新しいことやら…変わったことやら…「ニュース」の意味

ふぁーっ……ゲームも飽きてきたし、ちょいとネットニュースでも見てみよっかな。

……さてさて、なにか変わったことはあったかなー?

その「ニュース」とやらは、世の中の出来事だとか、変わり事などの情報を取り集めたもののことか?

うん、だいたいそんな感じ。

一昔前だったら、そういうのはテレビか新聞でしか知りえないじゃない?

今じゃWebサイト上でもさまざまなニュースを発信してるからさ。スマホひとつあれば充分だよね。

でも、必要な情報以外にも目うつりして色々見ちゃうから、ついつい時間泥棒になることもあるんだな。

……現代病だな。

大昔の日本だと、なにかしら情報を手に入れるには、瓦版や人づてに話を聞く以外に方法がないのだがな。

比べて今は大変便利になったということだろうが、なにぶん※情報量が多すぎる。

もっとも「ウワサ」ていどの情報がまぎれこむのは、今も昔も大して変わらないかもしれないがな。

※スマホやWebが普及した現代で我々が1日に見聞きする情報量は、江戸時代の人々の一年分とされ、平安時代の人々にすれば、なんと一生分の量といわれている。ただし根拠があるわけではなく雑学程度の話である。

だねえ、フェイクニュースっていう言葉もあるワケだし。

ところでさ、ボクがちょっぴり思っているのは、そんな感じで当たり前に使っている「ニュース」って言葉が、じつはどんな意味か知らなかったんだよね。

んで、調べてみた。

どうだった?

めっちゃシンプルな意味だったけど、よく出来たガセみたいな話もあった。

ふむ、くわしくは後からというやつだな(ニュースという言葉の説自体にもニセモノがあるというのは入り組んだ話だな)。

英語に直すとわかりやすい

Business newspaper article
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ニュースとは新しい出来事や珍しい出来事など情報のこと。またはそれを伝え、報道すること。




英語に直すと「新しい」を意味するNewに、英語の複数形「s」を付け「News」となる。




つまり複数の新しい出来事を意味している。

各国での「ニュース」も同じ意味

ほかにもニュースには、報道・便り・知らせ・新しく知らされる・初耳などの意味もあるよ。

ここまでは覚えとかなくても良いと思うけどね。

ふむふむ。

ちなみにNewsってのはもちろん英語だけど、フランス語では「Nouvelles(ヌーヴェル)」

イタリア語だと「Notizia(ノティーツィア))」で、ドイツ語が「Nachrichten(ナハリヒテン)」

スペイン語は「Noticias(ノティシアス)」っていうみたい。

どれもGoogle検索でざっくり調べたものだけど、それぞれの発音や、つづり、単語そのものがまちがってたら、サイトにコメントで教えてほしいな。

意味は同じでもさすがに言葉はまったくちがうのだな。

もうひとつ気付いてほしいんだけど、今の言葉で最初の一文字目が全部「N」なのはなんでだと思う?

そういえば……。

Newsも「N」だから、もともとの意味が同じ「新しい」を指すからではないのか?

正解! もすこし細かい話をするけど、今のって全部ヨーロッパの国だよね。

ヨーロッパでの「新しい」って言葉は、最初に「N」がつくのが共通点だよ。

どれも元は聖書から生まれた単語らしいんだけど、ちょっと不確かだね。

ちなみに日本ではニュースって言葉がそのまま使われているよね。

いつからなのかはくわしく分からなかったんだけど、イメージだと欧米の文化や物がたくさん入ってきた明治あたりなのかな?

なるほど。

言葉の発祥元の地域はすべて頭文字がいっしょだというのは何か関係性がありそうだがな。

ところでほかの地域でニュースを意味する言葉はどうなっているんだ?

中国語だと「消息」ロシア語だと「Новости(ノーヴァシチィ・ノーヴォスチ)」消息ってまるで人が行方不明になっている時に使われる言葉まんまだよね。

特大消息って書いている時は「ビッグニュース」ってことだよ。もちろん「消息不明」って言葉も、人が行方不明って本来の意味も含まれてるみたい(混同しないのかな)。

ロシア語のほうは筆者のパソコン上では表示されてるけど、最後の「и」は見る人の環境次第で、文字バケしちゃうかも。

ちなみにこのиは「キリル文字」ってやつだよ。Windowsパソコンで「イー」って入力して変換する出てくるよ。今回の話とはぜんぜん関係ないけど、そういう文字もあるって話さ。

ガセ?デマ?もうひとつのニュースの意味

見出しがおだやかではないが、もうひとつ意味があるのか?

Newsって単語のそれぞれの頭文字が「North・East・West・South」の頭文字と同じって説のことね。

つまり、それぞれが「北・東・西・南」を意味していて、これだけ色んな方角から入って来る情報っていうのを当てはめて、ニュースっていう言葉が出来上がったって話だね。

上手いこと出来てるけど、この説がさっきいってたガセってやつ。くわしい出どころまではわからなかったけど、一説では昔の学校の先生が言い始めた俗説(ホントかどうかわからない話)らしいんだ。

なんとまあ。

ヨーロッパの国々でのニュースの表記を見返したら一目でわかるだろうけど、東西南北がぜんぜん当てはまらないじゃない。

よくできた「フェイクニュース」だね(ニュースってほどじゃないか)。

しかし、英語だけだと、みごとに言葉が当てはまっているな。

良く出来た話だ。

良く出来ていようと、この説はまちがいだよ!

語源がそうなら、他の国でも同じくなるはずだから。

ジョークとして言うならいいけど、ホントの話として伝えちゃダメだからね。

まとめ

①一般的な「ニュース」の意味は、新しい情報や珍しい出来事のこと。またはそれを報道、伝えること

②日本や米国だけではなく、ヨーロッパでのニュースという言葉の意味も「新しい」を指している

③北東西南を英語にして、それぞれイニシャルを抜き出すとNewsとなる(たまたま一緒なだけで、あらゆる方角からの情報という意味として広まったのはガセ)

ところで、今日はコチョン殿が興味を持つようなニュースはあったか?

いや、これと言って。

スマホポチポチしてたら、ニュースと関係ない動画とかつい見ちゃうからさあ。

アハハ! 体もなまっちゃうよね!

……現代病だな。

なら、少し運動するか。

ムリにでも体を動かさせて、その「つい見ちゃう」とかいう時間を別な有意義なものに変えてやる。

えっ?

ちょっと、どこ引きずっていくのカエデ!

ちょ……アレー!

了。

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