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「ローグライク&魔物収集育成&ライフシムの盛り合わせ?」アザーライフアザードリームス レビュー(ネタバレ注意!)

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ネタバレはイヤだけど……

ネタバレはイヤだけどゲームには興味ありって人は、ここからこの先ネタバレ注意!までを読んで参考にしてね!

初プレイの楽しみを大事にしたい人は、そこまでなら安心して読める内容にしてあるよ!

それ以降の内容は、ネタバレが問題ない人向けだぞ!

ゲームをすでにプレイ済みの人は思い出を楽しみ、未プレイの人には雰囲気だけでもつかんで、実際にやってみたいと思ってもらえたなら嬉しいな!

情報もろもろ

発売日1997年11月13日
発売元コナミ
開発元コナミ
ジャンルローグライク
プレイ環境PS

おススメする人

以下のような要素が好きな方におススメ

  • ベースはローグライク(不思議のダンジョン系)
  • 女の子たちとの恋愛要素あり
  • モンスター育成&収集要素あり
  • 街では施設の建設や自宅改築&家具の設置などが可能
  • メインシナリオはオマケ程度で良い

プレイ目安時間・ゲームの特徴

クリアまでのプレイ時間は20~40時間くらいだよっ。

この手のゲーム(ローグライク系)って運もそうだけど、個人差(プレイヤースキル)によるものも大きいからあくまで目安ね。

やっぱりいくらかは主人公の武器や盾を鍛えたり、魔物も育成していったりしなきゃキツイし、サブイベントをスキップしたとしても10時間程度では終われないはずだよ。

このゲームでは限られた舞台ながらも、迷宮での戦略的な戦いと探索、街での仮想生活(ライフシムというやつ)がいっぺんに楽しめるんだ。

住人の願いや悩みを解決する過程で、新たな施設を建てられるほか、女の子たちとの交流も行えるなど、やれることが盛りだくさんといったところだな!

迷宮(魔物の塔)で手に入る魔物の卵を孵化させて、仲間として育てることも出来るし、数も結構多いから、魔物集め&育成を同時に楽しめるようになってるんだよね。

主人公一人でも戦うことは出来るけど、魔物の手を借りながら塔での探索を進めることが何よりの攻略のカギなんだ。

それに魔物同士を融合させることで魔法が増えたり特性が引き継がれたりするし、より強い魔物を作り出すのにこだわるのも楽しみ方の一つだね!

……手放しで良いところのみを挙げるなら以上のようになってはいる。

が、魔物育成・収集以外の要素は広く浅めというべきで、そこまで深ーく作り込まれているというワケでもないんだ(過度な期待をするとあっさりめに感じてしまうからな)

初代PSのタイトルでここまで遊べたら充分――。

と、いう感じで割り切ってプレイするのが良いと思うぞ。

後、バグとフリーズが少なくないってのがちょっと……だったけどね。

きっかけの行動や現象(どれも限定的だけど……)さえ起こら(起こさ)なければ、クリアまではちゃんと辿り着けるから安心はしてほしいけど。

だた不具合は「通常版」に限っての話で、後々リリースされたベスト版では改善されてるみたい!

プレミアソフトになっちゃってるけどね……(ある程度の不具合には目をつむって格安の通常版をプレイするか、高くても快適性をとるか、こればっかりは人によるんだよね)

この先ネタバレ注意!














序文

本作のリリース日は1997年11月。

同年1月末には同機種にてFF7、7月には初代アーマードコア、9月にはブレスオブファイア3(レビューあり)などが発売されており、初代PSの名作ラインナップがにぎわいをみせていた時代だったように思われます。

本作アザーライフ・アザードリームス(略してアザアザ)は、その最中に発売されたマイナー(で、あったかはともかく、知る人ぞ知る作品であることはまちがいないかと)タイトルの一つ。

そんな本作のパッケージを見やると、主人公を中心に何やら女の子たちが集まっている。

どハーレムな構図から単なる恋愛シミュレーションかと思いきや。

いや。

「思いきや」ではなく、結果半分は当たっていたのですが。

その実、数多のモンスターを収集&育成し、潜るたびに形の変わるダンジョンを探索しつつ(世にいうローグライク)施設建設に自宅増築や家具の購入、人々との交流などゲーム内生活を疑似体験可能なほか。

さらに件の恋愛要素までが加えられた……。(ときメモシリーズを手掛けたコナミが開発元だったゆえか、メインシナリオ以上に力が入っていたように感じられました)

大まかにはそういう盛りだくさんな内容だったワケです。

むしろ初中期のPSソフトにここまでの要素を良く詰め込んだなと思えたほど。

手放しで良いトコだけを拾ったなら、そういうゲームということにはなります。

異論があることを承知で書きますが、いまや人気シリーズとなった※ルーンファクトリーシリーズの先駆けのような作品にも感じられました。

※もっともあちらは牧場物語ベースにバトルやモンスター収集、恋愛要素などを加えたゲーム性なので、ローグライクなこちらとは似て非なるもの。

反面、ゲームプレイにおいてはなかなかに致命的な問題もこのタイトルは抱えており……。(ストレートにいってしまうとバグやフリーズがそこそこある)

それさえなければ……といったところです。

にも関わらずレビューを書いたというのは、バグ&フリーズを含めても筆者自身がそれなりに楽しめたからこそでもありますが。

評価スタイル

ここからはストーリーや総評まで各要素を分けて☆☆☆☆☆って感じの、お星さま評価をさせてもらってるよ!

☆5つならめっちゃ満足、★1つなら不満って感じでね。

ちょっぴりありきたりな評価の仕方だけどね。

★★★+や★★★★―のように評価させてもらうこともあるぞ。

これは次の★数まであと少しで達する、達したが少々物足りないといった微妙さ加減を表していると思って欲しいな。

シナリオ・ストーリー ★★

一つの街、一つの迷宮(塔)。

閉じられた狭き舞台で展開することを踏まえても、物足りないかなーというのが正直なところ。

なにぶん、シナリオ上で起こる「らしい」出来事は塔の上階で起こる数イベントのみ。

ラスボス扱いの人物(ベルド)が脈絡もなく出現する上、シナリオのカギを握るはずの父親の詳細もあっさりな感じで終了します。(と、いうより一枚絵付きの回想でしか出てこない)

消化不良感をお腹へと残してエンディング。

その後は何事もなかったかのように再び塔へ入り、アイテムやお金をゲットして街へともどる、ローグライクプレイの繰り返しな日々となります。(ゲーム性を考えればそれで正解なのでしょうが)

クリア後のシナリオやお楽しみなどは存在しません。

――簡素な書き方でも、お分かり頂けたかと思いますが。

メインストーリーはそこはかとなく希薄で、いわばオマケのようなものに収まっています。

もっとも、なにか主題となる筋道シナリオがなければ、本当に無味となってしまうので、最後の最後であろうと「父親に起こったことの真相や、塔頂上での仇敵との邂逅」にふれたイベントがあったことだけは良かったと。

むしろこれらが悪いということではなく、本作の内容がシナリオにそこまで重きを置いていたわけではなさそうなので、ストーリー付きローグライクと割り切った方が吉なように思えました。

ここで本作の導入をざっくり。

と、いってもそのほとんどはOPでも語られるため、ここではさらに圧縮して書いています。(必要なかったかもしれませんが)

何なら本作のドラマ性はOPのシーンに集約されているといって過言ではありません。

①物語の舞台、砂漠の街モンスバイアには数多くの魔物が生息する塔がある。

②高値で取引される魔物の卵(卵から育て、人に慣れた魔物も含め)を手に入れるため、世界中のトレジャーハンターが街へと集い、危険をかえりみず塔での探索を行う。

③主人公(たらこくちびる)の父親・ガイ(こちらもたらこくちびる)は魔物と心を通じ合わる力を持った一流の魔物使いで、彼も塔での探索を日々行うトレジャーハンターの1人だった。

④そんなたらこくちびる(父)がある日、塔で行方知れずになる。(シーンのセリフからはトレジャーハンターの中で初めて塔の最上階へ到達した凄腕であることは確かなよう)

⑤時が経ち、15歳の誕生日を迎えたたらこくちびる(息子)は成人の儀(街では15歳になると成人として扱われる)を終え、塔へ入ることが許される……。

――なぞらえると、ファンタジックな匂いがプンプンですが……。

……いいのか?

途中途中で筋を台無しにするような表現があったが。

「たらこくちびる」ってとこ?

まーまちがいではないからね。

主人公に関してはセルフィ(ヒロインの1人)に「そのまんま」の名前で呼ばれるし。

数多くのゲームの中でも珍しいタイプ(たらこくちびる)なキャラデザだからね。

ここで先ほどの導入部に関して補足的なことを。

「魔物の卵は高値で売れる」

主人公は父親のような魔物使いになりたい……というよりも、むしろ「貧乏な我が家の家計を支えるため」に、卵の入手を目的として塔の探索をはじめるところ。

変に大きな使命も背負わず、これについてはやたらリアルな動機で良いなと思えましたが。

ラスボス戦は……

31Fに到達した際いきなり現れては、シナリオの回収を急ぐかのように身勝手にあれこれ語り出し、40Fではラスボスとして待ち受ける魔導士ベルド。

そして。

ラスボス然とした攻撃力めちゃ高な彼との戦いはなんと負けることで決着がつく。

……へ?

と、なること請け合いなので、念のために大きな声でもう一度。

彼とのバトルは負けることで決着がつく

――細かくはベルドの攻撃によって主人公の体力がゼロになった時点でバトルが終了する。

ちなみに彼にいくら攻撃や魔法を仕掛けようとも絶対に倒すことはできない仕様。

つまりラストバトルの形をとった、ただの負けイベント戦となっており、最上階である40Fに到達した時点でクリアしたのと同然ということ。

なおバトルイベント後は、主人公の相方キューンによる寝返りからの寝返りによって、ヤツは窮地へと立たされる。

さらに特撮ヒーローものの逆転劇のような展開と、キューンのちょっとこっぱずかしいセリフと必殺技名とともにラスボス(というのもおこがましい)ベルドは潔さの欠片もない言葉を残して散っていく。

んで、まもなくEDという。

ラストバトルはさぞかし壮絶であろうと思い、色々と準備したのにも関わらずまさかの肩透かし。

よそのRPGでは物語の途中か、もしくは強敵との一戦目に持ってくるような負けバトルを、最後の最後に用意していたとは。

意表を突くにしても斬新すぎやしませんかね

むしろメインは街での交流

ゲーム開始時(恒例の名前決め)に登場する、ちょっぴり生意気な天使のセリフに期待してしまいがちだが。

もう1つの人生……もといフリーシナリオとするには展開の多様さはほぼ無いに等しく、シナリオは前述したとおり味薄な一本道。

メインシナリオはともかく、ほとんどのサブイベントをすっとばすことも出来る。(まさかそのスルーをふくめて、もう1つの人生とうたっているワケではあるまいな?)

が、街ではユニークな住人が多数生活しているため、塔での探索のみに徹するのは非常にもったいない話。

そこら中の人に手あたり次第話しかけて見るのが吉。

むしろ本作のイベントのほとんどは、街での人々とのかかわりによって起こるものがほとんど。

演芸場を建てようともくろんでいる関西人。(演芸場を建てると、彼とコンビで漫才のミニゲームを行うことも出来る)

患者が少なく資金が乏しいため、病院経営が立ちゆかない医師。

ニュエル(魔物)に騎乗して行うスポーツ(要は競馬)に思いを馳せるおじさんなど。

街にはそうした夢や悩みを持った人々がそれなりに居るため、その願望を叶えてあげることも主人公の役割の一つ。

と、いっても。

たいてい「金」さえあれば全てが丸く収まるという。(大体の人の悩みはこれで一発解決)

単純明快ながらも現実性を縮小化したような世界観もまた魅力?の一つといったところ。

街の住人の願い(建設or増築)の大半を銭で叶える主人公はもはや成金市長のごとく。

――あ、なんか脱線してしまった。

ほーら始まった。

項目の主題から脱線する筆者の悪ノリ。

交流っていうよりお金でどうにかなるって感じの話じゃん。

そこを補助するのも我らの役目だからな。

さて。

本作では塔での冒険の進捗とともに人々の会話も変化していくな。

「もう○階まで到達したのか!」みたいに、主人公の活躍をもてはやしたり、褒めてくれたりとかね!

ほかの会話内容もやたら庶民的っていうかコミカルなのが多いし。

生活感は確かに感じられるから、街の人との会話はエッセンス的な意味でも欠かせないね。

一番のメインディッシュは恋愛イベ?

ウリでもある女の子たちとの恋愛要素。

まちがいなくメインシナリオ以上のメインになっている。

といいつつ、基本的には塔での冒険と並行し、会話を重ねてイベントを起こし、それを解決しながら仲を進展させていくのみ。

また、よその恋愛シミュレーションと比べて関連イベントはそこまで多くはなく。(それぞれ両手で指折るくらいで間に合う数)

しかし大きな特徴として……。

みんなと仲良くなれるんだよね!

つまり全員同時攻略可能ってやつ。

いいのか?コレ。

普通、殿方というものは一人の女性と関係を育むのが当たり前と思っていたが。

無論その逆も然りで。

考えが古いなー(カエデにときメモ⦅ガールズサイド⦆とかやらせてみたいな)

古いとかいうな。

至極健全なことだろうに。

まーまー、その是々非々はともかく。

こういう仮想の世界ならではってことで、全員と仲良くなれば最終的にハーレム状態にもなれるっていうね。

その様子もまさしくパッケージのごたる!

ちなみに攻略した女の子たちのアイコンは、セーブデータのとこにも追加されていくんだ。

やはりおいそれと好感が持てる話には思えないんだが……。

(アレか?人間相手に⦅攻略⦆とかいう表現を使っているからか?)

カエデが渋くなるのはもっともながら、本作の「それ」は別にそこまで込み入ったものではなく。

女の子同士の血で血を洗う恋愛抗争(揉め事)が起こることも無ければ。

ほかの女の子をなぎ倒し、残った一人だけが「私だけを見てほしいの……」といってくるような、どこぞの重たい展開にもならず。

女の子同士でひとまずは共存体制をとっている、ハーレムを達成しようと絵面はそんな感じ。

また、どの娘も最終的に立ち絵が変化(ポージングも変わり、主人公を見る顔がひと際キラキラする)して、毎朝起こしに来て、家に居座り、お出かけのキスをしてくる。

仲を深めても、せいぜいそのくらいのもので収まっている。(個別EDというものもなし)

もっとも仲良くなった女の子が多ければ多いほど絵面はすごいことになるが。(特に自宅から出る時)

ともあれこれら女の子との恋愛イベントをコンプして、ハーレム状態を作り出すことが本作の一つの目標でもあるワケで。

あ、大事なことを。

本作では好感度といったパラメーターは存在しません。

女の子と仲良くなるには関連イベントを消化するのみです。

プレゼントという要素も何気にありますが、ものによっての反応のちがいを見られるだけとなっています。

そのため好感度の上下といった概念もありません。

ご承知のうえお楽しみください。(誰に言っている?)

女の子たちの概要・所感

ここで各々についての話を。

また攻略(ゲーム然としながらも言い方が失礼なような)済みの女の子は、後々塔での攻略にも付随して再開するプール(塔で入手するアイテムを管理人に渡すことで)で各々の水着姿を見ることが可能。

「そちら」についてはカエデ、コチョンによるコメントにて。

○ニコ

ボーイッシュな口調で快活な幼馴染。

緑色でお団子ツインな15歳。

ピエロのような装飾がアクセントな、解放的というよりやや露出過多の衣装。(舞台が気温高めであろう砂漠のど真ん中なので、環境的にも違和感のない服装とはいえる)

初期状態で主人公を起こしに来てくれる唯一の存在でもある。

創作で幼馴染が起こしにくるというのはある意味テンプレ的なものか。

幼少の頃から主人公の父・ガイに憧れていて、彼から聞いた外の世界の話や街の存在に思いを馳せている。

そのためか街の環境を「文化的」にしようとして、後々噴水づくりの募金活動にいそしむ。(文化的という意味をややかんちがいしているのが可愛らしいところ)

さらに主人公がその手助け(募金)をすることによってイベントは進展していくが、噴水広場の完成後、ある出来事をきっかけに主人公への態度がよそよそしくなり始め……。

なお当該イベントはセルフィ側のイベントがキーとなっており、そちら側のイベントもある程度進めていないと進展しない。(塔でセルフィを魔物から助けた後から進展。つまり彼女のイベントと連動している)

また進展とともに沸き起こる主人公に対してのモヤモヤからか、ほかの男性(ゴーシュ)とさっきまで一緒だったということをわざわざ聞かせてくる反逆のヒロインでもある(この時点で彼女は主人公とセルフィがすっかり良い仲になっていると思い込んでいる)

めげずに、沈んだ様子(立ち絵がしょげている状態)のニコとの会話(塔から戻る度に)を重ねていくうちのある日、噴水広場に1人のセロ弾きが現れる。

※ゴーシュがセロを弾くわけではない。(彼は彼でちゃんと乱入してくるが)

※作家・宮沢賢治氏作のセロ弾きのゴーシュという物語がある……着想元だったのだろうか?

このセロ弾きイベントでのやり取りがきっかけとなり、ニコとは無事元の鞘の関係に収まる。

――もっとも、主人公への想いの変化のみ元鞘とはいかなかったようだが。

ここで小ネタ。

先のモヤモヤ状態な時のニコにプレゼントをしようとしても「要らないよ」といって受け取らない。(全部のアイテムで検証したワケではないが……ひょっとしたらほかの娘もショボン状態の時は受け取らない?)

そんな時にモノで機嫌をとろうなんざ土台無理な話ということである。

プールでの水着姿は。

上下のデニムタイプだね。

元気いっぱいな彼女に似合ってたなあ。

ここでのみお団子も下ろしているんだな。

……思ったよりも相当長かったんだな、髪。

○ファー

関西弁で白タイツなボブヘアー。

先の演芸場建設希望の関西人といい彼女といい、この世界にも関西弁の概念が存在するという、野暮な所感。

15歳と幼いながらも一人で店(家具一式・贈答品・衣服や乗り物などを販売)を経営している。

主人公とは以前からやり取りがあったのか、ゲーム開始後からすでに軽口を言い合う仲。

塔の探索が進み、やや※リッチになった主人公に対しての、彼女のいつもの「軽口」がきっかけでその仲は怪しくなっていくが……。

※進展させるには彼女の店である程度買い物する必要あり。(購入金額やオルゴールの販売解禁も関わっている?)またこの間のイベントの際にはゴーシュが店を訪ねて(実質ファーを口説きに来た)くるが、彼女の完全に「お客様対応」な感じや、その後のセリフから伺うに、主人公には良くも悪くも心を開いていたことが分かる。

なお該当イベントでは選択分岐あり。

選び方によっては呆れられるので(失敗というワケではなく、こちらのパターンを見るのも悪くはない)たまにはガツンといってやりましょう。

こちらの「ガツンといってやった」パターンでは珍しくど凹みする、しおらしい彼女を見ることが可能。

その後の「仲直り」で関係は一転し、毎朝店を空け、かいがいしく家のほうきがけまでしてくれる姉さん女房(同い年だが)へと早変わり。

ちなみにたこ焼きが大の好物で、プレゼントすると非常に喜ぶ。(これのみ反応が特殊。食いながらいうな)

プールでの水着姿は。

ちょっぴりマイクロなビキニね。

それにしてもやたら挑発的なポージングとってたなあ。

……見えてんぞ、下チチってね。

際どいことをいうな。

……まちがってはいないが。

(に、してもあの大胆な肢体、本当に15歳なのだろうか?)

○セルフィ

天然で口の悪い(主人公に対してのみ)魔女コスな金持ちお嬢様。

魔法使いの帽子と、クセがかった青いロングヘアーが特徴的な16歳。

主人公より一個上のお姉さん。(らしさは欠片もないが)

なお彼女の兄は主人公の悪友・ゴーシュ。

主人公の住むあばら家から割と近所に建つ豪邸に住み、たいがい入り口前でうろついている。

主人公や兄と同じく日々塔に潜り、冒険を重ねている様子。

そのため、街だけではなく塔(2F)でも会うことが可能な唯一のヒロイン。

塔でも会うたびに悪口をいってくるが、ある日、魔物に襲われている彼女を助けたことで、主人公への態度が徐々に変化。(塔での会話を積み重ねることが必須)

大切にしていた魔物の卵をプレゼントしてきたり(噴水広場の完成が条件。ニコのところにも書いたがイベントが連動している)今度は彼女が主人公を魔物の攻撃から救ったり(無意識に)で、らしからぬ行動や気持ちの動きに疑問を感じる日々を送る。

そして。

さらなる会話を重ねた末、その本心に気付いた後のデレはギャップがハンパではない。(呼び方まで変わる……まるで脳が入れ替わったかの如く)

また、主人公の家に来るようになった際の会話ではやたら不健全な「妄想」まで口走る。

女王様かよ。

それまでのやり取りの最中で分かることだが、兄が色々(悪口)と主人公のことを彼女に話していたことから、様々な誤解を生んでいたもよう。

常人ではあり得もしないことまで鵜呑みにしていたことから、少々天然がかってもいるらしい。

たらこくちびるであろうと主人公は一応人間です。

プールでの水着姿は。

お胸のとこの鈴とおっきなリボンが目立った、レオタードタイプだね!

流石にいつもの帽子は脱いではいるものの、普段の格好とあまり変わり映えしないようにも見えるのは気のせいか?

鈴が付いてるところも似ているし(好きなのだろうか)

あーひっでー。

そういうこと言っちゃダメだよ(ボクもちょっぴり思ったけど……多分いつもの衣装もそこそこ露出度高いからかもね)

すまん。

○パティ

ピンクのポニテでエプロン姿な14歳の女の子。

街唯一のレストラン(父親がコック)でウエイトレス(看板娘)をつとめる。

彼女も主人公とは旧知の関係なようで、冷やかしで訪れた場合は「やっぱりね」と分かったかのようなことを言ってくる。

レストランのメニューを制覇するだけで仲良くなれることから、恐らく全ヒロイン中一番ちょろい攻略難度が低い。

仲良くなるにつれ、食事の際にそっとおまけのチャーシューをサービスしてくれたり、食べっぷりが好きなどといってくるようになる。

またエビフライだけには自信があるほか、彼女の手料理を食べるイベントもある。

食い逃げしたり持ち合わせがないのに食事したりすると猛烈に怒るが、完全に嫌われることもなく、やることさえやれば(罰の皿洗いや料金の後払い)また元の接し方へと戻る。

ほかと比べてドラマ性が薄い、ある意味一番無味なヒロインでもある(失礼)

話はそれるが、レストランのメニュー「スペシャルランチ」は名前からの想像とは異なり、実際はタダのてんぷらの盛り合わせ定食だったという。(パティの父親の自信作的なやつ)

てっきりハンバーグ・唐揚げ・エビフライとかの全盛りなやつなのかなと思っていた。

ちなみにメニュー全てにおいて、主人公による孤独のグ○メの井○頭氏顔負けな脳内食レポが付く。

どの食べ物(ただのライスにすら)に対しても表現力豊かなセリフが流れるので、ライフシムを楽しみきるという意味でもメニュー制覇はしておきたいもの。

閑話休題。

プールでの水着姿は。

自身の髪色に合わせたピンクのビキニ……といった感じだな。

無難な路線だよね。

(パティどのに関してはイベントも割と簡素だったから、取り立てていうこともないというのが本音といったところか)

○チェリル(条件付きで登場)

内向きカールでミディアムブロンドな病弱&気弱娘。

16歳と、セルフィと同じく主人公の一個上。

出会うには医院の改築が必須。

さらにイベント進展には塔の高層(28F)に赴き、ナオルル草を取ってくる必要があるため、攻略の難度は高い。(ナオルル草がある階まで到達するまでも相応の準備やレベリングが必要なため、おそらく最難)

彼女の病を治した後のやり取り(選択)によっては、その職業選択にすら影響を与える。

まるで今作の主題らしさを体現した存在にも思えてくる。

自分の道を見つけてみるみる快活になっていく様子から、成長の変化も著しい娘。

そんな彼女の次なる夢とは……。

ここで小ネタ。

チェリルが医院のベッドに居る際に、主人公をベッド上に立たせた状態で彼女に話しかけると……。

そういうことは分かっているのか?

プールでの水着姿は。

アーガイルなレオタードタイプね。

露出は控えめでも模様が素敵なアクセントになってて、彼女には似合ってたね。

本人曰くはじめての水着で、かなりの冒険でもあったようだな。

よく頑張った。

なにさ、頑張ったって。

○ミア(条件付きで登場)

読書をこよなく愛する根暗な瓶底メガネっ娘。

ぱっつん前髪のロングヘアーで色はニコとやや似ている。

13歳で最年少のヒロイン。

出会うには図書館の建築が必要。

こういうタイプにありがちな色恋知らずの質で、たまたま主人公から親切(メガネを拾ってあげる)を受けたあたりから打ち解けはじめるが……。

その後も図書館での会話を重ねていくと、ただの読書好きから俗にいうストーカー(盗聴スキル持ち)へと変貌する。

彼女がヤンデレへとバージョンアップして身に危機が迫る前にしっかりと言い聞かせましょう。

また主人公を家から見送る時(彼女の攻略後)は彼女のみすべるように残像移動してくる。

そのほかにも気持ちが盛り上がった時?はメガネがビカビカ点滅したり「ぶつぶつぶつ」の独り言もやたらと長かったりもする。

正直怖い。(根は良い子だと思うけど)

女性好き(ただし美女に限る)なゴーシュにも邪険にされる例外的な存在だが……。

プールでの水着姿は。

スクール水着を模したようなデザインだね。

彼女らしいっちゃらしいね。

流石にこの時はメガネも外したか。

オマケに「眼鏡を取ったら美少女」だったからな。

(こういうのもテンプレというのだろうか)

しかもここのイベントでは「その」特性が活かされた、あるある?シーンも見られるね。

ゴーシュってホント軽薄なやつだよねー。

見た目で態度を変えるのはどうかということだな。

○ビビアン(条件付きで登場)

外の街からやってきた娘で、最初は酒場の雇われダンサーとして現れる。

登場させるには塔20Fで入手可能な「青のケープ」を酒場の女将さんに渡し、関連イベントを完了させることがキー。

また彼女のイベントを進めるためにはカジノ&演芸場(攻略完了にはプールの再開も必要)の建設が必要なため、実質お金も手間も一番かかるヒロイン。

18歳と女の子の中でも最年長なためか、外見、性格ともにひと際大人びている。

でも頑張り屋さん。そしていじめられっこ。

そこまでエグイ描写はないものの、演芸場の先輩ダンサーたちから辛辣な言葉を浴びせられるシーンも見られる。(後に認められ、関係は良好となる)

一連の流れもパフォーマンスの伸び悩みから吹っ切れるまでの、いわば成長シナリオのようなもの。

酒場やカジノのシーンが絡むことから、やや大人向け?なイベントが多いともいえる。

プールでの水着姿は。

きらびやかな印象の職業から想像して、派手目な装いかと思いきや……

ボクもファー顔負けのビキニ姿で来るのかと思ったら、意外にも控えめなビスチェタイプだったね!

(ボタンの装飾がちょっぴり奇抜ってくらいで)

といいつつ、関連の出来事を進めるにつれ、思うよりも繊細な気質だったことがうかがえたからな。

そういうギャップ的な意識が水着姿にも反映されていたのかな?

ビビアン「あなたの前では女の子らしい自分で居たいの……」

みたいなね。

またそうやって勝手なセリフを……。

(ファーどのと異なり、ポーズも控えめだったがな)

攻略対象ではないものの、オマケとしてここから主要人物3名の話を。

○リース

主人公の母ちゃん。33歳。

若干サ○エさんを思わせるブルーの髪型が特徴の美人。

主人公の髪色やたらこくちびるを見るに、母には似なかったようだ。

帰らぬ夫となってしまった主人公父(ガイ)の分も、主人公と娘(ウェディ)を、女手一つで大切に育ててきた良きママ。

アイテムストック用の金庫管理&冒険のセーブというシステム的にも欠かせない大切な役割を持つ。

ほかにも塔から戻った際には持ち帰ったものを売ってきてくれたり、出かける際に話しかける(出かけると答える)ことでピタの実(シレンでのおにぎり。トルネコでのパンにあたる)をくれたりもする。

日々のお礼代わりに何かプレゼントしたくとも、如何様なアイテムであろうとまったく受け取ってくれない。(バラの花束くらいプレゼント可能だったら良かったのに……)

それはそうと。

仲良くなった女の子たちがこぞって家に来るようになっても、普段と変わらずな様子というのがスゴイ。

息子がすぐそばでお出かけキスの嵐にさらされようと、まったくのノーリアクション。

……息子の方が気まずいのでは?(母と妹の居る場で堂々とキスする女の子たちも大したものだが)

○ウェディ

主人公の妹、7歳。

髪色や口元を見るに母親に似たもよう。

言動があまりしっかりしていない。(7歳ならもう少しちゃんと喋れても良いような……恐らくそういうキャラ付けなのだろう)

初期の頃の朝はニコと一緒になって起こしてくる。

必ず主人公より先に起きていることから、幼いながら自己管理はしっかりしているようだ。(筆者も見習いたいものである)

ガイが行方不明になった時にはまだ産まれておらず、父親の顔を知らない。

知らずが幸か不幸かはさておき。

魔物図鑑(ガイが置いていったのだろうか?)が宝物のようで、彼女に話しかけて「見ゆ」ことで図鑑の閲覧が可能。

全プレゼントを受け付けない母親と異なり、あひるのガーのみ受け取ってくれる。

しかも、同じものを何度プレゼントしても、同じように喜ぶ。

筆者データ下だと恐らくアヒルまみれになっているはず。(一体どこにしまっているのやら……まさか捨ててはいまいな?)

○ゴーシュ

女所帯な本作での数少ない男性メインキャラ。(本編ではむしろ主人公とコイツだけ)

主人公の悪友というべき16歳。

主人公と同じ冒険者で、剣士を志して日々塔での探索を行っている。

そのため妹(セルフィ)と同じく塔内(2F)でも会う。

なお塔ではセルフィと一緒に居る(兄妹ケンカしている)こともあったり、こちらに決闘をふっかけてくることもあったりする。(勢いの割に実力はヘタレで攻撃を与えるとまもなく降参するが、段々強くなってくる?)

会う度にからんできて、イヤミや皮肉など悪口をいってくる。(むしろそれのみ)

また美人好きでキザったらしく、女の子とのイベントでもどこからか現れて割り込んでくるなど何かと出番も多い。

ここまでくると完全にイヤなヤツという印象でしかないが、セルフィいわく「家では主人公のことばかり話す」とのこと。

ほか貴重なシーンとして、酒場でビビアンのダンスを共に見た際には、珍しくも主人公と気持ちを同調させる。

怒った時は片眉ピクピク、手ェプルプルという唯一無二でコミカルな絵面になる。

プールでの水着姿は。

……要る?

彼の水着の話なんて。

まあまあ……一応ふれておこうじゃないか。

★だね。

パンツが。

すごくダサ……。

そこから先は可哀そうだからいってやるな。

(実際、的を得た表現なんだが)

本人はあれがカッコいいと思っているのだろうしな。

キミの言うことの方がトゲがあるように思うよ。

ゲーム性・システム ★★★-

しつこいながらベースはローグライク、そこにモンスター育成&恋愛シミュレーションを織り交ぜた欲張りシステム。

こと魔物を活用するバトル&収集育成は、シナリオの淡白さを吹き飛ばすほどの良要素で、恋愛要素と並ぶほどのメイン。

そのほか、街での施設建設(いくつかはミニゲームまで楽しめる)や自宅のカスタマイズ(自宅および魔物小屋の増築、家具の設置)などライフシムなお楽しみも割と多く。

もっとも。

自宅と魔物小屋増築以外の街で行えることの一切が、塔での攻略に役立つことはありません。

主題や作り手の意図を推察するにコレで間違っているようには思えないため、完全に脇要素として楽しむのが正しいとは思えます。

一番楽しいモンスター集め&育成

ローグライク(ターン制)ということで、塔内での主人公は武器・盾装着で戦えるほか。

アイテムの使用および投擲(ジャンプして投げると距離が延びる)。

そのほか魔法の効果を持つ球による各行動なども行える。

なによりもそこに仲間(魔物)の存在、さらに援護の要素が加わっているのが最大の特徴。

初めからキューン(最初の魔物)が居るため、塔初挑戦時から存分にその要素を楽しむことが出来る。(チュートリアルもあるため、初見でも優しい)

魔物に関することの大体は以下。

・卵(塔でランダム入手)から孵し、2匹までお供に出来る(使役用の首輪が2つなため⦅一つはキューンの加入と同時に入手、もう1つは塔内で入手⦆)。

・召喚することで主人公と同じく物理攻撃や回復、攻撃&協力魔法によって援護してくれる。同様にレベルや能力値も設定されている。

・直接命令やある程度おまかせするなど、作戦や行動の指示が可能。

・経験値が入り、レベル(ステータス)も上げることが出来る。

・毎回レベル1スタートとなる主人公と異なり、いったん上げた魔物のレベルは塔を出ても(全滅しても)基本下がらない。(アイテムや魔法による上がり下がりはある)ここがほかの「全滅したらすべてパー」なローグライクとは異なる特徴。(武器・盾ふくめ全てのアイテムが消失するところは共通)

・主人公には某タイトルのような満腹度などがない代わりに、魔物に設定されたMPがその代わりになっている(尽きるとその場で行動不能となる。各アイテムや木の実を与えることで回復可能)

・2体の魔物を融合させることで、魔法や特性を引き継ぐことが出来る。

・一部の魔物はレベル20になると、別の魔物へと進化する。(これによる形態は通常では出現しないレアな存在。ドラゴンのみ例外)

・控えの魔物は自宅待機。(増築によって待機スロットは3段階まで上げられる)

――大まかにはこのような感じだが、特に融合は攻略難度にも関わってくるため、ここにこだわりを持つプレイヤーも多いはず。(筆者も攻略情報見つつ模索した一人)

なお魔物は一部を除いて全33種。

これらの卵、ひいては魔物のコンプリートが本作最大の目的と言っても過言ではない。(魔物図鑑埋めも兼ねている)

ことシナリオ薄な部分は、これら魔物の存在や各要素の楽しさが大きくカバーしているともいえる。

とかかましていつつ、筆者もすべての魔物を※コンプしきった訳ではないが。

※最上階でのイベントを終わらせると一回限りで究極の卵(レアモンスター・ハイキューンが産まれる)が手に入る。つまり一度EDを迎えないことには魔物コンプは不可。

それよりも※バロンの卵が出た時は大いにテンションが上がった。

※強さうんぬんより「アイテムを食べさせると別なアイテムに変えて吐き出す」という唯一無二の特性を持つ。なおコイツでしか作り出せないアイテムも存在している。

金稼ぎはある施設を作ると……

多くを語る必要はなし。

「7の目押しがいくらでも可能」なスロットマシンを配置するカジノで遊べるようになると、事実上金策の苦労は消える。(もっともカジノの建設費が施設随一の10万Gとなっているため、そこに至るまでのイベント消化&稼ぎはやはり必要だが……)

ともあれ自宅・魔物小屋の増築に家具のコンプ、※オーラバイクの購入や衣装買い。(自宅と魔物小屋増築以外はファーの店で購入可、衣装は……買ったところで見た目もステータスも変化なし。気分の問題なだけ)

※乗ることで街を高スピードで疾走することができる。無味な書き方をすると要は時短用の移動アイテム。カスタマイズパーツを購入すると速度アップ。ただしこれを用いたイベントなどは存在しない。

レストランでのバカ食い、女の子や妹・ウェディへのプレゼント(妹はアヒルのガーしか受け取ってくれないが)だろうと、金で賄えることはもはやいくらでも出来ることには変わりなく。

通常攻略(塔での稼ぎ)よりもギャンブルで稼いだ方がリッチマンになりやすいというのも……ね。

もっとも大きなマイナスポイント

バグが多い。

特定の行動を行うことで発生するローグライクにはとりわけ致命的なフリーズもそれなり。(筆者もクリアまでに数回遭遇した……数回で済んだだけ運が良い方か?)

なおベスト盤では改善されているらしい。(ただし通常版とは異なり、プレミア化している)

とりあえずそれだけ書いておきます。

音楽・サウンド ★★★

これで十分です。

砂漠の街が舞台だからか。

エキゾチックでオリエンタルな曲が多いような。(この形容の仕方で果たして合っているのか?)

好みというほどのものはなくも、雰囲気に合っていて、聞きざわりな曲や音が何一つとしてないところが○。

また、声優さんの話にまでは踏み込みませんが、主要人物のほとんどにボイスあり。(ほとんどの住人にもわずかながらボイスが当てられている)

イベントのみならず、話しかけた時にもフルボイスで応答してくれます。

また主人公の相方?で、最序盤から付き従うキューンはボイスありな唯一の魔物。

塔内で魔法援護をしてくれる時も声付き。

グラフィック・見た目 ★★★+

こちらの要素もこの時代のPSタイトルと思えば充分。

多少の荒さも含めて味です。

街、ダンジョン双方ともディテールが細やかで色彩は豊か。

一方、塔では濃色の背景が異空間的に常時動いているため、目には少し優しくないかなと。

また地形によって見づらくなるというのも玉にキズ。(高低差があるところだと余計に)

といってもプレイに影響はありませんので、気になる時は気になるという程度。(少しなら視点グリグリも可能ですし)

なお、お星様評はお目目大きめ、ばっちりめな個性あるキャラクターデザインの分が大きいです。

これほど特徴的な描き方のキャラクターはほかにあまり居ないんじゃないかなと。(プロの方に対していうこと自体おこがましいですが、説明書内に描かれたほかのポーズパターンのイラストを見ても描き方がブレないのがスゴイ)

主要人物のバストアップも、もれなく数パターンのグラフィックが用意されているほか、まばたきアニメーションもあり。

総まとめ ★★★+

ローグライクで恋愛シミュレーション。

モンスター収集&育成要素。

街での施設建設や自宅のカスタマイズ(増築や家具の設置)といったライフシム。

初代PSのタイトルでそれ等全ての要素を含んだRPGを探しているなら、まさに本作がうってつけです。

……とはいえ、それぞれの要素は広くて浅いといった風で(それでもモンスター絡みの要素はなかなか作り込まれていますが)期待もそこそこにサラリと遊べるという意味では充分楽しめるものとなっていました。

一方、シナリオのドラマ性、ひいてはボリュームにはけっこうな物足りなさが。

クリア後も「それ」を残したまま、何事もなかったかのようにハクスラな日々へと戻っていきます。

こと、ベルド出現の唐突さや肝心のバトルについてはともかく。

父親に関してのオチが割とあっさり目だったというのも……途中途中で彼絡みのイベントがもう少しあったり、ED後の再登頂で何かしら補完されていたり(霊体でも良いので主人公の前に現れたり……)ならばまだ良かったかもしれません。

本編に関する不満を挙げるとすれば、それくらいですが……。

バグの多さ、ことフリーズによる突発的な事故。(こちらは実体験済みなこともあり、フォローのしようがなく……)

これらシステムについての粗まで加味すると、良ゲーといいきれないところが心苦しく。

一方、魅力的で個性的な人物たちの存在が彩りを加えていたほか。

シム要素やモンスター集め&育成が割と楽しめたので、ク○ゲーとも到底いえず。

レビューをここまで書いての結論は「トータルで見ると良悪どちらかには決して振り切れない作品」

はっきりとせず、ばやけた表現にとらえられるかもしれませんが、そんな感じでした。

と、いいつつ、筆者どのは楽しめたからこそ、これ(レビュー)を書いたのだと思うが。

狙った魔物の卵(装備とかも)が出てきた時はテンション上がるし、その気持ちが味わえたからこそかな?

多くのローグライクの醍醐味でもあるけど、そこはちゃんと押さえれていたし。

キャラクターとの交流とか施設を増やしていくとか、なんだかんだでそういう盛りだくさん感もあったワケだし。

惜しむべきは物語がやや物足りないといったことに尽きるのだろうか?

……という筆者とボク含めたプレイヤーには朗報として、このアザアザ。

何気にGB版もあるんだよね。

そっちは本作で感じたストーリーの消化不良感を補完したものになってるみたい。

つまり物語に力が入っていると?

それだけじゃなくて、階層も40F(今更だけど本作の最上階)から99Fになって、魔物の数もがっつり増加してるんだ。

いってみればローグライクの方にバランスを振り切ったって感じかな。

その分、恋愛要素とか施設の建設とか、ライフシム的なところは大幅に省かれてるんだけどね。

キャラも登場しないのとか居るし。

二つ遊べば、互いの不足を埋め切れて良さそうなものだな。

ってもGB版はボクも筆者も未プレイだから、あまり詳しくは語れないってとこなんだけど。

せっかくもう1つのアザアザを知ったからには、いつか遊んでみたいよね。

(その時はGB版のレビューも書かれることだろうし)

了。

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