読み込み中の一言
コチョン「笑顔でいることも脳には良いんだってね。ほら、笑ってみて!」
カエデ「適度な運動は健全な心も生み出す。散歩がてらに歩くだけでも大分ちがうぞ」

「名前で判断するなかれ。コミカルな進化アクション」46億年物語 はるかなるエデンへレビュー(ネタバレ注意)

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ネタバレはイヤだけど……

ネタバレはイヤだけどゲームには興味ありって人は、ここからこの先ネタバレ注意!までを読んで参考にしてね!

初プレイの楽しみを大事にしたい人は、そこまでなら安心して読める内容にしてあるよ!

それ以降の内容は、ネタバレが問題ない人向けだぞ!

ゲームをすでにプレイ済みの人は思い出を楽しみ、未プレイの人には雰囲気だけでもつかんで、実際にやってみたいと思ってもらえたなら嬉しいな!

情報もろもろ

発売日1992年12月21日
発売元ゲームプラン21(販売元・エニックス)
開発元アルマニック
ジャンルアクションRPG
プレイ環境SFC(スーパーファミコン)

おススメする人

以下のような要素が好きな方におススメ

  • 短編
  • 2Dアクション
  • ティラノサウルス・トリケラトプスなどの有名な原始生物が登場
  • マンガ風にデフォルメされたドットグラフィック
  • 進化させることで主人公を強化出来る

目安プレイ時間・特徴など

10時間くらいでクリア出来ると思うよ!

2Dアクションに慣れててサクサク進む人だったら、半日かからずにクリア出来るかもね。

このゲームは物語を通して、太古の生物が存在した原始時代を疑似体験出来るんだぞ

マンガのような見た目さえ嫌わなければだが、このゲームを遊んだことをきっかけに、人々が生まれる前の地球史にも興味が持てるかもしれないな。

※リンク先は参考価格の商品ページです。ショップ内で同商品を検索すると、より安価な出品が見つかることもあります。

ソフトの価格について。

筆者調べによると、46億年物語は現在1万円をゆうに超えるプレミアソフトとなっています(令和7年8月時点の調査にて)。

箱取説つきの美品であれば、数万円なんていうものもザラにありました……人に貸さなきゃよかったーっ(だいぶ前の話ですが、貸したっきり戻ってきませんでした⦅単純に相手が引っ越して、連絡もそれっきりというだけですが⦆)。

もしここをご覧の方が「ぜひ遊んでみたい!」という強い思いをお持ちであれば、上記リンク先のようなネットショップにとどまらず、オークションサイト、街の中古屋さんなど、ありとあらゆる場所で極力安価なものをお探しになるのも良いかと思います。

筆者の肌感覚ですが、もし1万円前後で売られていたなら、たとえソフトのみでもお財布と相談の上、※即時入手することをおススメします

※その前にちゃんと動作するかどうか問い合わせることと、セーブデータ保存用のリチウム電池がまだ活きていることも確認できればベストです。万一電池が切れていても交換の手段はありますが、半日くらいでクリア出来るボリュームなので、クリアのみなら電池切れでも充分可能なことを付しておきます。

この先ネタバレ注意!














序文

どこかお堅いタイトルなのに、中身はシンプルな2Dアクションというギャップがたまりません。

発売元はドラゴンクエストのメーカーとしていまや誰もが知るエニックスですが、このソフトが発売された当時は、FFのスクウェアとは別会社でした(後に合併)。

そして発売日は1992年12月21日、いわばクリスマス商戦の真っただ中。

しかも同年同月6日にはFF5が発売されていたようで、そちらのプレイに没頭した人はさぞ多かったことでしょう。

またこの頃はスーファミ全盛期といえる時代で、同年にはほかにもドラクエ5・真女神転生・ロマンシングサガなど、今もなおシリーズが続くメジャータイトルが発売されています。

これらの大作に混じり発売した時期ゆえに、本作の存在すら知らなかったというゲーマーはけっして少なくないはず。

面白いのに目立たなかった不遇なレトロアクションゲーム。

筆者はそう思っています。

スカイリムなど、美麗グラでオープンワールドなタイトルも好んでプレイしましたが、レトロゲームフリークな筆者にとって、本作は今でもそれなりに楽しめる気がします(『気がする』と書いているのはソフトがすでに手元にないためです。遊んだのも一昔前なので、記憶を呼び覚ましつつ、調べつつのレビューとなっています)。

筆者がこのソフトと出会ったきっかけは、同じレトロゲー好きの知人のプレイを見たことがはじまりなんだよね。

ほかのSFCソフトとは一線を画すゲーム性に「当時のアクションにこんな面白いものがあるなんて!」と、ある種の感動を覚えたらしいな。

評価スタイル

ここからはストーリーや総評まで各要素を分けて☆☆☆☆☆って感じの、お星さま評価をさせてもらってるよ!

☆5つならめっちゃ満足、☆1つなら不満って感じでね。

ちょっぴりありきたりな評価の仕方だけどね。

☆☆☆+や☆☆☆☆-のように評価させてもらうこともあるぞ。

これは次の☆数まであと少しで達する、達したが少々物足りないといった微妙さ加減を表していると思って欲しいな。

ストーリー ★★★-

渋めのタイトルから少々身構えてしまう感じがしますが、一本道かつ、専門的な用語も飛び出さなければ(聞きなれないのは、せいぜい太古の生物名くらい)小難しい要素も何一つありません。

物語は地球がまだ海ばかりだった数億年前より始まります。

プレイヤーはその時代に産まれた一匹の生物となり、星の化身ガイアに導かれるまま、5つの時代を渡り歩く壮大な旅を体験します。

ガイアの力によって、プレイヤーは魚の姿まで進化しているものの、しょっぱなから弱肉強食の世界を自力で生き延びなければなりません。

厳しい世界でほかの生物たちを捕食し強くなるにつれ、魚類から両生類、爬虫類へとその姿も変えてゆきます。

さらに自らの選択次第では鳥類や哺乳類、果ては人類まで進化することも。

多様な進化と過酷な旅の果てに、プレイヤーとガイアを待ち受ける最恐の生物、そして結末は……。

――と、書けばなんとなくスケールのデカさが感じられますが、登場キャラの見た目やセリフまわりはやたらコミカル。

今考えてみると、そういう砕けた感じがかえって受け入れやすかったのかもしれません。

全体通して漢字が控えめなテキストも、お子さんプレイヤーへの配慮のように思われます。

しかし弱肉強食がメインテーマなだけに、シビアなシーンも少なからず存在している辺りは、メリハリが効いたところ。

中でも「爬虫類の章」いわゆる恐竜時代の終了時には、氷河期へと突入する過程での天変地異によって生物が死に絶えていく描写が再現され、デフォルメテイストを一瞬忘れさせるほどの無情感が感じられます。

しかし同章ではティラノサウルスやステゴサウルスといった、誰もが知るメジャー恐竜たちが登場することもあり、原始生物にロマンを感じる筆者としては、特にテンションが上がったチャプターでした。

なお後半の哺乳類時代までは、登場生物も忠実で雰囲気も良かったんですが……。

後々語りますが、以降のストーリーは雰囲気的にも少々不満が残りました。

一方でストーリーテラー役も担うガイアだけは、一部イベントを除いて終始シリアスを貫くブレない女性でした。

ある意味彼女だけがまともすぎて、本編でも浮いている気がしなくもありません(彼女だけが美麗デザインなせいでもあるかと)。

弱肉強食の世界で生き延びたら…

ざっくりいうとヒロイン兼導き手のガイアに、なかば無理やり弱肉強食の世界に放り込まれ「私のために頑張って生き残ってね♥」なストーリーでもある。

……と、いったものの彼女は、道中で幾度もプレイヤーを励ましたり、たびたび起こる生物の厳しい現実を共に悲しんでくれたりもする。

穏やかで慈愛に満ちた性格で、まさしくテンプレ通りの「女神」っぽくはあるものの。

そもそもの発端は、ガイアの父である「太陽」より「娘のパートナーになりたくば、弱肉強食の世界を生き抜いてこい!」という風な、婚前試練のようなミッションを与えられたことに始まる。

つまり成り行き上で旅が始まったといっても過言ではなく、プレイヤーは実質婿入りのためにほかの生物を倒して、せっせとお肉を食べて、進化して強くなっていきましょうということである。

太陽系を擬人化したような一族への加入を目的としているため、スケールこそ大きいが、やることは暴力的かつシンプルの一言。

急激なSF展開

四章途中まではキャラも雰囲気も文句なし。

子供っぽいデフォルメ感があっても、かつて実在した生物相手に戦い、交流を持つようなゲームは当時ほかにあっただろうか。

ただし四章後半からの展開は段々と怪しくなり、現実とは異なる進化を遂げた鳥人たちが出てきた辺りから不満が噴出。

「え? こいつら剣持ってる?」

しかも鳥人たちを束ねるボスの格好は、まるでロープレの亜人魔導士(ローブらしきものを着用。攻撃方法も球を飛ばしてくるあたりそれっぽい)。

さらに海底では銃を使いこなす魚人や、緑色のグレイどこぞの宇宙人と形容してもおかしくない外見の、恐竜人まで出現。

ついには異常進化した巨大なアメーバ不定形生物がラスボスというオチ。

生物以外にも石壁の要塞、木材で組まれたエレベーター、あげくワープ出来る設備まで登場する。

ああ。

恐竜時代までの良質な原始の世界観を返して。

テイストはもはやSF(スペースファンタジー)。

原始的な生物がひしめく世界観が一気にカオスとなり、初回プレイ時はそれが原因でプレイ熱が瞬時に冷却。

もっとも、あり得ないほど巨大化した生物や、クリスタルなる不思議アイテムが序盤から出てきた辺りがすでに伏線だった(ここで展開に気付けるほど当時からカンは良くない)。

どうせだったらそんなSFっぽさを出さず、せめて生物だけでもちがった角度のものがほしかった。

ただし生物の巨大化については見た目が変わったワケではなく、ただ身体が大きくなって、より脅威になったのみなのでコレについては別段問題はなく。

と、いうよりもこの路線を貫いたら良かったのではとも思える。

本編には登場しなかったが、ティラノサウルスたちもビビるような、より狂暴さが際立つ大恐竜などが出てきても違和感はない(巨大サメやハチは居るにも関わらず、ティラノサウルスは普通サイズ)。

実在した生物をここまで出しているなら、ムリヤリ人型に進化させず、動物っぽさが強まったワイルドな生物の方がこのゲームには似つかわしいんじゃないかと。

突き詰めるとモンハンの生物みたいになりそうだが、このゲームの場合それが本来の正解なように感じる。

なんならプレイ最初の頃、ラスボスはキングギドラみたいなのを想像していたのだ(アレ? そうなると結局SFみたいになるんじゃ…という矛盾を抱えていることにココで気付く)。

ちなみに恐竜人を宇宙人と形容したが、実は「本物の宇宙人」も登場する。

いわば彼らが本作において生物たちの異常進化を起こした張本人だが「敵」ではなく、意外にも友好的な存在である(世界観と対比するかのように知的で大変穏やかな連中)。

シナリオを考えた段階でそれら宇宙人の存在もおり込み済みなら、SF展開でも仕方ないと今は思っている。

ラスボスが巨大アメーバあんなのでも納得せざるを得ない。

大人となった今では。

エデンって結局なんなんだー!

ゲームのサブタイトルにも「はるかなるエデンへ」とあるように、五章仕立ての最終章タイトルは「エデンへ‥」となっている。

当初からゲームの最終目的は、弱肉強食の世界を生き抜いてガイアのパートナーとなった暁に、その謎な場所へとたどり着くことでもある。

実際のEDでは、度々ガイアが呼び出しプレイヤーを次の時代へといざなう役割があったどこでもドア、もとい扉をくぐる描写をラストにスタッフロールとなる。

なおこの最後の扉だけ開いた中身が「?」と表示され、恐らくその先がガイアの待っている(であろう)エデンとやらかと今でも思っている。

そしてスタッフロールでは宇宙視点になり、中心の地球(ガイア)とそれに寄り添うように小さな星がポツンと点在する一枚絵が表示される(それ以外の2つの星は、それぞれ月と火星ではないかと思われる)。

上記の小星はガイアの父に家族入りを認められ、エデン入りしたプレイヤーと推察。

ん?つまりエデン入りするとお星さまになるのか?

やがては義父の周りを兄弟惑星たちが回っているあの中で、プレイヤーもガイアと一緒に仲良くグルグルするのだろうか。

あんまし良く分からないオチというのが本音。

つまりいくらかの描写があれど、エデンがどういうところなのか、またエンディング後はどうなるのかなど、一切ははっきり分からず、プレイヤーの想像にお任せ的な終わり方となっている。

ところでエデンとは。

旧約聖書に語られるアダムとイブが暮らしていた楽園のことでもある。

ということは、無事試練を乗り越えたプレイヤーが「アダム」で、女性人格であるガイアを「イブ」と解釈してもアリと考えている(プレイヤーもとい主人公生物の性別ははっきりしていないが、元ネタのエデンの話にそわせるなら、オスとして考えるべきと思っている→後述しているが隠し形態の人類はどう見ても男性)。

それらを踏まえて、スタッフロール終わりにでも自然豊かな場所にガイアがおっちゃんこして、鳥や動物と戯れながらこちらへと微笑む構図のグラというか一枚絵。

そういうのがオマケで挿入されても悪くないと思ったし、そっちの方がエデンへたどり着いたっぽい。

そして今度はプレイヤーが、かつて自らが居た地球の進化を、嫁のガイアとともに見守っていくことになるのだろう。

――ただの想像ですが。

そもそもガイアは太母というか地球そのもの。

でも崖の〇のポ〇ョに登場するグ〇ンマ〇マーレさながらに、人間サイズへと実体化出来るなら話は別となる。

そうなるとあくまで生物なプレイヤーキャラとも、物質的にイチャイチャ出来そうではある。

それはそれで世界観ぶち壊しな上、とても俗っぽいが、カップル的な意味ではガイアも本当の意味で幸せになれるかも知れない。

何気に複数エンドあり

ゲームの途中で迫られる選択肢次第では変わった結末を見られるものもあるな。

いずれも救われないことになるようだが。

どれも正式なエンディングじゃないしね。

プレイヤーの選択した未来はどうなるかっていうIFシーンを、少し見られるだけなんだな。

本来の結末を見るためには、やはり最後まで進まないとダメだということだな。

そういうこと!

それぞれ3・4・5章のボス敵と戦う時に出る選択肢で、相手に同調するようなのを選ぶことで、そのIFシーンが見られるよ!

安心出来るのはそのシーンを見たからって、ゲームがそのまま終わってしまうワケじゃなくて、直前MAPに戻されるだけだしね。

もちろんその後、普通にストーリーも進められるよ(ゲームを楽しみ切るならわざと選んでみるのが良いかもね)。

グラフィック ★★★

ほとんどのキャラがコミカルドットな可愛いものになっています。

良い意味でマンガテイストなので、渋みや重厚感といったものは皆無。

最強の恐竜として名高く、ボスとしても登場するティラノサウルスですら、4・5等身程度でどことなく愛嬌があるといえなくもないデザイン。

一転、ほかのボスはコミカルさを残しつついずれも凶悪な顔つき。

二章のハチクイーンあたりは特にそう感じます(スズメバチが更に凶悪な見た目になった感じ)。

ほか印象深かったのは、一章のボスを倒した時。

通常ほかの生物を倒すと残すのは骨付きのマンガ肉、でもコイツが残すのはカマボコ

しかも板付き。

加工品じゃん。

当時はそうツッコんだもんです。

ほど良い感じにデフォルメされたキャラデザのせいもあり、お堅いタイトルイメージからのギャップはなかなかでした。

余談ですが、ゲームイラストを描かれたのは漫画家の藤原カムイ氏(ロトの紋章の方)。

パッケージに描かれたガイアのイラストを見て、ピンと来たので一応。

ステージの背景

舞台としては陸・海・空の3種類だが、当時のゲームらしい見た目のようだな。

まあステージのグラフィックに関しては、筆者も全然気にしてなかったようだよ。

デフォルメチックでも景色の奥行きがしっかり描かれているのは、少し良かったと思えたみたいだね。

あと、ところどころに配置されていて食べると体力回復する海藻とかナマコとか、トンボみたいなやつとか、そういうのを見付けるのも楽しかったみたい。

……ちなみに〇ンチも食べられるんだよね。

操作性 ★★★

スーファミの純正コントローラーでの話ですが、BがジャンプでYが攻撃というボタン配置で、いわば当時のスーパーマリオワールドやロックマンX仕様。

ダッシュは十字キーをいずれかの方向へ素早く2回(陸上では左右のみ)ダッシュ中にAで体当たりが出来ます(哺乳類だと蹴りも可能)。

当時のボタン配置に慣れた方は難なく遊べるでしょう。

ちなみに進化の初期段階で動きがやたらにトロいのは仕様で、強化するにしたがい移動速度は速くなります。

陸上生物進化後の強化次第では、驚異的なジャンプ力になり、ステージによっては数回前方へダッシュジャンプするだけで終了します。

またある行動により(後述します)鳥類になると永続飛行すら可能に。

難しい操作は必要なく、かつてのように陸上を歩くのがバカらしくなるほど快適です。

この様に進化次第で素早く動けたり空を飛べたりなど、操作を通して大きな変化を実感できます。

余談ですが、本作では最終的に人類への進化が可能になっています。

ただし進化方法がヒントありとはいえ、もはや裏技に近いため(こちらも後述します)。初見でコレに気付けた人はスゴイと言わざるを得ません。

音楽・サウンド ★★★★

章初めに流れるガイアのセリフシーン・MAP画面時・海ステージ。

やったことのある人はどの時の曲か解ると思いますが、これが筆者のベスト曲です。

どの曲も神秘的でキレイな感じです。

なお音楽はドラクエシリーズの楽曲を担当したすぎやまこういちさんが携わっていたとか。

ドラクエのテイストに慣れ親しんでいる方はプレイしてみると、いずれの曲にも新鮮味が感じられるはず。

中にはギャグテイストかつヘンテコな曲もあって、ついクスリと笑ってしまうことも。

それにしてもファミコン・スーファミなどのレトロゲー曲は、口ずさみやすいものが多いように感じられます。

今の様に音の数も多くなかったからでしょうか。

皮肉なもので最近のゲームよりも耳に残る曲ばかりな気がします。

システム・内容 ★★★★

相当昔のタイトルにつき、システムが複雑化した現代のゲームと比べて中身が非常にシンプルです。

基本は、MAP上のステージを次々クリア→最終ステージでボスを倒す→次の章といった感じの流れになります(マリオやがんばれゴエモンなど、当時のほかのアクションにも適用されている、いわば面セレシステム)。

それぞれのステージを縄張りとする敵生物(友好的な生物も)が居ますが、中にはこれらと一切戦わず、通過のみでクリア扱いになる場所も少なからず。

また大半のステージはわりと手狭で、そのほとんどが右一直線に進むのみの単調な造りになっています。

※書き忘れましたが、陸上のほとんどのステージは画面はじまで行くとクリアとなります。

背景の使いまわしも多々あるため、単純に進めるだけなら見た目上での飽きも早めにおとずれます。

この時代のゲームに、現代のものと同じような造り込みを期待するのは、少々酷だと思うのだが。

正論だね。

逆にいえば、今の入り組んだシステムのゲームプレイに疲れちゃった場合、こういう存在にはある意味救われるんだよね。

レトロゲーの良さってやつ?

そんなことが気にならないほど優れているのが、本作の肝となる進化システム。

生物の肉を食べれば回復を兼ねてポイントを入手(お金のようなもの)。

このポイントに応じたアゴや背びれなどの部位パーツ(装備のようなもの)の選択により、プレイヤーはいつでも進化が出来るようになっています。

※章終わりにはガイアの力でその時代にそった形態に強制的に進化させられるため、パーツ内容も一新されます。したがって前ステージで一生懸命進化させた生物も、次の時代ではリセット(各時代の初期形態に)されてしまいます(ただしそれも3章まで、くわしくは後述)

また見た目やステータス、操作性が変わるだけでなく、一部の裏技や隠し要素にも関わっているため、初見時には色々と試したものでした。

とどのつまり、このユニークな進化システムがあったからこそ、46億年物語を名作としてレビューする気にもなったワケです。

組み合わせによって、実物に忠実な生物を作ったり、オリジナルの生物すら作れるのがアツい。

しかし…。

結局は合成魔獣化する

進化ポイント数が多いものほど基本的に強くなる。

したがって攻略の自由度はさほど無い。

効率重視でステータスのみ高い生物に進化させようとすれば、大体は凶悪な見た目へと変化していく。

たとえばアンキロサウルスの背びれ・トリケラトプスの頭・ティラノサウルスのアゴを持った合成魔獣を誕生させるなんてこともザラ。

もてはやしたばかりのシステムを真っ向否定するようで心苦しいが、手早く攻略したいならサッサと進化ポイントを貯め、高ポイントのパーツを選び、ゴテゴテの合成魔獣を作って進んだ方が良いということになる。

また退化(進化ポイントの低いパーツへ戻すだけ)も可能だが、これを行うのも好みの問題で「やっぱりアロサウルスや始祖鳥の姿っぽいまま進めたい!」など、よほどのこだわりが無ければおススメはしかねる。

もしそういうこだわりがあるなら、実在した生物のパーツだけを使用して進むのもありだが、縛りプレイの領域。

一度クリアした後なら難易度もそこそこ上がって楽しいかもしれない。

特有システムとしながらも、こういう粗削りな面も混在しているのは、ある意味レトロゲーの持ち味?かもしれない。

オリジナルにするか、実在のにするか

現在の姿をメニュー上の「進化のきろく」へと登録することで、自分だけの図鑑の様なものを作れるのは何気にアツい要素。

実在する生物のパーツをベースに、再現度を高くして本物の図鑑っぽくするか。

それとも自分だけの合成魔獣を登録して怪獣図鑑を作るか。

そういうちょっとしたコレクション欲を満たす楽しみ方もある。

もっとも筆者はそこまでしなかったが、道中に手に入る赤クリスタルで進化出来るレア生物だけは登録しておいた。

また進化のきろくは単に生物をコレクションするのみではなく、緑クリスタルという不思議アイテムの使用によって攻略上での使い道も生み出せる(後述)。

弱肉強食にも例外あり

本編の生物は一部を除いたほとんどが捕食対象。

中立的だろうが友好的だろうが、明らかに味方っぽいキャラでもその辺をうろついている生物にはほぼ全て攻撃可能。

手あたり次第に噛みついて良いのである。

弱肉強食とは本来そういうもので実に忠実。

ただしどんな生物でも無差別に攻撃して良いというワケではなく、友好的な生物を捕食するとガイアからもれなく罰を喰らう。

というより、お肉を喰った瞬間プレイヤーがオーバーキルとなる(くわしくは-999のダメージを喰らうだけだが、システム上どう頑張っても999以上のHPにはならないため絶対に死ぬ)。

生き抜くための捕食は止むなしでも、度がすぎるとロクなことにならないということだ(ゲームを通じて、現実でも当てはまりそうな教訓を一つ学べた気がしたのは、さすがに言い過ぎだろうか)。

なお該当する生物のお肉を食べた際には、ガイアからの罰とともに彼女のドン引きセリフも見られる。

今作屈指のインパクトなため、未見プレイヤーには実際にプレイして確認してほしいところである。

謎アイテム・クリスタル

赤クリスタルのほかにも、緑・青・黄の3種類、つまり計4種のクリスタルが数量限定かつ食べることで入手できる。

ひとまず、それぞれの効果・所感を以下に記載。

  • →進化のきろくに登録した姿へと一定時間(体感1分?ほかの攻略サイト様によると約32秒)変身出来る。一個のみストック可能で次の緑クリスタルを手に入れるためには、手持ちのものを消費する必要がある(複数ストック⦅数値は出ない⦆出来た気もするが、すでにソフトが手元にないため確認不可)
  • →通常の進化項目に存在しない特殊な姿へと一定時間変身出来る(こちらも約32秒)。エイやマンモスなど実在の生物以外にも、ドラゴンや悪魔(のような)架空生物の姿にもなれる。限定の形態なため時間切れにならないうちに、とっとと進化のきろくへの登録は必須(逃すと二度とお目に掛かれない)
  • →即座に進化ポイント入手。加算されるポイントはそれぞれ個別。ポイントが欲しい時にはありがたいものの、充分強くなっているはずの章後半に入手してもありがたみが薄い。再プレイの際に配置場所さえ分かっているなら、進化を後回しにして取得してしまうことで、いくらか時短プレイが可能になる。ステージによってはやや危険でプレイヤースキルもともなうが、ポイントをムダに稼がなくて良い
  • →食べた瞬間に攻略のヒントが流れる非所持クリスタル。余談だが現在本作はレアソフトにつき、取説付きのものを手に入れるのは価格的にも困難。ソフトのみの入手が現実的に思えるので、地味にこの仕様は有難いかもしれない(別にノーヒントでも困らない)。

なおこれらクリスタルはシナリオのキーアイテムでもあり、シナリオ上の騒動の原因にもなっている。

こんな場ちがいファンタジーアイテムが、原始生物がひしめく世界になぜ存在するのかの理由も、道中に上空から唐突に聞こえるヒソヒソ声がヒントになるほか、シナリオの進捗にともなって徐々に明らかになるため「結局アレって何だったんだろう?」という消化不良感も残さない。

緑クリスタルの存在意義

緑クリスタルは、赤クリスタルで変身出来る特殊な生物を再度見る以外に、ほとんど使うことがなかったのが筆者の経験。

ただし攻略上でまったく使えないというワケでもなく。

たとえば強敵が出現するステージで、こちらがあまり強い状態ではない場合など、進化のきろくへ登録しておいた強い生物に変身してステージ攻略するなんて使い方もあるわけで(唯一の有益な利用方法といって良い)。

また進化のきろくは、何気にセーブデータ間共有なため、別データでプレイしても同じ章までの形態が登録済みならそちらに進化出来る(先の章の形態にはなれない⦅選ぼうとしても特殊メッセージが流れて拒否られる⦆)。

しかし、そこまでするほど本作の難度は高くなく、多くの場合こやしアイテムとなりやすい。

極端な話、あってもなくても良い存在なのである。

代替案を考えるならいっそ、ステージ後半になるほど使い道がなくなる進化ポイント消費で、いつでも進化のきろく内の姿へ変身出来るシステムにしてくれた方が良かったかもしれない。

特に赤クリスタルで進化出来るドラゴンはデフォルメながら、実にモンスターっぽくカッコ良いデザインだったし、ポイント消費でいつでもなれたら良いのにと今でも思っている(何気に能力も最強クラスだが、別にこれらの形態でなくともクリアは可能)。

昼と夜で行動がちがう

このゲームってステージの時間経過で、昼夜が切り替わるってのが意外とこだわってるとこだね。

それに合わせて生物も、昼と夜とで行動が変わったりするんだよね。

夜は眼を閉じて寝ている連中が居たり、2章のハチは昼に行っていた他生物の狩りをやめて、こちらのみをめがけて襲ってきたりもするな。

昼夜で生き物ごとの生態のちがいを見るのも面白いかも知れないな。

隠し進化の覚え書き

この項では、レビューから少々脱線した攻略要素(おもに裏技)にふれた話になっています。

筆者の覚え書きを兼ねていますので、必要ない場合は飛ばして頂ければと思います。

鳥類への進化方法

3章ステージ・勇気の山のてっぺん(ジャンプで上がっていくといける一番高い場所)から左に向かってダイブするだけ。

成功すると落下途中でメッセージが流れ、鳥類の初期形態へと進化する。

なお進化方法についてはノーヒントではなく、同章の巨大カエルのボスからスティラコサウルスの子供を助けた後、親に会いに行くとそれらしいヒントを教えてくれる(未確認ですが、このヒント会話がイベントスイッチになっている可能性があり、これを聞いておかないと鳥類へは進化出来ないのかもしれません)。

また同章では鳥類のみが行ける隠しステージも存在。

当然ながら必須条件は、上記のイベントを終わらせて鳥類に進化していること。

その後、MAP上でステージ間を移動する明らかに怪しい雲が、ステージ上空(自分もそのステージの場所に居る必要あり)にやってきた状態で決定ボタンを押すと、雲へと昇っていくことができる。

この雲ステージは、雲間をぬってさらに上空へと昇れる作りとなっているが、迷路のようにそこそこ入り組んでいるうえ、ひっきりなしに雷がフラッシュする暗雲だらけのやや恐ろし気な場所となっている。

しかし道中および上空(アステロイドの川、ちょっとしたイベントも有)では、それぞれドラゴンとデビルに変身できる2つの赤クリスタルのほか、9999もの進化ポイントが手に入る青クリスタルが存在する超有益な場所にもなっている(オマケに緑クリスタルも手に入る実質的なボーナスステージ)。

さらに、5章ステージ・コンドルのなわばりで上空へと飛んでいくと、雲手前で本編中幾度か聞こえるヒソヒソ声のテキストが流れるが、その後さらに上へと進むことで、なんとUFOと遭遇することができる。

このUFOに攻撃を仕掛けるとある選択肢が出てくるが、好意的な選択肢を選ぶことによって物語の核心に迫る重要シーンを見ることが出来る。

なお、もう片方の選択肢を選ぶとUFOから宇宙人が脱出してくるが、ほかに特別なことが起こるわけではなく、イベントはそのまま終了する。

ただし絵面的にはかなりユニークなので、一見の価値あり。

これらの要素は鳥類以外では不可能なことばかりなので、永続飛行が出来る利点のみでも、クリアまでひっぱれるおススメ形態である(屋外なら飛ぶだけでたいがいの生物もシカトできます)。

人類への進化方法

まず四章のイベントで哺乳類になっておく。

その後アゴをネコに、胴体をウサギにして進化メニューの胴体を見ると、今までなかった進化先(さらに進化する)が出現する。

進化を3度重ねていくと、最終的に斧を持った人類(男性型)へと進化する。

シナリオの流れに沿った場合、この人類への進化が最終目的ともいえる。

ただし、以後はほかの進化(退化)が出来なくなってしまうのが最大のデメリット(体の大きさのみ変えられる)。

またYボタンは噛みつき→武器振りに変化してしまうため、倒した生物の肉を食べるためには今後Xボタンで行う必要がある(ある意味、Xボタンの使い道は人類専用と思って良い)。

人魚への進化方法

五章の最後の海では、手足の進化項目(とにかく進化する)が出現するので、まずそれを行う。

その後、胴体の「とにかく進化させてみる」を3回行うと、最終的に女性型の人魚へと進化出来る。

進化条件は哺乳類であることと、人類への進化途中であるラマピテクス型の次の形態に進化していないこと(ラマピテクスでストップさせていること)。

強さというよりは見た目がユニークで、攻撃時のサウンドも必聴。

総評 ★★★+

SFCアクションの中でも独創性がピカイチで、指折りの楽しさ。

初見の方でも子供っぽいグラフィックさえ嫌わなければ、少なくとも第1章を終える頃には独特なゲーム性と世界観にハマれるはず。

タイトルを46億年物語としながら、スタート時は約5億年前の魚類時代からの始まりとなるため、実質、数億年物語なのはヤボなツッコミかもしれません。

名前からは考えられないくらいスタンダードなアクションなので、初心者でも進化さえ重ねれば余裕でクリア出来ます(魔界村などと比べると難易度には天と地ほどの差があります)。

また進化ポイントさえあれば、事実上いつでも全回復が出来るのも低難度へと拍車が掛かっています。

各ステージのボスも行動がワンパターンなので、慣れたらハメることも可能。

したがって攻略上詰まることなくサクサク進めるはずです。

数億年もの地球史がコンパクトにまとめられ、太古に起こったおおまかな出来事や流れを楽しみながら学ぶのにも良い教材となるでしょう(そういう意味では小さなお子さんにもおススメです)。

たとえば隕石衝突後に恐竜が絶滅し、長い氷河期が到来するというように、現実で起こったであろう天変地異もゲームを通じて簡易体験することが出来ます。

また時折ガイアがこちらへ会話をしてきたり、章切り替わりの際にはあらすじを語ってくれたりもするので、一人っきりの冒険という感覚がそれほど感じられないのも良点。

しかし後半怒涛のSF展開には賛否別れるかも知れません。

唐突に鳥人間や魚人間たちも敵として出てきますが、そういう展開に拒否反応が出る人も居るかと。

もっともこれらの敵が出てくるのは最早ゲーム後半なので、そこまでプレイ出来ていたら頑張って最後までやり切ってほしいとは思います。

エンディングはそれなりにすがすがしさを感じられますし。

何週もプレイ出来るかどうかはプレイヤーによりますが、スーファミ時代のアクションゲームが好きだった人や、面白いと思った人。

そういう人たちであれば少なくとも初回プレイは熱中出来るはず。

再度言いますが、そこまで長くないので暇つぶしに軽くプレイ出来るのも魅力の一つ。

ちなみに当レビュー作成時、記憶を補完するためソフトのことを再度調べていたんですが、なんでも元々はPCソフトのリメイクとか。

そちらはコマンドRPGのようで全くの別物。

かなり昔のPCソフトというのもあり、環境を整えるのに手間や費用が掛かるかも知れませんが、いつか忘れた頃にプレイしてみたいと思っています(でもこういうこと言う人って結局やらないんですよね)。

最後にいくつかプレイに関して大事なことを付け加えます。

当ゲームは2023年5月現在でもスーパーファミコン、もしくはROM互換性のある非公式機種でしか遊ぶ方法はありません。

これが実に惜しいことなんですが、現行の最新機種やSteamですらダウンロード配信など一切行われていないのが現状です(せっかくレビューを書いたのもあり多くの人に遊んでもらいたいところですが)。

また、このレビュー内で何度か同じことを書きましたが、ソフトはプレミア化しており、中古ですらゆうに1万円超えるものがザラです。

SFCのみでプレイ可能なマイナータイトルなのも価格高騰の理由になるでしょうが、箱説付きの美品になると数万円くだらないものも(ソフトのみであれば、かろうじて1万円前後でみかけることもあるので、動作品を入手出来るだけでもラッキーです)。

本体を持っていない方は、さらに本体代もプラスとなるため、中古でそろえたとしても相当痛い出費かと思います。

そういう筆者のソフトも昔知り合いに貸したっきり、そのまま戻ってこないんだよね……。

また遊びたくても、こんなに値段上がってっちゃあね。

ゲームの貸し借りあるあるというのか、切ない話だ。

資金に余裕があれば、また買いなおすこともあるかもしれないな。

ここから少々過分な話ですが、46億年物語はバッテリーバックアップ式のROMソフト(FC・SFCのROMで、パスワード式でない保存システム搭載のソフトはたいがいコレです)につき、せっかく購入してもセーブするための内臓リチウム電池の残量がとっくに切れている場合もあります。

その場合はゲームデータを保存できないということになります。

電池寿命は5年程度というのがネットで調べた情報ですが、ものによっては20年以上持っているものもあるようです。

その差はタイトルやROMの型番、前後期ロムかどうか、はたまた保存環境・セーブ頻度・個体差など様々な要素がからんでいるからだと思っていますが、筆者所持のロマサガ3は発売からゆうに30年は経っているタイトルのはずなのに、前所有者(中古購入)のデータがいまだに残っています。

このことから、5年ほどで電池寿命を迎えるというのは最短レベルでの話かと思っています(あくまで目安の年数ということでしょうし)。

こうしたレトロソフトを購入する際には、むしろそちらの方が留意するべき点(PSなどのメモリーカード式やDSソフトのようなフラッシュメモリ式であれば、あまり気にする必要はありませんが)。

こういう短めのアクションゲームならばともかく、日にちを分けてやるようなロープレなら完全終了です。

とにもかくにも昔のソフトとは、残念ながらそういうものだったんですね。

かつては各メーカーで有償交換をうけおっていたようですが、さすがに現在受付はほぼ終了しているようです。

よってこうした中古のファミコン・スーファミソフトは購入前の段階でセーブ機能は活きているか、電池交換済みかなどを販売ショップや出品者に確認しましょう(筆者なら相手に少々ウザがられようが問い合わせます)。

とはいえ、DIY上等な時代なので、ネットで調べて自力で電池交換する方も少なくないかも知れません。

特殊ドライバー・タブ付きボタン電池・はんだごて・はんだなどが必要ですが、これらは通販などで一通りそろえられます。中には100円ショップで部材を取りそろえる強者もいるようです。

そういう意味ではまったく、良い時代です。

ただし「自分では無理!」という方も相応に居るでしょうし、調べたところ電池交換を受け付けているショップや業者さんなども存在していることも確認しています(ここでリンクは貼りませんが、ググってみると結構出てくるようです)。

電池交換にかかる費用もソフト代・本体代と含め高くつく可能性がありますが、安全性と確実性をとるなら無難な選択でしょう(送料などもからんでくるため、こちらも問い合わせてそれらすべての費用を確定させてからが良いと思います)。

身もフタもないことを言うなら、セーブナシでぶっ通して1日でクリアすることも充分可能なボリュームです。

それだとあまり落ち着いてプレイ出来ないと思いますが、一応書いておきました。

後々、Switchやプレステなどの現機種でダウンロード版が出れば良いんですけどね。

流石にリメイクは出ないとは思いますが。

とにかく当レビューを見て、興味を持った方が無事ソフトや本体を手に入れて、心置きなく楽しまれることを切に願うことにします。

※リンク先は参考価格の商品ページです。ショップ内で同商品を検索すると、より安価な出品が見つかることもあります。

了。

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