キリンちがいにつき、ここでの麒麟は下のやつです。
聖獣・麒麟(きりん)をイメージして描きました。
もともと勢いに任せて描いたただのラクガキだったのですが、画像データをそのままにしておくのもなんだかなと思い、人前にさらしてせめておわらいぐさにでもしてもらおうとアップしました。
ちなみに麒麟とは中国においての伝説の獣といわれています。
中国の儒学者が書いたという昔の書物・礼記によると、ただしく仁愛のある政を行う人物が現れる際に出てくる獣なのだとか。
一応、性格もおだやからしい。
ついでにその種類も色々いるとかで、こうした姿態の獣の中で黄色いものを麒麟と呼ぶそうです。
上のイラストのように黒い麒麟(墨っぽく描いているから黒くはなりましたが)のことは甪端(ろくたん)と呼ぶそうです。
なお甪端の一文字目の「甪」は環境依存文字なので、ページをご覧の方の環境によっては見られないかもしれません。
もし文字化けなどで見られない方は「用」という文字の上部中心に、チョンと短い線がプラスされた文字をイメージしてください。
とはいってもほぼ一般的に見かける文字ではありませんし、目をこらさないとフツーに「用」に見えます。
少し違和感があるくらいでしょうか。
一瞬、用の上にちょんとモニターのホコリが付いたような風にも見えます。
まあ文字のことはこのあたりで。
ちなみにかの織田信長が使用したという花押(かおう・今でいうサイン)は、麒麟の文字をかたどったものだという説が存在しているようです。
その話を知るにあたり信長公の国のまつりごとを自分が正しく取り行うというような意思が、仁愛性を持ったこの聖獣をかたどることで表れている。
勝手ながらそういう解釈をしました(深堀りしていないため情報の出どころも不明です、あくまで説ということで悪しからずお願いします)。
ところでゲームなどサブカル作品での麒麟といえば、その出番は非常に多くFFの召喚獣(初回はⅥ)としても、モンハンシリーズの討伐対象としても登場しています。
かつてのモンハンではキリン装備を集める際に大変お世話になりました。
局地的ですが、筆者の中ではモンハンのキリンと並ぶくらいFC版女神転生2でのキリンが印象深いです。
覚えている魔法の関係でほとんど使わなかったのですが、デザインが好みでした。
まあそれだけなんですが。
女神転生2自体が大昔のソフトとはいえ、現在ではネットでグラフィックを探すことくらいは容易です。
興味があれば「デジタルデビル物語 女神転生2 キリン」あたりの単語を使って画像検索してみて下さい。
昔のゲームのドット画像でもかなりしぶくカッコいいものになっています。
了。