読み込み中のゆるライフハック
カエデ「洗濯物は脱水後すぐ干すとにおいが出にくいぞ」

「ローグライク&魔物収集育成&ライフシムの盛り合わせ?」アザーライフアザードリームス レビュー(ネタバレ注意!)

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ネタバレはイヤだけど……

ネタバレはイヤだけどゲームには興味ありって人は、ここからこの先ネタバレ注意!までを読んで参考にしてね!

初プレイの楽しみを大事にしたい人は、そこまでなら安心して読める内容にしてあるよ!

それ以降の内容は、ネタバレが問題ない人向けだぞ!

ゲームをすでにプレイ済みの人は思い出を楽しみ、未プレイの人には雰囲気だけでもつかんで、実際にやってみたいと思ってもらえたなら嬉しいな!

情報もろもろ

発売日1997年11月13日
発売元コナミ
開発元コナミ
ジャンルローグライク
プレイ環境PS

おススメする人

以下のような要素が好きな方におススメ

  • ローグライク(不思議のダンジョン系)
  • 女の子たちとの恋愛要素あり
  • モンスター育成&収集要素あり
  • 街での施設建設、自宅改築&家具の設置などが可能
  • メインシナリオはオマケ程度で良い

プレイ目安時間・ゲームの特徴

クリアまでのプレイ時間は20~40時間くらいだよっ。

この手のゲーム(ローグライク系)って運も大事だけど、個人差(プレイヤースキル)もあるから、あくまで目安ってことで。

いくらか武器や盾を鍛えたり、魔物も育成していったりしなきゃキツイしね。

つまり素の状態でクリアはほぼ不可能ってことだけど(出来る人もいるかもね)

サブイベントをスキップしたとしても10時間くらいじゃ終われないはずだよ。

このゲームでは限られた舞台でありつつも、迷宮での戦略的な戦いと探索。

街での仮想生活(ライフシムというやつ)がいっぺんに楽しめるんだ。

住人の願いや悩みを解決する過程で新たな施設を建てられるほか、女子たちとの交流も行えるなど、出来ることが盛りだくさんといった感じだな!

迷宮(魔物の塔)で手に入る魔物の卵を孵化させると、仲間として育てられるし、種類も結構多いし。

つまり、魔物収集&育成の楽しさを同時に味わえるんだよね。

それに魔物同士を融合させると、魔法が増やせたり特性が引き継げたりもするし。

より強い魔物を作りだすことも楽しみ方の一つだね!

主人公一人でも戦えるが、そうした魔物の手を借りつつ、塔の探索を進めるのが※攻略のカギだな。

※ローグライクならでは、ダンジョンで倒れると所持品・所持金ゼロのシビアシステムは本作においても同様です。
 所持品を持ったまま脱出する手段はあるにしても、毎回レベルが1に戻されるのも定番仕様。
 ただし主人公の使役する魔物だけはレベルと能力がそのままなので、コチョンのいうとおり魔物を育てて運用することが攻略の要です。

アイテムを使って脱出した場合は、鍛えた武器、盾、アイテムを5つまでダンジョンに持ちこめるっていうのも有難いとこだね。

まー結局、ある程度時間さえかければ誰でもちゃんとクリアできるってことさ!

……手放しで良いところのみを挙げるなら以上のようになってはいる。

が、魔物育成・収集以外の要素は広く少々浅めというべきで、そこまで深ーく作り込まれているというワケでもないんだ(過度に期待するとあっさりめに感じてしまうかもしれないからな)

初代PSのタイトルでここまで遊べたら充分――

と、いう感じで割り切ってプレイするのが良いと思うぞ。

後、バグとフリーズが少なくないってのがちょっと……だったけどね。

きっかけの行動や現象(どれも限定的だけど……)さえ起こら(起こさ)なければ、クリアまではちゃんと辿り着けるから安心はしてほしいけど。

だた不具合は「通常版」に限っての話で、後々リリースされたベスト版では改善されてるみたい!

プレミアソフトになっちゃってるけどね……(ある程度の不具合には目をつむって格安の通常版をプレイするか、高くても快適性をとるか、こればっかりは人によるんだよね)

この先ネタバレ注意!














序文

1997年。

同年1月末にFF7、7月にアーマードコア。

9月にはブレスオブファイア3と、有名タイトルが続々リリースされ。

初代PSのラインナップもにぎわいをみせていた……そんな時期のように思われます。

さて、今回のレビュータイトル、アザーライフ・アザードリームス(略してアザアザ)は、そんな名作ラインナップの少し後(11月)に発売された、マイナータイトル……の一つ(だったかはともかく、知る人ぞ知る作品なことはまちがいないかと)。

そんな本作のパッケージを見やると、主人公を中心に何やら女の子たちが集まって(そのうち2人は主人公をとりあって)いるイラスト。

どハーレムな構図から、単なる恋愛シミュレーションかと思いきや。

――いや。

結果として半分は当たっていましたが。

その実、数多のモンスターを収集&育成し、潜るたびに形の変わるダンジョンを探索しつつ(つまりローグライク)。

施設建設に自宅増築や家具の購入、人々との交流と、ゲーム内生活が疑似体験できるほか。

そこへ先の恋愛要素までが加えられた……。(ときメモシリーズを手掛けたコナミが開発元だったからか、メインシナリオ以上に力が入っていたように感じられました)

大まかにはそういう盛りだくさんな内容だったワケで。

むしろ、初中期のPSソフトによくぞここまでの要素を詰め込んだと思えたほど。

手放しで良いトコだけを拾ったなら、そういうゲームということにはなります。

異論があることを承知で書きますが、いまや人気シリーズとなった※ルーンファクトリーシリーズの先駆けのような作品にも感じられました。

※もっともあちらは牧場物語ベースに、アクションバトルやモンスター収集、恋愛要素などを加えたゲーム性なので、ローグライクなこちらとは似て非なるもの。

反面、ゲームプレイにおいてはなかなかに致命的な問題を本作は抱えていたようで……。(ストレートにいっちゃうとバグやフリーズがそこそこ起きる)

それさえなければ……といったところです。

にも関わらず、レビューを書いたというのは、バグ&フリーズを含めても筆者自身がそれなりに楽しめたからこそでもありますが。

評価スタイル

ここからはストーリーや総評まで各要素を分けて☆☆☆☆☆って感じの、お星さま評価をさせてもらってるよ!

☆5つならめっちゃ満足、★1つなら不満って感じでね。

ちょっぴりありきたりな評価の仕方だけどね。

★★★+や★★★★―のように評価させてもらうこともあるぞ。

これは次の★数まであと少しで達する、達したが少々物足りないといった微妙さ加減を表していると思って欲しいな。

シナリオ・ストーリー ★★

一つの街、一つの迷宮(塔)。

閉じられた狭き舞台で展開することを踏まえても、物足りないかなーというのが正直なところ。

なにぶん、メインシナリオに関連する出来事は塔の上階で起こる数イベントのみ。

ラスボス扱いの人物(ベルド)が脈絡もなく出現するうえ。

シナリオに大きく関わっているはずの主人公父の顛末については、よりにもよってクライマックスのみ、しかも急ぎ足な感じで判明。(と、いうより一枚絵付きの回想でしか出てこず)

消化不良感をお腹へと残したエンディング。

その後は何事もなかったかのように再び塔へ入り、アイテムやお金をゲットして街へともどる……ローグライクプレイの繰り返しとなります。(ゲーム性を考えればそれで正解なのでしょうが)

クリア後のシナリオやお楽しみなども存在しません。

……と、なんとなくお分かり頂けたかもしれませんが。

メインストーリーはちょっと希薄で、いわばオマケのようなものです。

とはいえ、なにかしら物語の筋道がなければそれこそ無味になってしまうので、最後の最後であろうと「父親に起こったことの真相や、塔頂上での仇敵との邂逅」にふれたイベントがあるだけでも良しとするべき。

むしろ内容がシナリオにそこまでウェイトをかけているわけではなさそうなので、ストーリー付きローグライクと割り切った方が吉に思えました。

――ここでそんな本作の導入をざっくり。

が、そのほとんどはデモやOPでも語られるため、ここではさらに圧縮して書いています。(わざわざ必要もないかもしれませんが、ノリで書いてしまいます)

何なら本作のドラマ性はほぼOPシーンに集約されているといって過言ではありません。

以下、大筋の流れ。

①物語の舞台、砂漠の街モンスバイアには数多くの魔物が生息する巨大な塔がある。

②高値で取引される魔物の卵(卵から育て、人に慣れた魔物も含め)を手に入れるため、世界中のトレジャーハンターが街に集い、危険をかえりみず塔での探索を行う。

③主人公(たらこくちびる)の父親・ガイ(こっちもたらこくちびる)は、魔物と心を通じ合わせる力を持った一流の魔物使い。
 そして彼も塔での探索を日々行うトレジャーハンターの1人だった。

④そんなたらこくちびる(父)がある日、塔で行方知れずになる。(シーンのセリフからはトレジャーハンターの中で初めて塔の最上階へ到達した凄腕であることは確かなよう)

⑤時が経ち、15歳の誕生日を迎えたたらこくちびる(息子)は、成人の儀(街では15歳になると成人として扱われる)を終え、塔へ入ることが許される……。

――なぞると、ファンタジックな匂いプンプンですが……。

……いいのか?

途中途中で筋を台無しにするような表現があったが。

「たらこくちびる」ってとこ?

まー、まちがいではない。

主人公に対してはセルフィ(ヒロインの1人)から「そのまんま」呼ばれるし。

でもさ、色んなゲームの中でも珍しいタイプ(たらこくちびる)なキャラデザだよね。

良いと思った点も一応。

まず、アザアザ世界においての一つの基準。

「魔物の卵は高値で売れる」

主人公は父親のような魔物使いになりたい……というより、むしろ「貧乏な我が家の家計を支えるため」に、この卵の入手を目的として塔の探索をはじめるあたり。

変に大きな使命も背負わず、動機がリアルで良いと思えました。

ほかには、父親の悲劇を差し引いても全体的に明るめのテイストであったこと。

ズーン……と、心をえぐるような鬱展開が最後まで皆無だったことがある意味救い?になっていました。

シリアスさを求めている人には非常に物足りないとは思いますが。

なにぶん筆者はハッピーエンド主義なもので……

ラスボス戦は……いや「戦」ではないな、アレは

31Fに到達した際いきなり現れては、シナリオの回収を急ぐかのように身勝手にあれこれ語り出し、40Fではラスボスとして待ち受ける魔導士ベルド。

そして。

ラスボス然とした攻撃力めちゃ高な彼との戦いは負けることで決着がつく。

……へ?

と、なること請け合いなので、念のために大きな声でもう一度。

彼とのバトルは負けることで決着がつく

――正しくはベルドの攻撃によって、主人公の体力がゼロになった時点でバトルが終了する。

ちなみに、こちらが攻撃や魔法をどれだけ仕掛けようと絶対に倒すことができない仕様。

つまりはラストバトルの形をとった、ただの負けイベントとなっており、最上階である40Fに到達した時点でクリアしたのと同然。

なおバトルイベント後は、主人公の相方キューンによる寝返りからの寝返りによって、ヤツは窮地に立たされる。

さらに特撮ヒーローものの逆転劇のような展開と、キューンのちょっとこっぱずかしいセリフと必殺技名とともにラスボス(というのもおこがましい)ベルドは潔さの欠片もない言葉を残して散っていく。

んで、取るもの(究極の卵)を取って、ED直行。

ラストバトルはさぞかし壮絶であろうと思い、色々と準備したのにも関わらず、まさかまさかの肩透かし。

よそのRPGでは物語の途中か、もしくは強敵との一戦目に持ってくるような負けバトルを、最後の最後に用意していたとは。

意表を突くにしても斬新すぎやしませんか。

もう一度いうが、要は39Fの昇り装置に乗った段階でシナリオは終わり(クリア)ということである。

むしろメインは街での交流

ゲーム開始時(恒例の名前決め)に登場する、ちょっぴり生意気な天使のセリフに期待してしまいがちだが。

もう1つの人生……もといフリーシナリオとするには展開の多様さはほぼ無いに等しく、シナリオは前述のとおり味薄な一本道。

メインシナリオはともかく、ほとんどのサブイベントさえすっとばすことも出来る。(まさかそのスルーをふくめて、もう1つの人生とうたっているワケではあるまいな?)

しかしユニークな住人が多数生活しているため、塔での探索のみに徹するのは非常にもったいない。

まずは、街中の人に手あたり次第話しかけて見るのが吉。

むしろイベントのほとんどは、人々とのかかわりによって起こるものがほとんど。

演芸場を建てようともくろんでいる関西人。(演芸場を建てると、彼とコンビで漫才のミニゲームを行うことも出来る)

資金が乏しいため、医院運営があまり思わしくない医師。

ニュエル(魔物)に騎乗して行うスポーツ(要は競馬)に記憶を馳せるおじさんなど。

街にはそうした夢や悩みを持つ人々が多数居り、その願いを叶えてあげるというのもプレイヤーだけが可能な行動。

と、いっても。

たいていさえあれば全てが丸く収まるという、どシンプルさ。(塔が絡むイベント以外はこれで一発解決)

単純明快でありつつ、金金金の世の中の現実を投影させたような世界観もまた魅力?の一つ。

住人の願い(細かくは施設建設or増築)の大半を銭金で叶える主人公は、もはやシムシティにおいての成金市長のごとく。

――あ、なんか脱線してしまった。

ほーら始まった。

主題から脱線する筆者の悪ノリ。

交流っていうよりお金でどうにかなるって感じの話じゃん。

その悪ノリを抑えるのも我らの役目だ。

さて。

塔での冒険の進捗とともに人々との会話も変化していくのも特徴だな。

「もう○階まで到達したのか!」って感じで、活躍をもてはやしたり、褒めてくれたりとかね!

ほかの会話もやたら庶民的っていうかコミカルなのが多いし。

ライフシムっぽさを感じとりたいなら、やっぱ街の人との会話は欠かせないね。

一番のメインディッシュは恋愛イベ?

ウリでもある女の子たちとの恋愛要素。

恋愛シミュレーションの金字塔・ときメモシリーズを作ったメーカーなだけあってか、メインシナリオ以上のメインになっている。

――そうはいいつつ、基本的には塔の攻略と並行して会話を重ね、イベントを起こし、それを解決しながら仲を進展させていくのみ。

本家ときメモや、よその恋愛シミュと比べて関連イベントもそこまで多くない。(女の子それぞれ両手で指折るくらいで間に合う数)

が、それらにはない大きな特徴として。

みんなと仲良くなれるんだよね!

全員同時攻略可能ってやつ。

いいのか?コレ。

普通、殿方というものは一人の女性と関係を育むのが当たり前と思っているが。

無論、その逆も然りで。

考えが古いなー(カエデにときメモ⦅ガールズサイド⦆とかやらせてみたいな)

古いとかいうな。

至極健全なことだろうに。

まーまー、その是々非々はともかく。

こういう仮想世界(異世界)ならではってことで、全員と仲良くなれば最終的にハーレム状態にもなれるっていうね。

その様子もまさしくパッケージのごたる!

ちなみに攻略した女の子たちのアイコンは、セーブデータのとこにも追加されていくんだ。

やはりおいそれと好感が持てる話には思えないんだが……。

(アレか?人間相手に⦅攻略⦆とかいう表現を使っているからか?)

カエデが渋くなるのはもっともながら、本作の「それ」は別にそこまで込み入ったものではなく。

女の子同士の血で血を洗う恋愛抗争(揉め事)が起こることも無ければ。

ほかの女の子をなぎ倒し、残った一人だけが「私だけを見てほしいの……」といってくるような、どこぞの重たい展開にもならず。

女の子同士でひとまずは共存体制をとっている、ハーレムを達成しようと絵面はそんな感じ。

また、どの娘も最終的に立ち絵が変化(ポージングも変わり、主人公を見る顔がひと際キラキラする)し、毎朝起こしに来て、家に居座り、お出かけのキスをしてくる。

仲を深めても、せいぜいそのくらいのもので収まっている。(個別EDというものもなし)

もっとも。

仲良くなった女の子が多ければ多いほど絵面はすごいことになるが。(極めつけは自宅から出る時)

ともあれ、これら女の子たちとの恋愛イベントをコンプして、ハーレム状態を作り出すことが本作での一つの目標?でもある。

と、一旦ここで大事なことを。

本作には好感度といったパラメーターは存在しません。

そのためパラメーター増減の概念もなし。

女の子と仲良くなるには関連イベントを消化するのみ。

プレゼントという行動も行えますが、ものによっての反応のちがいが見られるだけです。

ご承知のうえお楽しみください。(誰に言っている?)

女の子たちの概要・所感

ここで各々についての話を。

なお攻略(ゲーム然としながらも言い方が失礼なような……)対象となる女の子は全7人。

さらに攻略済みの女の子は、後々再開するプール(塔で入手する重要アイテムを管理人に渡すことが再開条件)で水着姿にもなる。

「そちら」については各女の子の項目下、カエデ、コチョンによるコメントにて。

○ニコ

ボーイッシュ(だぜ口調)で快活な幼馴染。

緑色のお団子ツインな15歳。

ピエロのような装飾がアクセントの、解放的というよりやや露出過多の衣装。(舞台が日中高温であろう砂漠ど真ん中なので、環境的にも違和感のない服装とはいえる)

初期状態で主人公を起こしに来てくれる唯一の存在。

幼馴染がわざわざ部屋に入り込んで起こしにくるというのは、ある意味創作のテンプレ的なものだろうか。

幼少の頃から主人公の父・ガイに憧れていて、彼から聞いた外の世界や街の存在に思いを馳せている。

そのためか街の環境を「文化的」にしようとして、後々噴水づくりの募金活動にいそしむ。(実は文化的という意味をややかんちがいしている)

さらに主人公がその手助け(募金)をすることによってイベントは進展していく。

しかし、噴水広場の完成を迎えたのもつかの間、ある出来事をきっかけに態度がよそよそしくなり始め……。

なお当該イベントは、セルフィ側のイベントがキーになっており、そちらもある程度進めていないと起こらない。(塔でセルフィを魔物から助けた後に発生。つまり彼女のイベントと連動している)

徐々に沸き起こる主人公へのモヤモヤの果ては、ほかの男性(ゴーシュ)とさっきまで一緒だったということを、わざわざ聞かせてくる反逆のヒロインと化す(この時点で彼女は主人公とセルフィがすっかり良い仲になっていると思い込んでいる)

沈んだ様子のニコと、カン違いで半ばとばっちりを喰らって彼女にそっけなくされる主人公。

この間、非常にもどかしく。

そんなある日、噴水広場に1人のセロ弾きが現れる。

※ゴーシュがセロを弾くわけではない。(彼は彼でちゃんと乱入してくる)

※作家・宮沢賢治氏作のセロ弾きのゴーシュという物語がある……着想はここから?

このセロ弾きイベントでのやり取りがきっかけとなり、ニコとは無事元の鞘の関係に収まる。

もっとも。

彼女の主人公への想いだけは元鞘とはいかなかった様子。

ここで小ネタ。

先のモヤモヤ時のニコに何かプレゼントしようとしても「要らないよ」といい、一切受け取ってくれない。(全部のアイテムで検証したワケではない。でもひょっとしたらほかの娘もショボン状態時は受け取らない?)

そんな時にモノで機嫌をとろうなんざ、土台無理な話ということか。

プールでの水着姿は。

上下のデニムタイプだね。

元気いっぱいな彼女に似合ってたなあ。

ここでのみお団子も下ろしているんだな。

……思ったよりも相当長かったな、髪。

○ファー

関西弁で白タイツなボブヘアー。

先の演芸場建設希望の関西人といい、彼女といい、アザアザの世界にも関西弁の概念が存在するんだという野暮な所感。

15歳とまだ幼いながら、一人で店(家具一式・贈答品・衣服や乗り物を販売)を経営している。

主人公とは旧知の仲らしく、ゲーム開始後からすでに軽口を言い合う関係。

塔での探索が進み、だんだん※リッチになっていく主人公に対しての、彼女のいつもの「軽口」がきっかけでその関係は怪しくなっていくが……。

※進展させるには彼女の店である程度買い物する必要あり。(購入金額やオルゴールの販売解禁も関わっている?)
 また、この間のイベントではゴーシュが店を訪ねて(実質ファーを口説きに来た)くる。
 この時見られる彼女の「完全にお客様対応」な感じや、直後のセリフから伺うに、主人公には良くも悪くも心を開いていたことが分かる。

なお上記イベントでは選択分岐あり。

選び方によってはものすごく呆れられるので(失敗ではない)たまにはガツンといってやりましょう。

こちらの「ガツンといったった」パターンでは、珍しくど凹みするしおらしい彼女を見られる。

そして、その後の「仲直り」によって関係は一変。

毎朝店を空け、かいがいしく家のほうきがけまで行う、幼な妻的存在へと早変わり。

ちなみにたこ焼きが大の好物で、プレゼントすると非常に喜ぶのもポイント。(これのみ反応が特殊。食べるかしゃべるかどっちかにした方が)

プールでの水着姿は。

ちょっぴりマイクロなビキニね。

それにしてもやたら挑発的なポージングじゃない?

……見えてんぞ、下チチってね。

際どいことをいうな。

(に、してもあの大胆な肢体、本当に15歳なのだろうか?)

○セルフィ

「ですわ」口調の高飛車(高飛車な接し方は主人公に対してのみらしい)で、魔女コスなお嬢様。

魔法使いの帽子とクセがかった青いロングヘアーが特徴の16歳。

主人公より一個上のお姉さん。(らしさは欠片もないが)

なお彼女の兄は主人公の悪友・ゴーシュ。

主人公の住むあばら家から割と近所の豪邸に住み、たいがい家の入り口前でうろついている(近くに寄ると固有BGMに変化する)。

主人公や兄と同様、日々塔に潜り、冒険を重ねている様子。

そのため、街のみではなく塔(2F)でも会うことが可能な唯一のヒロインでもある。

会うたびに憎まれ口を叩いてくるが、ある日、魔物に襲われている彼女を助けたことで、主人公への態度が徐々に変化する。

ただし塔での会話を積み重ねることが必須。

その後、大切にしていた魔物の卵をプレゼントしてきたり(噴水広場の完成が条件。ニコのところにも書いたがイベントが連動している)今度は彼女が主人公を魔物の攻撃から救ったり(無意識に)で、らしからぬ行動や心の動きに疑問を感じる日々を送る。

そして。

さらなる会話を重ねた末に、自身の想いにようやく気付いた後のデレ。

そのギャップのハンパなさは、間違いなく全女子トップ。(呼び方まで変わる……まるで脳が入れ替わったかの如く)

また、主人公の家に来るようになった際の会話では、やたら不健全な「妄想」まで口走る。

女王様か。

それまでのやり取りで分かることだが、兄が色々(っていうか悪口)と主人公のことを彼女に話していた影響で、様々な誤解を生んでいたもよう。

常人ではあり得ないことまで鵜呑みにしていた様子から、少々天然がかってもいる。

たらこくちびるですが、主人公は一応人間です。

プールでの水着姿は。

お胸のとこの鈴と、おっきなリボンがアクセントのレオタードタイプだね!

流石に帽子は脱いでいるものの、普段の格好とあまり変わり映えしないように見えるのは気のせいか?

鈴が付いてるところも似ているし(好きなのだろうか)

あーひっでー。

そういうこと言っちゃダメだよ(ボクもちょっぴり思ったけど……多分いつもの衣装もそこそこ露出してるからかもね)

すまん。

○パティ

ピンクのポニテ+エプロン姿がトレードマークの14歳。

街唯一のレストラン(父親がコック)でウエイトレス(看板娘)をつとめる。

彼女も主人公とは旧知の間柄なようで、冷やかしで訪れた場合はやや呆れ気味に「やっぱりね」と、分かっているかのようなことを言ってくる。

ただしメニューの制覇だけで仲良くなれることから、恐らく全ヒロイン中一番ちょろい攻略難度が低い。

仲良くなるにつれ、食事の際にサービスしてくれたり、食べっぷりが好きといってくるようになったり。

エビフライだけには自信があるほか、彼女の手料理を食べるイベントあり。

一方で食い逃げしたり持ち合わせがないのに食事したりすると猛烈に怒るが、完全に嫌われることもなく、やることさえやれば(罰の皿洗いや料金の後払い)また元の接し方へと戻る。

結構、度量の広い娘なのかも。

が、やはりほかと比べてドラマ性の薄い、ある意味一番無味なヒロイン(失礼)

話は変わるが、メニューの「スペシャルランチ」は名前からくる想像と異なり、実際はてんぷらの盛り合わせ定食(パティ父の自信作)だったという、なかなかの変化球。

てっきりハンバーグ・唐揚げ・エビフライとかの全盛りなのかと思っていた。

ここで余談。

メニュー全てにおいて、実食時は主人公による孤独のグ○メ顔負けな脳内食レポが付く。

どの食べ物(ただのライスにすら)に対しても、表現豊かなセリフが流れるので、ライフシムを楽しみきる意味でもメニュー制覇はするべき。

閑話休題。

プールでの水着姿は。

髪色と似たピンクのビキニか。

無難な路線だよね。

どの目線からいっているんだ?

(パティどのに関してはイベントも割と簡素だったから、取り立てていうことがないのがまた……)

○チェリル(条件付きで登場)

内向きカールのミディアムブロンドな病弱+気弱娘。

16歳と何気にセルフィと同い年、つまり主人公の一つ上。

出会うには医院の改築が必須。

さらにイベント進展には塔の高層(28F)にある、ナオルル草が必須。

したがって攻略の難度は高い。(ナオルル草の階まで到達するまでも相応の準備やレベリングは必要なため、おそらく最難)

彼女の病を治した後のやり取り(選択)によっては、その職業選択にすら影響を与える。

ある意味、全キャラ中トップで主題(アザーライフ・アザードリームス)らしさを体現する存在。

自分の道を見つけてみるみる快活になっていく様子から、心の成長変化も著しい娘。

そんな彼女の次なる夢とは……。

ここで小ネタ。

チェリルが医院のベッドに居る際に、主人公をベッド上に立たせた状態で彼女に話しかけると……。

そういうことは分かっているのね?

なぜかこっちがハラハラしてしまう。

プールでの水着姿は。

アーガイルなレオタードタイプね。

露出は控えめでも、模様が素敵なアクセントになってて似合ってたね。

本人曰くはじめての水着で、かなりの冒険でもあったようだな。

よく頑張った。

なに、頑張ったって?

○ミア(条件付きで登場)

読書をこよなく愛する根暗な瓶底メガネっ娘。

ぱっつん前髪のロングヘアーで色はニコとやや被る似ている。

13歳、最年少のヒロイン。

出会うには図書館の建築が必要。

こういうタイプにありがちな色恋知らずの質で、たまたま主人公から親切(メガネを拾ってあげる)を受けたあたりから打ち解けはじめる。

しかしその後、図書館での会話を重ねていくことでスイッチが入り、ただの読書好きから俗にいうストーカー(盗聴スキル持ち)へと変貌する。

彼女がヤンデレへとバージョンアップして、身の危険が迫る前にしっかり言い聞かせましょう。

もっとも、無事健全?に仲良くなった後ですら、主人公を家から見送る際には彼女のみすべるように残像移動してくるというホラーモーションを魅せる。

そもそも仲良くなる以前にも、気持ちが盛り上がった時にメガネがビカビカ点滅したり「ぶつぶつぶつ」の独り言もやたら長かったりなど。

正直、最初から最後まで怖い娘。(根は良い子だと思うけど)

女性好き(ただし美女に限る)なゴーシュにすら邪険にされる例外的な存在だが……。

プールでの水着姿は。

スクール水着を模したデザインだね。

らしいっちゃらしいけど。

流石にこの時はメガネ外すか。

オマケに「外したら美少女」だったからな。

(こういうのをテンプレというのか)

しかもここのイベントで「その」特性が活かされた、あるある?シーンも見られたね。

まーでも。

ゴーシュってマジで軽薄なやつだよねー。

見た目で対応を変えるのは良くないという教訓だな。

○ビビアン(条件付きで登場)

外の街からやってきた娘で、最初は酒場の雇われダンサーとしてふいに現れる。

登場させるには塔20Fで入手可能な「青のケープ」を酒場の女将に渡し、関連イベントを完了させておくことがキー。

また、彼女のイベントを進めるためにはカジノ&演芸場(全イベ完了にはプールの再開も必要)建設が必要なため、お金と手間が一番かかるヒロイン。

18歳と女の子の中でも最年長なためか、外見、性格ともにひと際大人びている。

でも頑張り屋さん。

そしていじめられっこ。

そこまでエグイ描写はないものの、演芸場の先輩ダンサーから辛辣な言葉を浴びせられるシーンもある。(後に認められて、関係良好となるが)

一連の展開もパフォーマンスの伸び悩みから吹っ切れるまでの、いわば成長物語。

酒場やカジノのシーンが絡むことから、やや大人向け?なイベントが多いともいえる。

プールでの水着姿は。

きらびやかな印象の職業から想像して、派手目な装いと思いきや……

ボクもファー顔負けのビキニ姿で来るのかと思ったら、意外にも控えめなビスチェタイプだったね!

(ボタンの装飾がちょっぴり奇抜ってくらい)

といいつつ、関連の出来事でのそぶりから、思うよりも繊細なことが分かったな。

そういうナイーブなとこが水着姿にも反映されてたのかな?

ビビアン「あなたの前では女の子らしく居たいの……」

みたいな。

またそうやって勝手なセリフを……

(ファーどのと異なり、ポーズも控えめだったがな)

攻略対象ではないものの、ここから主要人物3名の話をオマケで。

○リース

主人公の母ちゃん、33歳。

若干サ○エさんを思わせるブルーの髪型が特徴の美人。

主人公の髪色やたらこくちびるを見るに、母には似なかったよう。

帰らぬ夫となってしまった主人公父(ガイ)の分も、主人公と娘(ウェディ)を、女手一つで育ててきた良きママ。

アイテムストック用の金庫管理&冒険のセーブという、システム的にも欠かせない役割を持つ。

ほかにも塔から戻った際に持ち帰ったものを売ってきてくれたり、出かける際に話しかけることでピタの実(シレンでのおにぎり、トルネコでのパンにあたる。ただし魔物用)をくれたりもする。

日々のお礼代わりに何かプレゼントしたくとも、如何様なアイテムであろうと、まったく受け取ってくれない。(バラの花束くらいプレゼント出来たら良かったのに……)

それはそうと。

仲良くなった女の子たちがこぞって家に来るようになっても、普段と変わらずというのがある意味すごい。

目の前で息子がよその家の娘たちからお出かけキスの嵐にさらされようと、まったくのノーリアクション。

……息子の方が気まずいはず(母と妹の居る場で堂々とちゅーする彼女たちも大したものである)

○ウェディ

主人公の妹、7歳。

髪色や口元を見るに母ちゃん似。

言動があまりしっかりしていない。(7歳ならもう少しちゃんと喋れるはずだが……ただのキャラ性だろうか)

初期の頃はニコと一緒になって朝起こしてくる。

必ず主人公より先に起きていることから、幼いながら自己管理はしっかりしているおりこうさん。

ガイが行方不明になった時にはまだ産まれておらず、父親の顔を知らない。

知らずが幸か不幸かはさておき。

魔物図鑑(ガイが置いていった?)が宝物らしく、彼女に話しかけて「見ゆ」ことで閲覧が可能。(各魔物の生態について書かれていて、読むとけっこう楽しい)

図鑑コンプというやり込み要素をにぎっているため、母親同様、何気に重要な存在。

全プレゼントを受け付けない母親と異なり、あひるのガーのみ受け取ってくれる。

しかも、同じものを何度プレゼントしても、同じように喜ぶ。(リアクションするだけで、特別なイベントのきっかけになるとかそういうのはない)

筆者データ下だと恐らくアヒルまみれになっているはず。

一体どこにしまっているのやら……まさか捨ててはいまいな?

○ゴーシュ

女所帯な本作での数少ない男性メインキャラ。(本編ではむしろ主人公とコイツだけ)

大半の住民(無論主人公も含め)を下民と見下す高慢な性格で、主人公にとってはまさしく悪友というべき16歳のバンダナ少年。

会う度にからんできて、イヤミや皮肉など悪口をいってくる。(むしろそれのみ)

主人公と同じ冒険者で、剣士を志して日々塔での探索を行っている。

そのため妹(セルフィ)と同じく塔内(2F)でも会う。

なお塔ではセルフィと居合わせる(兄妹ケンカしている)こともあったり、こちらに決闘をふっかけてくることもあったりする。(勢いの割に実力はヘタレ、攻撃をくわえるとまもなく降参するが、段々強くなってくる?)

また、美人好きでキザったらしく、女の子とのイベントでも急に現れて割り込んでくるなど何かと出番も多い。

ここまでくると完全にイヤなヤツでしかないが、セルフィいわく「家では主人公のことばかり話す」とのこと。

何となくニンマリしてしまう。

ほか貴重なシーンとして、ビビアンのダンスを酒場で一緒に見た際、珍しく主人公と気持ちを同調させる。

怒った時は片眉ピクピク、手ぇプルプルという唯一無二でコミカルな絵面になる。

プールでの水着姿は。

……要る?

アイツの水着の話。

まあ、一応ふれておこうか(水着姿は――と筆者どのが書いてしまった以上、後に引きづらいし)

★だね。

パンツが。

すっげ~ダサ……

その先は可哀そうだからいってやるな。

(的を得た表現だが)

本人はアレがカッコいいと思っているだろうし。

キミの言うことの方がトゲあるんじゃない。

ゲーム性・システム ★★★-

ベースはターン制ローグライク。

そこにモンスター育成&恋愛シミュレーションを織り交ぜた欲張りシステム。

こと魔物を活用するバトル&収集育成は、シナリオの淡白さを吹き飛ばすほどの良要素で、恋愛要素と並ぶほどのメイン。

そのほか、街での施設建設や自宅のカスタマイズ(家の増築、家具の購入設置)などライフシムなお楽しみも割と多く。

良いところのみを挙げるなら、初代PSタイトルの中でも充分盛り沢山な内容といえます。

と、いいつつも。

自宅と魔物小屋増築以外の街で行えることの一切が、塔での攻略に役立つことはありません。

新たな施設を建てようと、せいぜい女の子たちのイベントに関わるほか、いくつかのミニゲームを楽しめるのみです。(人から感謝されたり、街が活気付いたりなどの充足感は味わえる)

ローグライク部分に影響する有益アイテムや機能の解放なども存在せず。

また、お金に関しても利用価値はそれこそ施設建築、自宅と魔物小屋増築、家具や贈答品の購入にのみ。

いくら貯めこもうと強い武器や盾、※アイテム購入などRPG的な用途には使用できず。

※そもそも購入できる道具のラインナップが少なすぎる。
 一応、ショップには薬草や銅の剣など最低限のものは並んでいるが、それらは塔でも簡単に入手出来るため、わざわざ買わなくてもいい。

せめて「有料で装備を鍛えられる鍛冶屋」「レアな魔物の卵や限定の有益アイテムが並ぶ店」等々あれば、成金を目指す……もとい稼ぐモチベーションは高まったでしょう。

ライフシムの堪能を重視するというなら、現状でも不正解ではないと思っていますが……。

一番楽しい使い魔システム

塔内での主人公は、武器(剣&杖)盾装着で戦えるほか。

消耗アイテムの使用および投擲(ジャンプ投げすると距離が延長する)。

魔力が封じられた球による魔法攻撃なども駆使可能。

当然ながら経験値によるレベルアップの概念もあり、敵を倒すことでどんどん強くなっていく。

さらに大半の武器と盾も特殊な砂(すなわち鍛冶アイテム)を使うことで強化できる。

脱出アイテムを使用して鍛えた装備を持ち帰り、また塔へ持ち込んで鍛え、脱出アイテムを使って再度……と、この繰り返しも重要な攻略方法。

と、いうワケでレベリング・装備の強化・アイテム運次第で、主人公お一人様でも一応攻略可能にはなっているが……。

けっして無視できないのは使い魔(仲間の魔物)の存在。

そして使い魔を活用した戦闘&育成要素。

この肝システムを堪能しないことには、本作の半分も楽しむことは出来ない。

お一人様で攻略するなんてなぁ「縛りプレイ」で行うべき。

むしろシナリオの物足りなさは、使い魔たちとの冒険の楽しさが吹き飛ばしてくれるほど。

ゲーム開始後まもなく※キューンが加入することから、塔初挑戦時から存分にこの要素を楽しむことが出来るのも有難く。(チュートリアルもあるため、初見でも優しい)

※主人公が使役できる最初の使い魔。
 ゴーグルを頭にのっけた可愛らしい見た目。
 ほかの魔物と異なり、唯一会話が出来るいわば相方的存在だが、塔の最上階で……。

そんな使い魔に関することの大体は以下。

・卵(塔でランダム入手)から孵し、2匹までお供に出来る(使役用の首輪が2つなため⦅一つはキューンの加入と同時に入手、もう1つは塔内で入手⦆)。

・呼び出すことで主人公と同じく物理攻撃や回復、攻撃&協力魔法によって援護してくれる。同様にレベルや能力値も設定されている。

・直接命令やある程度おまかせするなど、作戦や行動の指示が可能。

・経験値が入り、レベル(ステータス)も上げることが出来る。

・毎回レベル1スタートとなる主人公と異なり、いったん上げた使い魔のレベルは塔を出ても(全滅しても)基本下がらない。(アイテムや魔法による上がり下がりはある)ここがほかの「全滅したらパー」なローグライクとは異なる特徴。

・主人公には某タイトルのような満腹度がない(腹が減らない)代わりに、使い魔それぞれに設定されたMPがその代わりになっている(尽きるとその場で行動不能状態に。好物となる各アイテムや木の実を与えることで回復可能)

・2体を融合させることで、魔法や特性を引き継ぐことが出来る。

・一部はレベル20に達すると、別な形態の魔物へと進化する。(これによる形態は通常では見られない超レアな存在。ドラゴン(キッズから進化)のみ上階で通常出現する)

・控えの使い魔は自宅(小屋)待機。小屋の増築によって待機スロットは3段階まで上げられる。

・使い魔のMP温存のため、彼らに頼り切らず、あえて主人公のみで進むという戦略の幅をとることも可能なあたりがバランス良。
 一部には燃費に優れ⦅好物が手に入りやすい、MP回復値が高いなど⦆実質ずっと連れまわせる魔物も存在する。

――大まかにはこのような感じだが、特に融合は攻略難度にも関わってくるため、こだわりを持つプレイヤーも多いはず。

なにぶん筆者も攻略情報見つつ模索したプレイヤー。

なお、魔物(使い魔)は一部を除き、全33種。

これらの卵、ひいては魔物コンプリートが本作最大の目的と言っても過言ではない。

と、かましていつつ、筆者もすべての魔物を※コンプしきってはいない。

※最上階のイベントを終わらせると一回限りで究極の卵(レアモンスター・ハイキューンが産まれる)が手に入る。
 つまり一度EDを迎えないことには魔物コンプ不可。

それよりも※バロンの卵が出た時は大いにテンションが上がった。

※強さうんぬんより「アイテムを食べさせると別なアイテムに変えて吐き出す」という唯一無二の特性を持つ。
 コイツにしか作り出せないアイテムも存在する。

金稼ぎはある施設を作ると……

多くを語る必要なし。

「7の目押しがいくらでも可能」な、スロットマシンを配置するカジノが利用できるようになると、金策の苦労は消え去る。

もっともカジノ建設費が施設随一の10万Gとなっているため、そこに至るまでのイベント消化&稼ぎは最低限必要。

ともあれ自宅・魔物小屋の増築に家具のコンプ、※オーラバイクの購入や衣装買い。(自宅と魔物小屋増築以外はファーの店で購入可、衣装は……買ったところで見た目もステータスも変化なし。気分の問題なだけ)

※乗ると街を高スピードで疾走することができる。
 無味な書き方をするなら時短用の移動アイテム。
 カスタマイズパーツを購入すると速度がアップするが、これを用いたイベントなどは特に存在しない(レーシングゲームがあればと思ったが、そこまで出来るほど容量や期間に余裕はない気がする)。

レストランでのバカ食いや、女の子や妹・ウェディへのプレゼント(アヒルしか受け取ってくれないが)だろうと、金で賄えることはもはやいくらでも出来ることに変わりなく。

通常攻略(塔での稼ぎ)よりも、ギャンブルで稼いだ方がリッチになりやすいというのもまた……。

もっとも大きなマイナスポイント

※バグが多い。

※おもに塔内で起こる。
 プレイに支障をきたすものばかりだが、お金を大量入手出来る有益な?ものもある。
 そのやり方については下部の折りたたみに記載。(ゲーム性を台無しにするので初見プレイで行うのは非推奨)

あーあ……開いちゃった。

ま、キミがここ見るってことはもうオッケーってことだろうから、方法は教えるけどね。

(聞いたところで、やらなければ良いだけだと思うが)

じゃ手順をちょっと大声で簡単に。

まず塔でサビのワナを見付ける!

売ってお金にしたい装備に変えて(ちゃんとサビる剣とか盾なら何でも良い)ワナをわざと踏みまくってマイナス値をつける!

装備がある程度のマイナス値になったら、街に持ち帰って店で売る!

それだけなんだけど……表示された売値に腰抜かすと思うよ。

方法自体は非常に楽なんだが……

実際のプレイではハガネの剣(-13まで下げた)で行ったんだったな。

えっと……いくらで売れたんだったか?

4294967251Gだったね!(アイテム欄の枠からはみ出て(バグ)って表示されてたね)

この現象は俗にいう「オーバーフロー」ってやつなんだろうけど。

ともかくさ、稼ぎ終了~って感じだよね!

アハハハハハ!!

流石にもう笑うしかないか。

※プレイ時にどうだったか忘れてしまいましたが、売る際には所持金を限りなく少なくしないと成功しないかもしれません。

もしある程度のマイナス数値にした剣・盾でダメだったら、値をさらに多くするか、ファーの店などでムダ買いするかして所持金を少なく(可能なら0に)してから再トライを。

失敗リスクを考え、所持金を調整する手前で一旦セーブしておいた方が良いでしょう。

なお、上記バグ検証のために作ったー13のハガネの剣を、試しに塔1階のトロルにぶつけてみたところ、15ダメージ喰らわせました。

なぜわざわざそんなことをしたかは「ひょっとしたらダメージもえぐいことになるんじゃ……」という興味のためでした。

投擲ダメージの方は固定になっているのか、金額のように狂ったことにはならずというのがはっきりしただけですが。

特定の行動を行うことで、ローグライクには致命的なフリーズもそれなりに起こる。(筆者もクリアまでに数回遭遇した……そんなもので済んだだけ運の良い方かもしれない)

幸いにしてフリーズのケースによっては、トレイオープン→ディスク再読み込みで直る場合もある。(100パー復帰するわけではないため、あくまで最終手段)

なお※ベスト盤ではバグおよびフリーズが改善されているらしい。

※格安な通常版と異なりプレミア化している。
 令和8年1月調べでは、どこのショップでも余裕で万を超えていた。
 一方、フリマサイトで割と安く出品されていたのを見かけたので、入手するならそちらを利用するのも手かもしれない。

とりあえずそれだけ書いておきます。

音楽・サウンド ★★★

好みというほどのものはなくも、いずれも雰囲気に合っていて、聞きざわりな曲や音が何一つとしてないところは○。

砂漠の街が舞台だからか、エキゾチックでオリエンタルな曲が多く(この形容の仕方で合っているのかはともかく)女の子たちそれぞれにも個別の曲が用意されています。

声優さんの話にまでは踏み込みませんが、主要人物にはもれなくボイスあり。(ほとんどの住人にも、わずかながらボイスが当てられているというこだわり)

イベントのみならず、話しかけた時にもフルボイスで応答してくれます。

また主人公の相方?で、最序盤から付き従うキューンは唯一のボイスあり使い魔

塔内で魔法援護してくれる時も声付き。

そのため、愛着はほかの魔物よりも湧きやすく。

さらに塔最上階でのイベントでは、彼(♀の可能性も否定できませんが)のボイスがフルで堪能できます。

やたら恥ずかしいネーミングの必殺技をさけぶあたりは、シリアス<コミカルに大きく振り切っていた気もしますが。

グラフィック・見た目 ★★★+

この時代のPSタイトルと思えば充分。

多少の荒さも含めて味。

見下ろし視点タイプの街、ダンジョン。

双方ともディテールがそれなりに細やかで色彩豊か。

一方、塔では濃色の背景が異空間的に常時うずまいているため、目にはあまり優しくなく。

地形によってはキャラ配置が見づらくなるというのも玉にキズ。(高低差があるところだと余計に)

といっても多大な影響とまではいかず、気になる時は気になるという程度です。

少しなら視点グリグリも可能ですし。

なお、お星様評はお目目大きめばっちりめの、個性あるキャラクターデザインの割合が大。

これだけ特徴的な(描き方の)キャラクターはほかにあまり居ないんじゃないかなと思っています。(プロの方に対していうこと自体おこがましいですが、説明書内に描かれたほかのポーズパターンのイラストを見ても描き方がブレていないのがスゴい)

主要人物(バストアップ絵)にも、もれなく数パターンのグラフィックが用意されているほか、まばたきアニメーションまであり。

こだわりも細やかです。

魔物の見た目もほとんど被らないので、集めた彼ら彼女らの姿を冒険中じっくり眺めてみるのも乙な楽しみ?方です。

総まとめ ★★★+

ローグライクで恋愛シミュレーション。

モンスター収集&育成要素。

街での施設建設や自宅のカスタマイズ(増築や家具の設置)といったライフシム。

初代PSのタイトルでそれ等全ての要素を含んだRPGを探しているなら、まさに本作がうってつけです。

……とはいえ、それぞれの要素は広くて浅いといった風で(それでもモンスター絡みの要素はなかなか作り込まれていますが)期待もそこそこにサラリと遊べるという意味では充分楽しめるものとなっていました。

一方、メインシナリオのボリュームにはけっこうな物足りなさが。

クリア後も若干の不足感を残したまま、何事もなかったかのようにハクスラな日々へと戻っていきます。

ベルドなる敵役出現の唐突さと、意表を突くラストバトルの顛末についてはともかく。

父親に関してのオチが割とあっさり目だったというのも少し残念なところ。

途中途中で彼絡みのイベントがもう少しあったり、ED後の再登頂で何かしら補完されていたり(霊体でも良いので主人公の前に現れたり……)ならばまだ良かったかもしれません。

本編に関する不満を挙げろといわれれば、それくらいですが。

バグの多さ、ことフリーズによる突発的な事故。(こちらは実体験済みなこともあり、フォローのしようがなく……)

これらシステムについての粗まで加味すると、良ゲーといいきれないところが心苦しく。

一方、魅力的な人物たちの存在が彩りを加えていたほか。

シム的要素&モンスター集め&育成が割と楽しめたので、ク○ゲーともいえず。

クリアまで遊んでの結論は「良悪どちらかで言い切ることが難しい」。

はっきりしない表現ととらえられるのは承知のうえですが、本当にそんな作品でした。

と、いいつつ、筆者どのは楽しめたからこそ、これ(レビュー)を書いたのだと思うが。

狙った魔物の卵(装備とかも)が出てきた時はテンション上がるし、その気持ちが味わえたからこそかな?

多くのローグライクの醍醐味でもあるけど、そこはちゃんと押さえれていたし。

キャラクターとの交流とか施設を増やしていくとか、なんだかんだでそういう盛りだくさん感もあったワケだし。

惜しむべきは物語がやや物足りないといったことに尽きるのだろうか?

……という筆者とボク含めたプレイヤーには朗報として、このアザアザ。

何気にGB版もあるんだよね。

そっちは本作で感じたストーリーの消化不良感を補完したものになってるみたい。

つまり物語に力が入っていると?

それだけじゃなくて、階層も40F(今更だけど本作の最上階)から99Fになって、魔物の数もがっつり増加してるんだ。

いってみればローグライクの方にバランスを振り切ったって感じかな。

その分、恋愛要素とか施設の建設とか、ライフシム的なところは大幅に省かれてるんだけどね。

キャラも登場しないのとか居るし。

二つ遊べば、互いの不足を埋め切れて良さそうなものだな。

ってもGB版はボクも筆者も未プレイだから、あまり詳しくは語れないってとこなんだけど。

せっかくもう1つのアザアザを知ったからには、いつか遊んでみたいよね。

(その時はGB版のレビューも書かれることだろうし)

↓こちらがGB版。

了。

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もりそばのはれときどきゲーム
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