となりのゴブリンさん

ゴブリン。

剣と魔法のファンタジー世界と聞くと、こういう生き物もイメージしやすいのではないでしょうか。

もともとはヨーロッパ出身のいたずら好きな妖精、または小鬼とも。

筆者も調べるまで、ちょっと想像がつきませんでしたが、これまたファンタジー世界ではお馴染みの、コボルト(kobold)を英語に訳したものが、ゴブリンだという話があります。

コボルトと聞くと思わず、ゴブリンとは似ても似つかない剣を持ったワンコをイメージしますが。

ちなみに、コボルト自体はドイツの妖精とか。

コヤツ自身も「いたずらをする妖精」を指していて、とどのつまりはコボルト=ゴブリンという解釈が出来ちまいます。

しかも古代ギリシャでは、両者とも「コバル(子供)」という言葉から由来した名らしく、同一なのか変化したのか余計にややこしい。

とりあえず、筆者は世界観を重視し、今後も互いをベツモノと思う事にします。

とりわけ、ゴブリンなどの存在が登場するような、ベタなファンタジーの世界観を筆者はとても愛しています。

またロープレ好きとして、FFシリーズなどに幼少より触れている影響か、もはや親しみすら感じられるほど。

余談ですが、同シリーズで初めてゴブリンが出現しなくなった作品はFF6(北米版6では出現するらしいですが、名前が同じだけでゴブリンじゃない別モンスター)。

FF5までは皆勤賞でした。

これはもっとニッチな小ネタですが、その5にてゴブリンを、魔獣使いのアビリティ「とらえる」のち「はなつ」で、なんとフレア(黒魔法最強)を使ってくれます。

とらえられている間に、一体何があったのか。

そんな、かくし芸すら持つゴブリンは、コボルトと並ぶほどに馴染み深く、ある意味ご近所くらいの感覚かもしれません。

ピンポーン!(インターホンの音)。

筆者「はーい!」

ゴブリン「ゴブーン(すいませーん、お醤油きらしてしまって…少しだけ頂いてもいいですか)」

筆者「あ、どうぞ、ウチ昆布醤油ですけど、それでよかったら」

ゴブリン「ゴブブネ(ありがとう、助かります。ウチ夫婦二人して味付け濃いのが好きで、醤油とかすぐになくなっちゃんですよね)」

ゴブリン「ゴブフッ(2日前なんて、のど乾いた時に、いよいよコップで飲んじゃいました、フフッ)」

筆者「よっぽどだったんですねw良いですよ、こないだ夕食ご馳走になっちゃいましたし(メチャメチャしょっぱかったけどね)」

ゴブリン「ゴブゴブス(いえいえー、これからも近所同士仲良くしていただければありがたいです)」

筆者「こちらこそです」

ゴブリン「では失礼いたしますー、あ、そのうちまた食事にご招待しますね(ゴブブネ)」

筆者「ゴブスター(ありがとうございます、ではまたー)(…胃薬あったかな)」

「ゴブゴブ(という勝手なやりとりの妄想)」。

ゴブリンがゴブゴブしゃべると決めつけるのは、偏見でしょうけどね。

しょっぱいのが好きかどうかも、不明です。

了。

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