れられず、設定そのものが存在しなかったかのようになっています。




シナリオに関してはボリュームがもう少し欲しかったところ。




8章あるとは言いつつも、各章はわずかなイベントとステージが用意されているのみで、テンポも速く、ぶっ通しプレイならあっけなく終わってしまいます。




もっとも今作は東海道中。道程は京都までと決まっているため、終了の予想は付きやすく、江戸へとリターンし物語を締めたのはゴエモンらしいキレイな幕引きでした。





そもそもがシリーズいずれの作品も比較的短編なものばかり。一方で過去作の天下の財宝(レビューあり)・黄金のキセルなどはジャンルちがい(RPG)なため、その限りではなく。




ポ〇モンのパクリもといもののけたちを集めて共に戦うシステムの鍋奉行などは、クリア後の要素も充実していて、それなりのボリュームなように思えました。

※GBの初代ポ〇モンが人気を博した当時は、似た要素を持つゲームが他メーカーからも少なからず発売されたようでした。一方でそちらにはないオリジナル要素を持った良ゲーも少なくなかったようで、モンスター収集系のゲームを、なんでもかんでもアレと比較するのは良くないのかもしれません。

別作品の話にシフトしてしまいましたが、アクションアドベンチャーとしてのゴエモンはコンパクトにまとまっているからこそ、ゴエモンといえるのかもしれません。

ゴエモンらしいキャラ群と懐かしのアイツ

お馴染みのゴエモンファミリーは相変わらずのノリ。




エビス丸の武器が度々変わるのも、すでにご愛敬である(いよいよ食べ物を武器にするようになったが、あのおでんの堅さは一体どういうことなのか……)。




一方で新規キャラたちはいずれも個性豊かでありつつ、雰囲気をぶち壊すようなのが一人として居なかったなかったこと。




敵役のペルリも、かの黒船でやってきたペリーを模したような存在なだけで、アコギングやセップク丸のように宇宙キャラでなかったのも安心した。




筆者はやはり初期のゴエモンに見られた和の雰囲気が好きなので、3の様に近未来へタイムスリップしたり、宇宙へ飛び出すようなSF展開がなかったのが正直ホッとしたところ。




また序盤から登場していつつ、ゴエモンらしく一筋縄ではいかないデザインの準ラスボスが、ゲーム後半に黒幕としてネタバレをし始める展開も面白い(風貌が独特すぎるので、こいつは敵側のキャラだと早めに気付く方も居ると思われる)。




突然、黒幕的な存在が出てくるものとしては3のカブキフォーエバーもそうだったが、今作ではカブキ自体が出てこず。




ゴエモンシリーズのボス中でも因縁浅からぬキャラだったので、非常に似通ったボスのスケロクが全く無関係だったのが惜しい(いっそカブキとして出した方が良かったように思えるが)。




カブキの再登場はなかったものの、ちょうちん魔人が出たのは今作の大サプライズ。




かつての巨大ボス感は画面の都合上もあって薄れたが、スーファミ雪姫以来の再登板で、今作でもボスとして扱われる優遇ぶり。




シリーズの豊富なボス連中から、なぜこいつだけチョイスされたのかは不明である。




ついでに新規キャラの話に戻って、ほろほろ寺のイベントでちょっとしか出番がなかった鈴。




調べによると当初はヤエちゃんの代わりに仲間として加入する予定が「ゴエモンファミリーにはヤエちゃんがいないと」的な理由で、あえなくサブキャラの1人となったらしい。




理由には同意出来るものの(しかも最終作だったため、お馴染みの4人での冒険は結果としてまちがいではなかった)しっかりキャラが立っていたのだから、せめてもう少しストーリーに絡んで来る存在にすれば良かったのかもしれない。




もし新作が出ることがあれば、鈴もプレイアブルキャラとして使用出来たなら面白そうだが。

ゴエモンどのたちと使用武器もかぶらなそうだしな(竹刀だったか)。

新たな仲間候補としてあり得そうな感じはしたが。

見た目も可愛いし、ヤエちゃんと人気を二分するキャラになってたかもね。

もったいない話だな。

やはり私が代わりに……

ないってば。

さっきもいったけど、女忍者ってだけでヤエちゃんと被ってるんだって。

(ひょっとしてマジで出たいのかな……)

舞台設定も良し

江戸~京都間の東海道間を旅するというのが、和の情景に思いをはせる筆者からして、すでにたまらない設定。




実在した要所の宿場でイベントを解決しながら京都へと近づくにつれ、MAP間で春夏秋冬も移り変わる、これもニクい雰囲気づくり。




また出番はわずかなものの、大岡越前・水戸黄門など時代劇好きには嬉しいキャラ達も登場する。




もっとも、黄門様は単なるモブキャラの1人で、越前は少しだけストーリーにからんでくる程度だが、まさしく作品を超えたサプライズ出演。




ほかにもスサノオの存在など、日本神話由来のイベントもあり、時代を超え、SF要素も盛り込まれた何でもあり感がなぜか許容されてしまうのも、ゴエモン世界の魅力かもしれない。

グラフィック ★★★★★

墨絵・カラフル・コミカル。




温かみがあって、どこかマンガ風な水墨画といったところ(例えはぜんぜん上手くないですが)。




筆者の好み、どストライク。

ツボを押さえたグラ

そのへんの施設や民家に入るとかまどやタンスなど当時の家具なども非常に「ぽく」描かれていて、動きを止めてグラを見ているだけでも結構楽しい。




近年のゲームの如く美麗なグラフィックでなくとも、人は楽しめるという良例。




また町のめし屋では食事をして体力を回復出来るのだが、そのメニューも各町でちがいがあり、それぞれの地域の名物が並んでいる。




しかも美味そうに描かれているのだ。




店内にはそれら名物に対してのプチ食レポを行う客が居るのもあってか、多少飯テロにもなっている(飯テロ的にもっとヤバいクオリティで描写されているのが朧村正というゲームだが、ここでは割愛)。




細かい部分ではゴエモンの自宅に行くと、からくり道中や雪姫のゴエモンポスターが飾られているのだが、これにはついつい懐かしさがこみ上げてきた(からくり道中のものはゴエモンがキセルで攻撃している時のポスターだと記憶している)。




なおこのゴエモン宅には知る人ぞ知る「ケンスケ」も勝手に上がり込んでいる(しかもゴエモンの強化アイテムであるスーパー小判を売りつけてくる)。




スタッフさんの遊び心か旧作ファンへの配慮だろうか。

インパクト戦の芸の細かさ

インパクト戦時の下画面グラは、まるでゲームボーイの様な色合いのタッチパネル仕様。初見の時は「こう来たか」とちょっとうれしくなった。




かつてのコックピット視点のインパクト戦からは完全に別物。




しかも一昔前の携帯の型番らしきものもひっそりと画面に書かれている(なんて書かれていたかは失念)。←確認したところ「G573i」とDS下画面上部に表示されていた。




それぞれGがゴエモン、573は発売元のコナミを意味したものかと。iについてはドコモ携帯の型式にiを冠したものが多かったように思ったので、そのまま携帯っぽく付けたのかと推測(同社のネットワークサービスではiモードというのもあるワケで)。




凝っている。

サウンド ★★★★★

旧作からのリメイクBGMが多数。中でもネオ桃山幕府からは割合多め。




それぞれが元から良曲なため、旧作プレイヤーならなおさら嬉しい。




また後期のゴエモン作品と同様、オープニングやアクション時などはもちろんボイス付。




声優さんも旧作からの続投(もうそれぞれのキャラにマッチしているので、違和感もありません)。




さらに今作は、笑点でも司会をされていた落語家の桂歌丸師匠がオープニング・エンディング、および章の幕間にご本人キャラとして登場し、あらすじを実ボイスで盛り上げてくれます。




なんと豪勢なことか。




亡くなられてからすでに久しいですが、こういう作品上でも師匠の声が聞けるというのも、今となっては懐かしくも嬉しい。




そしてスタッフロール後はおなじみのあのセリフで締めてくれます。

新曲にも素敵BGM多し

ゲーム後半の※秋冬フィールドで流れる曲が和風エレクトロでカッコ良い。

※このレビューを書いてから数年後、ふと頭の中で旧作と今作のBGMが流れた時に、冬フィールド曲は、SFC・きらきら道中のヤエちゃんエリアの町でかかる曲のアレンジだということに今更気づきました(些細なことながらちょっと感動しました)。ほかにも忘れているだけで「あれのアレンジやん!」となるBGMを思い出すかもしれません。





メロディであれだけ季節感が出せるのはなんとスゴイことか。




ペルリ戦・ラスボスの連戦2曲も熱い。




しかしラスボス1戦目はまともに曲を楽しめなかった。いってもアクションゲーなので、じっくり曲を聞く余裕が無いのは当たり前として……ボスが移動する時の「ガーッ!」ってサウンドがとにかくやかましい。




そんなワケでクリア後のサウンドテストでじっくり曲を楽しんだ。




これが無ければ少し評価は下がったが、ちゃんと搭載されていたのがありがたい(GBのさらわれたエビス丸などにも裏技的に仕込まれていた)。




なお筆者のような懐古厨には2マッギネスでの城ステージや、先のちょうちん魔人戦でかかる雪姫のボス曲がグッとくる。




今作を通して昔を思い出すと、ゴエモンのBGMはステージとボス曲に盛り上がるものが多いような(っていうか、ほとんどその2つの要素で構成されたゲームなので当然だが)。

操作性 ★★★

まずマイナス点。見下ろし画面時は敵との距離感がつかみづらく、武器レベルが最初のものだと攻撃を当てづらかったです(操作性ではなく、視点による距離感からくるものものか)。




ほかは可もなく不可もなくと言いたいところですが、インパクト戦のウスノロ感は人によりストレスになるかも。




とはいえ仕様なので、アレが楽しめた筆者からしたらマイナスにはならないのですが、一応。




またエビス丸を目的地まで転がすイベントは何度も失敗して心が折れかけました。よって基本操作の慣れは必須です。




なお、そこはある意味ゲーム中一番の難所でもあり、ここを乗り越えたら後はゲーム進行でそれほど苦しむことはないでしょう。




もちろんですがプレイヤーキャラごとに操作感もちがいます。




特にサスケは2回斬り出来るのもあって、使いやすかったように思われます。

システム・内容 ★★★★

ステージの謎解きや仕掛けの作動、ボス戦に至るまでタッチパネルを使ったギミックが仕込まれていて、ユーザーを楽しませようとする試みが盛りだくさん。




特にインパクト戦はそのシステムの真骨頂。




出たての初代DSのパネル機能をこれほど発揮しているとは思ってもみませんでした。




またストーリー進行そのものも章立てされた一本道とはいえ、ある時点から以前の場所へ戻れなくなるというゴエモン3やアコギングの様なヒドイこともありませんでした。




もちろん前の町へも戻れます。よってイベントの未消化やアイテムの取り逃しといった心配も存在しません。




ほか大きな評価要素として2Dステージ攻略時以外はいつでもセーブ出来るのもデカかったです。




ところで今作では、ラスボスの強さと姿がフィールドで度々遭遇する「ある二人組」と関わった回数(出会って会話する)で弱体化するため、これはユニークなアイディアだと思いました。




完全体のラスボスと戦いたい場合、その二人組と関わってはならないという一種のトラップにもなっています(と、いってもフィールドでの彼らは目立つので、初回プレイでは必然的に弱体化したラスボスと戦うことになるでしょう)。




一方で最大限に弱体化したラスボスも、それはそれで一見の価値ありですが。

ミニイベントや収集要素も

ゲーム中は至る場所でミニクエが発生し、町人に話しかけると起こるものが多い。




とりわけ手間がかかるものだと、解決後はまとまった額の両などを入手出来るので、基本はイベを起こして消化しながら進めるのが良い。




もちろん強制ではないが、時間が多少かかる以外にはデメリットも無い。それに後半にならないと解決しきれないものも存在する。のんびりやるべき所だ。




後は、ノストラくん集め。




DS画面をタッチすると、隠れていた謎キャラ・ノストラくんが姿を現すが、コンプすると各キャラの衣装を変えられるというオマケつき(しかも顔グラまで変わるこだわりよう。ゴエモンのはスタッフの悪意が感じられて必見)。




なお、コンプしたセーブデータさえあれば、違うセーブデータで新たにやり直しても着せ替え機能が反映されている。




よって、再度違う顔グラでゲームをやり直せるということ。が、それだけのためにわざわざニューゲームで行うメリットは薄いかもしれない。




ほかに2週目要素などがあれば別だが本作にそんなのは存在しない。というかクリア後要素はあっても歴代のゴエモンは大体そんなものである。




ともあれこの収集要素のおかげで初回のプレイ寿命は多少延びるが、過去に行った場所を再度おとずれる必要も出てくるため、少々骨が折れる作業となる(今回も登場の変態プラズマくんが、未入手のノストラくんのありかを教えてくれる)。




着せ替えもありだが、集めたご褒美として隠しステージ追加とかもあればさらに嬉しかった。でも、そこまで求めるのは流石にワガママかも知れない。




ところで、筆者はノストラくんの頭に乗っているものがウン○にしか見えない。あげく、名前はどう考えても「ノストラダムス」から引っ張ってきたに違いない。




世代な方には、1999年に起こると言われたあの大予言が懐かしまれると思う(クロノトリガーのラヴォス出現の年も、言わずもがなそれを当てがったもの)。

術はオマケ程度

各町の道場で500両払うと、キャラごとに個性あふれる姿へと変化して画面上の敵を一掃してくれる術が学べる。




が、筆者は一度見たら充分だったので、それ以降攻略目的で使うことはほとんど無かった。というよりも、それを使うほど追いつめられるシチュはまず無い(むしろ一切使わなくてもクリアは出来る)。




ただし術が無いと巻物のシステムが死んでしまうので、ゲージがMaxになったらグラ見たさで適当な相手にぶっ放すくらいは行っていた。




派手かつ見た目は面白いので戦闘演出のオマケ程度として考えている。

アドバンスの1・2があると

それを差し込んだ状態で本編を遊ぶと色々な要素が追加される。




それほど多くはないが過去作ファンには結構嬉しいキャラの再登場も(マッギネスとか)。




ほかタイトルから遊べるミニゲームも追加。




何気にゴエモンシリーズのミニゲームはどれも出来が良い様に思える(たった一面だが、雪姫でグラディウスが遊べたのは当時ビビった)。

総評 ★★★★+

今作含め、ほとんどのゴエモンシリーズをクリアした上で、老若男女問わずおススメしたい良アクションアドベンチャー。





以下、箇条書きで特徴や良悪点をまとめ、一言二言で終わりといたします。

  • 原点に立ち戻ったゴエモン、雰囲気がまさしく「和」

  • グラは水墨画タッチでありながら、ゴエモンらしさも出ていて良

  • タッチパネルを使った仕掛けも豊富

  • BGMも良質、リメイク曲が多くシリーズファンにも懐かしい

  • 2Dアクション面は特に難しくないが、一部イベントは多少ストレス、通常フィールドでは敵との距離感もつかみづらいので操作性に関しては少々不満

  • 寄り道イベント多し、ノストラ君集めなどの収集要素もあり、ただサブイベは少々お使い気味

  • アドバンスの1・2があると、懐かしいキャラやミニゲームも追加

  • シナリオはもう少し長ければ良かった(最終作だからこそ、長く楽しみたかったという気持ちの表れ)

DS初期の作品ですが、本編のアクションのみならずミニゲームも豊富で、内容はなかなか充実しています。




一方で周回要素などはなく、クリア後のがっつりとしたやり込みも存在しませんが、片手間にプレイするくらいには、ちょうど良いボリュームです。

※リンク先は参考価格の商品ページです。ショップ内で同商品を検索すると、より安価な出品が見つかることもあります。

それはそうとゴエモンシリーズはこれで最終作としながら、パチスロが出たり、音ゲーのポップンミュージックでは曲のゲストとして出てきてたり、意外と出番は皆無ではない様子(完全新作の兆しは令和となった今でもまったく見られませんが)。






ここからまた少し、サイトのおしゃべり担当に余談を語ってもらって締めにしたいと思います。

筆者は新世代とニューエイジは、ゴエモンとして見ていないらしいからね。

ゲーム中、新世代のゴエモンが牢屋に入れられていたのも結構笑えたらしいよ。

少し哀れだったがな!そういう細かい演出も見られたということだ。

話は変わるが、ヤエ殿には8人も姉妹がいるらしいな!

名前も今作ではじめて「八重」と漢字で書くことが分かるんだ。

最終作で思わぬ新事実だね。お姉ちゃんのヒトエもキャラが立ってたし可愛かったよね!

ちなみに本編中に出てきたMr.五右衛門団って、ゴエモンのアーケードゲームから取ったって話だよ(そんなのもあったんだね)。

まさしく歴史ありか。

これで最後だったとは残念だが。大人の事情というやつなら仕方ないか。

なんでもコナミがゴエモンのドメインを2018年に取得したらしいから、新作が出る期待はゼロじゃないって筆者が思っているらしいよ(もう何年も経ってるけど)。

でも、もうパチスロとかスマホアプリとかじゃなくて、コンシューマーで出る以外は望んでないみたいだね。

これはシリーズファンみんなが思っていることだろうけどさ。

果報は寝て待て、というやつだな。

また、ゴエモンどのたちのあらたな活躍を私も見てみたいところだがな。

了。

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もりそばのはれときどきゲーム
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