読み込み中の一言
コチョン「この読込みのあいだにまばたきしてみて?少し目が休まるよ」
カエデ「1日5分でも良いから何かやってみるといい、いつの間にか没頭していたら占めたものだ」

「ソウルスチールッ!!ゴシックで妖美な探索アクションRPGの金字塔」悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 レビュー(ネタバレ注意!)

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ネタバレなしで要点だけ知りたい方はこちら→要点まとめへ

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ネタバレはイヤだけど……

ネタバレはイヤだけどゲームには興味ありって人は、ここからこの先ネタバレ注意!までなら安心して読めるようにしてあるよ!

それ以降の内容は、ネタバレが問題ない人向けだぞ!

ゲームをすでにプレイ済みの人は思い出を楽しみ、未プレイの人には雰囲気だけでもつかんで、実際にやってみたいと思ってもらえたなら嬉しいな!

情報もろもろ

発売日1997年3月20日
発売元コナミ
開発元コナミ
ジャンル探索型アクションRPG
プレイ環境PS 
※筆者の最新プレイ環境はXbox360(LIVEアーケード DL版にて

おススメする人

以下のような要素が好きな方におススメ

  • アクションRPG
  • 中世ダークファンタジー
  • ゴシック感ばつぐん
  • 一つの広大な迷宮(城)が舞台
  • ヴァンパイアが主人公
  • 美麗なキャラデザイン
  • 悪魔城ドラキュラシリーズ
  • ディテール細やかなグラフィック

プレイ目安時間・ゲームの特徴

クリアまでのプレイ時間は20~25時間くらいだよっ。

冒険する場所はドラキュラ城のみだけど、ボリュームはぎっしり詰まってるよ。

今作は悪魔城ドラキュラシリーズ、それもアクションRPGとしての先駆け的なタイトルなんだ。

広大な迷宮を探索するほど強くなり、行動範囲が広がる「成長の快感」を味わえるのが魅力だな。

豊富な隠し要素や、やり込みもあって、PS時代のアクションRPGの中でもどっぷり楽しめるものになっているぞ!

▼要点だけ知りたい方向け

要点まとめ

  • ひとことでいうと
    ドラキュラの息子アルカードを操り、広大な悪魔城を探索する。ゴシックな雰囲気ばつぐんなアクションRPG
  • 以下が好きな人におススメ
     メトロイドヴァニア/中~長編/中世ダークファンタジー/ゴシック/悪魔城ドラキュラシリーズ
  • 合わないかもしれない人
     ダークな雰囲気は苦手/たくさんの町やダンジョンがないとイヤ
  • プレイ時間
     20~25時間前後
  • 難易度
     中

〇特徴や要点だけで十分な方はここまででも問題ありません。
 ここからはストーリーやゲーム性など、項目別に分けたレビュー本編となっています。

この先ネタバレ注意!














序文

序文といいつつ構成も方向性も考えずに書き進めているせいで大した話が思いつかないので「ソフトそのもの」についての話を少々。

現在多数のプラットフォームにて移植版が出ている今作ですが、無印版は初代PSでのリリースとなっています。

ちなみに筆者が今作をプレイした最新環境は、Xbox360のLIVEアーケード版。

こちらもPS版がベースなため、内容の差異はほとんどありません。

これから遊びたい人に対しては、どのプラットフォームでのプレイがおススメかは所持機種にもよるところです、が。

今普通に遊ぶならPS4の※悪魔城ドラキュラXセレクションほか。

※前作、悪魔城ドラキュラX・血の輪舞と今作が同梱されたカップリングタイトル。

ひそかにPSPの※悪魔城ドラキュラXクロニクルもおススメしておきます。

※血の輪舞のリメイク版ですが、今作も同梱されているため、こちらもお得なタイトルとなっています。(クロニクル本編中にあるアイテムを取得することで今作がアンロックされます)

なおクロニクル側の月下には。セガサターン版でしか遊べなかったマリアモードも搭載しています。

単体ではなく物語の前後作を楽しみきりたいなら、どちらかを選択肢にすると良いでしょう。

今作だけならスマホでも遊べるんだな。

iPhone、android版ね。

スマホ用にUIも調整されてるしゲームコントローラーにも対応してるみたいだから、こういう選択肢もありだね。

感想のスタイル

レビューの各項目につけた★は「個人的な満足度」です。

☆5つで満足、★1つなら不満って意味ね。

ありきたりなスタイルかもだけど、見た目で分かりやすいからとりあえずそれでやっていってまーす!

★★★+や★★★★―のように表記することもあるぞ。

次の★数まであと少しで達する、達したが少々物足りないという感じの微妙さ加減を表していると思って欲しいな。

シナリオ・ストーリー ★★★+

一言でいうなら「父を否定する息子の物語」。

前作、血の輪舞でのクライマックスバトルを体験後、本編へと突入し、操作キャラも前作主人公・リヒターから今作主人公アルカードへと移る。

こちらが脈絡をつかみやすくするための巧みな流れ。

また、かつてのシモンやラルフ時代のドラキュラと比べて、ドラマ性は比較できないほどパワーアップ。

といいつつ、実際はアルカード対〇〇の会話イベントがいくつかあるのみ。

それでもエピローグでの伯爵とアルカード親子の最後の対話。

アルカードが父に投げかけたいくつもの言葉こそが、プレイヤーの心中を良い方向で代弁してくれた、今作一のハイライト。

ここはいつ見てもウルッとさせられます。

「私は、間違っていたのか……」←パパのこのセリフがトドメ。

打倒の達成感よりもの悲しさが勝る、勧善懲悪とはけっしていえない結末。

シナリオの奥底に感じられた「空虚感」が、あの場面に集約されていたと、筆者はそう考えています。

未プレイであればこそ、上記シーンは是非とも実プレイにて見てほしいと思っています。

主人公は彼方サイドの存在

これまではドラキュラVSヴァンパイアハンターというベースのもと、当然主人公もシモン、ラルフといったハンター。

彼らを操り、ラスボスであるドラキュラを倒す……という紋切り型だった。

しかし今作での主人公は※ドラキュラ伯爵の息子。

※細かくは伯爵と人間の女性・リサとのあいだに生まれた混血児。いわゆるダンピール。

シリーズの宿敵サイドのキャラを主人公に据えたことが、一つの特異性にもなっている。

……まあ、ひそかに悪魔城伝説でも出てたんですけどね。

アルカードは。

てなもんで父親と対峙するのは2度目。(OPでもかつて父を倒したことについてふれている)

なお、伝説の時はホントの意味?でドラキュラ伯爵っぽい典型デザインでしたが、今作で一気にゴシックテイストな美男子になったもよう。

キャラ性も立って、人気も出たのか、以降のシリーズにもちょくちょく登場する。(暁、蒼月などなど)

……なんだったらメーカー越境で、スマブラ(アシストフィギュアとして)にも出てますしね。

限られた出番でもキャラ性が感じられる

節目節目にさまざまな人物が姿を見せ、否応なしに彼ら彼女らと関わるアルカード。

イベント総数は多くないが、全編フルボイスで臨場感があり、たとえワンシーンでも人物像はしっかりと感じ取れる。

アルカード自身は基本的にクールで、他者にはほぼ無関心。(思いやりがないわけではない)

前作の主人公リヒターは、熱血と冷静さを両立させたような大人な男性。

残念ながら「素の彼」はオープニングバトル、悪魔城最上階での一幕、エンディングと、マリアに劣る出番数。

他シリーズでも出番の多い死神(デス)は、主の息子であるアルカードに表向きの礼節は尽くすものの「それ以上関わってきたらやってやっかんな」的な、どすの利いた警告を発してくる。

死を司る者の迫力たっぷりで、さすがは「ドラキュラの腹心」といったところ。

ついでにアルカード愛用の装備まで取り上げて去るあたりも抜かりない。

一方、それなりの悪役なはずのシャフトは、どこかポッと出感がぬぐえない。

ボイス効果がえぐすぎて、地声なのかどうかも分からないあたり邪悪な感じはしたが。

あまり強くもないためか、直後に出てくる伯爵の前座もいいとこで、同じく出番1か所なサキュバスよりもインパクト薄。

当のサキュバスは夢魔ということで、悪夢を用いた狡猾さ(妖艶さも)がもろに出ていた。

※紫のセーブポイントが怖かったので、彼女に関しては、そっちのインパクトの方が強いかもしれない。

※本来のセーブポイントと色も形も明らかに異なるため、一体なんだと警戒しつつ利用してみると……。

マリアは……今作で一番つかめない性格だった。

真面目でありつつクールっぽくもある、形容しがたい性格、ちなみに17歳。

ジャンル分類しづらい不思議ヒロインといったところ。(個性?といえば動物をあやつる能力くらい)

爺「ひっひっひ、私をお忘れかな?」

そういえば、あなたには一番お世話になりましたねw(ショップ+αの役割)

デュプリケーター(500000)買うまでそこそこの時間もかかったっけね。

いつ、そんな関係に?

たとえば洋画などで、出会って幾日も経っていないのにも関わらず、主人公と脇役の男性or女性がキス~それ以上の仲へと突然変化する。

アクションやサスペンスなど、切羽詰まった状況が続くジャンルなら「吊り橋効果」で、会ったばかりの2人が同じ時間を過ごし、一気に仲が進展するのも分からなくもない。

しかし、今作のヒロイン・マリアとアルカードはそれぞれが別行動、会話を交わすのもわずか数回。

……にもかかわらず、隠しEDでは彼を想うあまり、リヒターと別れてアルカードに着いて行くというオチ。

どこをどう見ても、そこまでの仲になるほどの決定打なイベントはなかったように思えるが。

「あれ」を「描写不足」とするか 「見えないところで実はロマンスがあった」と解釈するかはプレイヤー次第かもしれない。

――まさかED後は2人仲良く、一つの棺桶の中で長い眠りにつくわけではあるまいな?(マリアのあの感じなら、アルカードを無理やり引っ張って世界中を旅してまわるとかそういう感じになりそうだけれど……)

そうなるとほぼ不老長寿のアルカードはともかく、マリアの身体は……

ファンタジックな世界観なので「肉体が腐らない薬や秘法」などありそうなもの。

でも、ドラキュラということでやっぱりあれだろうか?

アルカードに噛んでもらって自らも夜の一族の仲間入り。

それが、妥当な線に思える。

――と、ダークロマンス展開にイメージをはせたところでこの話は終わり。

ともあれ、こんなアフターを想像できるあたり、あのEDが実はかなり良い塩梅で収まったようにも感じられてきました。

ゲーム性・システム ★★★★

2Dドットでゴシックテイストな、メトロイドヴァニアBY悪魔城ドラキュラ。

探索エリアも豊富で、※この時代のアクションRPGとして考えてもボリュームは十分。

初見プレイ前提で他タイトルとも比較するなら、同時期発売のアランドラよりも5割増し、後年発売のブレイブフェンサー武蔵伝やデュープリズムと比べて2倍ほど上です。(後者2タイトルは15時間もあればクリア可)

↑もっとも、比べる対象がアクションRPGという大きなくくりでしかなく、プレイヤーによって異なる難易度、そもそも別ゲーシステムの差異もあるため、誤解を招かないように、あくまで筆者主観の話ということをひっそり付しておきます。

RPG要素・必殺技・魔導器・使い魔etc……豊富すぎるシステムたち

色々詰まった内容ゆえに、何から挙げればよいかといったところだが。

こういう時のために、箇条書きっていうもんがあるんだよ。

ほれ、筆者とっとと書きな。

こうふっとかないと、いつものようにだらだらやりかねないからね。

  • レベルやステータスなど育成の概念アリ
  • 格ゲーのようにコマンド入力で技が出せる
  • 豊富な装備&アイテムが存在、ショップもある
  • さまざまなシチュエーションで入手する魔導器により、新たなアクションや機能が解禁され、探索箇所が広がる
  • アルカードをサポートしてくれる使い魔を召喚できる。全7種。
  • 数種類のEDあり
  • クリアデータで2周目が遊べたり、隠し要素が解禁されたりなどやり込みも完備

昔のアクション一徹なドラキュラのように、プレイヤー次第で難度が変動するものではなく。

とりわけRPG要素がふんだんなため、レベリングや装備を整えてさえいけば、誰にでもクリアできるものになっています。

また上でふれたように、城内に散らばる魔導器取得によって、アルカードの探索範囲が増加するところは「ゲームを進めている快感」をしっかり味わえる良点の一つ。

※探索がどのくらい進んだかは、セーブデータに表示されるMAP踏破のパーセンテージから確認ができます。

さらに城内の各地点にはワープポイントが設けられ、各所への大まかなショートカットが可能なこと。

セーブポイントで全快するのもユーザーライク。

――と、こんな感じでしょうか。

おお、わりかしコンパクトにまとめたじゃないか。

やればできるのだな。

こういうのがコンスタントにできるようになればいいんだけどね。

(でも筆者のことだから、この後すぐグダグダになると思うけどね)

とりあえず出したくなる技・ソウルスチール

アルカード最強技(と個人的に思っている)ソウルスチール。

エフェクト、アニメーションはあっさり。

だが、コマンド成功時には即時発動し、画面内にいる敵すべてにヒットさせ、体力を吸収するという絶大な効果を持つ(1ヒットで8ポイント吸収)

ザコ処理にはもちろん、ボス戦でのHP回復もこれ一つでいける。(筆者は全技中、ケタ違いレベルでお世話になった)

そして実用性のほかにも。

ザンギエフのスクリューパイルドライバー、豪鬼の瞬獄殺。

ギースのレイジングストーム、八神庵の豺華といった、各種格ゲーの難コマンド技を意図的に出せた時の快感が※手軽に味わえるのも魅力。

※ソウルスチールのコマンドは右向き時に←→↘↓↙←→+□or〇
 ……と、よその格ゲーでいう超必殺技クラスのコマンド数。
 しかしコマンド判定が体感緩めで、格ゲー苦手な人でも成功率は高い。
 実際に格ゲー不得手な人が、2~3回に1回、コンスタントに成功するのを目の前で見ている。

スケルトンの群れなど、手ごろな集団をわざわざ探してぶっ放すのは、多分筆者だけじゃないはず。(特にスケルトン系は倒したときに骨が高音を立てて砕けるサウンドが鳴るため、快感度はゾクゾクもの)

ただ一つのデメリットはMP消費量(50消費)が随一なこと。

後半でも数発放てれば御の字。

が、レベリングで50(1回分)確保できるだけでも世界が変わるので、しばしの我慢。

なお、ほかでそこそこ使った技は、4つ自動追尾の球(魂)を放つテトラスピリット、オオカミ形態時のアクセルチャージとコウモリ形態時の体当たり飛行(名前忘れた)くらい。

一方で活用機会が限られるダークメタモルフォーゼ、演出が実に「ぽく」っても、炎発射まで4~5秒かかるヘルファイアの2つは存在すら忘れることがあった

らしくて好きなんですけどね。

難度崩壊、夜の血族の盾に秘められた力

後半はいくつかの壊れ性能の装備により、難易度が大きく下落することも今作の特徴。

その一角を担うアイテムの話を以下より。

まず隠し……というものでもないが、本作ではシールドロッド、レムリアソードの二種の武器を使用(Y+AでMP消費)することで、各種盾に封じられた特殊効果を発動できる。

その効果の種類は攻撃補助と多様なものがそろっているが、中でもアルカードが序盤でデスに持っていかれた装備の一つ、アルカードシールドに眠る力がちょっとばかり限度を超えている。

端的に効果を書くと。

盾をかまえて敵に接触するだけで、MAX255ダメージを「パパパパパパパ……」と高速連続ヒットさせ、かつ1ヒットごとに体力すら吸収する。

もちろん効果(MP)が続くまで。

真祖ドラキュラ(ラスボス)ですら秒殺だよ。

……これさ、デス倒してアルカードシリーズの装備取り戻した時点で、バトル難度吹き飛ぶよね。

伯爵を凌駕する強さのガラモスにすら同様だからな。

「アレ」を分かっているほど封印すべき攻撃方法に思えてくるな。

もしくはどうしても真祖やガラモス(本作ではこの2体がトップクラスの強さ)が正攻法で倒せないといった時の救済程度に。

もっとも。

アルカードシールドまで及ばずとも、※ヴァルマンウェというチート剣の存在もあるため、こういう装備(ほかの有益装備の存在も後半に集中)を入手するほど難易度下落する仕様になっているともいえる。

キュイキュウのレアドロップ、ノーヒント。1回振るだけで4ヒット、しかもソニックブレードと同様に移動しながら攻撃可能。
 実際に振り回すと存分にその効果が理解できるが、まさしくチート剣。
 2本用意し、両手に装備して交互に攻撃ボタンを押すとタイムラグなしで延々と振り回せる。
 なお↑でキュイと書いたのは誤字、自分で入力したわりに面白かったので消さずにあえて残した。
 フリーザ配下かよ。

音楽・サウンド ★★★★+

どの曲もメロディ重視で耳に残りやすく、妖美&ダークな本作の世界観に似合いすぎています。

周囲の敵をさっさと片付け、足を止めて曲を堪能することも多々あり。(メニュー画面開くと無音になっちゃうので)

これで雰囲気に再没入。

しっかし、すげーなー作曲のひと。

和風ジャンル以外は網羅されていた気がするし。

ちなみに筆者にとって、鼻歌や口ずさめるタイプのBGMはすべて良曲です。

ご多分にもれず、今作のBGMもほぼすべてがそうでした。

……ま、そんなのしらねーよってな。

お気にのBGM

各所で流れるBGMの特にいいなーって思ったものとコメントをいくつか(筆者にとって全て良曲ですが、さすがにそれ全部は書けません)

なお正式な曲名は省き、どの場所で聴けるかくらいにしておこうと思います。

っと、ここはボクにやらせてんか?

アンタの下手なコメントよりボクがしゃべった方が面白味あると思うで!

なぜに急な関西弁……(ここにはじめて訪れた人にこのノリが伝わることは絶対にないな)

〇城入り口

しょっぱなのエリアで掛かる曲だよ。(タイミング的にはデスに会った後)

かっちょいいメロディフレーズの後にちょっぴり涼しげな感じになるの。

あそこ良いんだよね。

〇失われた彩画

イントロから耳持っていく系。

チャンチャチャチャン♪からはじまる綺麗な旋律、通しで漂う切なさがやばいんだってコレ。

語彙のなさを旋律やら漂うやらの語句で補おうとしてないか?

筆者からしてもこの曲は今作で1、2を競うほど好きなBGMです。

コチョンではありませんが、音色がクリアで綺麗ってだけじゃなく、切ないというか寂しいフレーズ。

リライト上等につき、BGMはまだ追加予定です。

〇隠し要素として聴くことが出来る「あの曲」はひと際、絶品

本作で好きな楽曲を3つ4つ挙げろと言われたら、真っ先に思いつくのが「夜曲」。

少な目フレーズの名曲。静かに穏やかに心に残りつづけるような曲。

また、普通にプレイしているだけでは恐らく聴くことがない特別感も味わえるレア曲でもある。

まず手段を書いてしまうが、ようせい(半妖精)を呼び出した状態で、アルカードを椅子に座らせ、しばらく待てば歌いだす。

それだけ。

※初版では歌わない。歌うのはベスト版、PSoneBooks系。これらの移植版でも可。
 また半妖精のレベルが高いほど、歌いだすまでの時間が短いという情報もあり。
 椅子に何度か座りなおしてしばらく待つ(1分ほど)ことを繰り返せば、レベルにかかわらずいつかは歌ってくれる。
 

ごほん……

「虫の声がまばらな森深く、明かりが絶えた小屋の窓際で、おとぎ話に出てきそうな妖精が枠にもたれかかり、黎明の空を物憂げにながめ、口ずさんでいる」……そんな情景が思い浮かぶんだな?

いうなれば、静寂に包まれた環境で妖精がひとり、誰にも聞かれない歌を口ずさむような——そんな孤独で幻想的な空気をまとった曲、といったところか。

なーにそれ。

ポエム?

ち、ちがうっ、これは筆者どのの考えた感想を代理でいっただけだ。

大体、私だってこっぱずかしいんだからな。

こんな出来の悪い詩もどきを口に出すのは。

あ、なるほど、筆者がね(何気にカエデもずっしりなボディブローかましたな)

そらセンスもへったくれもないわな。

ちなみに大事なことを忘れてるんだけど。

この曲とエンディングだけなんだよね、ボーカル付きなの!

※なお夜曲を歌う半妖精の声は椎名へきるという女性声優の方が吹き込んでいらっしゃいます。(通常の妖精の声も同氏が担当)
 出演作は、はたらく細胞BLACK・ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation・覇王大系リューナイトなど(ほか多作品)

印象深かったサウンドやボイス

列挙。

・アルカードの「なんだっ!?」

一部状態異常時などに聴ける。
意図的に聴く場合、アックスアーマーの鎧を装備するのが手軽でノーリスク。

・アラストール&ブーローの「喰らえい!」

いやらしさと邪悪さの両方が感じられる、個人的お気に入りボイス。
これ聴きたさに、わざわざ逆さ城の死翼の間くんだりまで赴くこともある筆者。

・アリオルムナス&サウジーネの「えーいっ!」

そんな元気娘な声で魔法使うんだ。

・リヒターの「グランドクロスッ!!」

ちょっと楽しみ方がよそとは異なるが、リヒターモードのバグ技で、城門が閉じるギリギリで滑り込みジャンプするとき、これを叫ぶ彼。
初見時は食道がどっかいっちゃうんじゃないかと思うくらい、クッソ笑った。

思い出したら&再プレイにて、追加予定あり。

グラフィック・見た目 ★★★★

等身はリアルな2Dドットグラ。

見た目はこれで十分良し、むしろ筆者の好み。

ディテールも細やかで、レトロゲーのピクセルアート好きなら9割9分は刺さるはずです。

キャラ、エフェクトともどもアニメーションが豊富なので、いつプレイしても目を飽きさせない領域。

エリアごとの背景の鮮やかさ、荘厳さにも脱帽。

めっちゃゴシカルだよねー!

エンタシスな感じとか。

序盤の錬金研究棟からいきなりやってくれるもんな。

そらーね

ヴァンパイアなキャラに漏れず、主人公アルカードは超絶美形男子。

切れ長で端正な目鼻立ち、ブロンドのウェービーヘアーがステータスウィンドウに映える。

その美形っぷりは意外にも本編でふれられることはほとんどないが、唯一サキュバスのみが撃破後に「その美しさ……」という言葉を発する。

このセリフこそ、彼が人間離れしたイケメンであることの証左。

と、まあ、顔見れば分かるんですけどね。(じっと見ると少しドキドキしてきます)

いくつかの印象深いグラフィック

多すぎて、絞るというよりも、思いつき順に思うまま書いています。

読みづらい場合は飛ばしてください。(うちはテキストメインにつき基本的に画像は載せておらず、見た目の面白さは一切ありません)

・エビル

アンモナイト風な頭部・口元から伸びる触手・長く太ましい上腕と大きなかぎ爪・一転その巨体に不釣り合いな小さめの翼と鳥のような細足。
歪なミックス具合で生理的嫌悪感をもよおす良?デザイン。
外見や魔物図鑑の説明を包括した感じ、おそらく元ネタはクトゥルフ。
むしろ図鑑には太古の支配者とか書いちゃってるもんな。

・レギオン(と、こいつが居る場所の背景)

いくつかの触手を持つ、生命体の核のようなものが本体。
その本体を覆うように無数のゾンビがひっついて球体を成しており、その箇所へとダメージを与えるたびにボトボトと剥がれ落ちていく。
叫び声とともに崩れ、なおこちらへにじり寄ってくるゾンビの集団は、まさに死者の行進。
背景や足元にはおびただしい骸骨の山。
これらがかつてのゾンビたちのなれの果てであることは容易に想像がつく。
ベルゼブブと並んで本作でも屈指の絵面および、エビルとも別ベクトルの嫌悪感をまねくボス。
おえええーーッ!
そういう話とは別に、コイツらにソウルスチールをぷっぱなすとめっちゃ気持ちいいです。

・ベルゼブブ

件の閣下。
鎖付きの釣り針で身体を何か所もくくられ、天井から吊り下げられた巨大な悪魔。
身体のあちこちが傷だらけで欠損し、中身(臓物)まで露出している醜悪なグラフィック。
コラン・ド・プランシー著「地獄の辞典」の挿絵を彷彿とさせる大蠅を使役し、飛ばしてくる様は「蠅の王」の名に偽りなし。(画面手前から蠅たちをブブブと呼び出す演出もキツい)
が、先のレギオンと並び、食事中には絶対に見たくない相手。
おえええええーッ!!
――なお、魔物図鑑では「最近毛が薄くなったのが悩みらしい」と記載されている。
いやいやいや!!そこ!?

・真祖ドラキュラ

怪物となってアグレッシブな動きでリヒターと戦った時と異なり、此度の御大は玉座前で威厳たっぷりに佇んでいるのみ。
が、そのマントからは有象無象の魔物が姿を見せ。
巨大な腕と翼を左右いっぱいに広げたグロテスクな姿へと変貌。
もっぱらラスボスというもの(筆者イメ)は、コンパクトにまとまった人型形態か、ゴテゴテにパーツをくっつけた化け物じみた姿のどちらかが多い。
彼の場合はその両立を成したパターン。
高速でうごめく背景も相まって、混沌とした悪魔城そのものを伯爵自身が体現したかにも思えてくる。

「在るべきところに帰れっ!」

――生あるものを愛せなくなった孤独な城主に、どうか、あなたの手で久遠の安らぎを。

なーんて、しめっぽく終わらせようとしてもダメだからね。

そういうのは初見の時だけで、結局筆者だって2回目以降は武器や道具のサンドバック代わりにしてたじゃん。

パパを。(ついでに前戦のシャフトも)

(一旦倒したボスと再戦できない以上、手ごろな相手が伯爵以外に残らないものな)

筆者「だって」ということはコチョンどの「も」ではないのか?

そりゃね、アルカードシールド(シールドロッド使用後)で何度瞬殺したか。

久遠の安らぎとはほど遠い扱いだな。

哀れな。

総まとめ ★★★★+

2DドットのメトロイドヴァニアBY悪魔城ドラキュラ。

このゲームってどういうやつ?と聞かれて端的に答えるならこうです。

こんな一言で片づけられるほどのゲームではないんですがね。

魔性の存在なれど、父と子の虚しい対立を描いた悲劇的シナリオ。

アドベンチャー要素も豊富、ハンター側ではなくドラキュラサイドのキャラが主人公という意外性。

そもそも当サイトのレビューは個人感想満載の読み物ですが、この月下のレビューに関しては「中世ファンタジー・ゴシック・アクションRPG、この3つが好きならやって損はしない」。

と、より強い主観の言葉でもって現在の締めといたします。

了。

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もりそばのはれときどきゲーム
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