あれ? 大さじ、小さじってどんくらいだっけ。
目分量(ざっくり)で味見しながら作る筆者は、そんな料理のイロハさえ度々忘れることがある。
レシピブックに書いてある「大さじ〇杯」などで味付けをしないためか、今でもそういう料理の基本が頭に入っていない(料理は目分量で作るおばあちゃんとかに、料理を教わった人なら分かって頂けるかも)。
計量スプーン自体は持っているので、いざとなったら使えば良いだけの話。
つまり、大さじ小さじの正確な量が分からなかろうが全く困っていないのだが、どうせなら知識として正確な量を覚えてしまおうというワケだ。
覚えたいというきっかけは何だったのだろうな?
知識を深めようとするのは、悪いことでは無いと思うが。
理由はどうあれ、料理本とかにのってるものを作る時には必要なことだと思うよ。
ちなみに分量で「適宜(てきぎ)」って書かれている時は、各自おまかせってこと。
適宜とか少々ってなると、ようやく味の個性が出てくるのかもしれないね。
小5の大ジュゴン
小さじは5ml、大さじは15ml。
大さじは小さじの3倍と、セットで覚えておくのがポイント。
なお見出しの「小5の大ジュゴン」というおかしな言葉は、筆者自身が覚えやすいよう、勝手に語呂合わせしたもの。
ご覧の人はこんなヘンテコな語呂で覚えなくても良いんです。
身もフタもないけれど、作ったものが美味しければ結局正義なんですから。
mlで言われたって
どのくらいの量なのか、まだイマイチ分からない。
結論は。
小さじ5ml=ティースプーン約1杯分。
大さじ15ml=カレースプーン約1杯分。
スプーンによってほんの少し誤差も存在する。
更に精度を上げたい場合
そこまでキワッキワに調味料を計る必要がないけど、一応次に書く。
それとここからの方法は、計量スプーンを使ったほうが良い。
大さじにしろ小さじにしろ、正油やみりんなどの液体調味料は、すくった時に液体がほんの少し盛り上がって見える量にする。
砂糖・塩などの粉末、マヨ・ケチャなどのペーストならまずは山盛りですくう。その後ヘラやハシで盛り上がった分をけずってならした量(「すりきり」という)にする。
このくらいで大さじ・小さじ両方ともほぼ正確な量、それでも「約」であることには留意してほしい。
しかし、これだけきっちりと量を計らないとダメなものとは一体。
計量具合がシビアであろう、お菓子やパンしか思いつかない。
そういう料理を作ろうとしている以外で、上記の「約」のようなテキトーな表現に納得がいかない人。
あなたは一体何を作ろうとしているのだ?
もっとも筆者は貧乏舌なので、ケチャやマヨなど大味調味料を料理に使ったとしても、大さじ1杯だろうが2杯だろうが、多分気付かない。
カツオ節の出汁も、沸騰させないうちに絶妙なタイミングで取り出したものと、グラグラ煮立った湯の中で浸かれきったものと比べても、気付かない自信がある(下手すると後者の方が、ウマママってなるかもしれない)。
それ、ぜんぜんほめられたもんじゃないよ…
味、感じてないんじゃないの?
それはないだろう。
さすがに。
わざわざ使わないけど話のネタにはなる
割と正確に大さじ小さじを量れる便利アイテムがスプーンのほかにも存在する。
それが「ペットボトルのフタ」だ。
どの飲み物のでも良い。
フタ、ヒタヒタ(韻ふみそう)についで約7ml少になる。
つまり。
フタへ2回マックスに入れると、大さじ約1杯分。
スクリューの一番上の線まで入れると、小さじ約1杯分。
小さじの場合フタの半分より少し多めと覚えておいてもオーケー。
なおスクリュー線が太い場合は、ラインの最上段に合わせるべし。
フタの素敵ポイントは、全国共通規格だという事。
要するにどのペットボトルのフタを使っても、だれでもほぼ同じく量れるってことだ。
ただし近年は規格が変わったものがあるらしい(エコボトルのフタなど)。よってほんのちょびっとだけ分量に誤差が出てくる可能性はある。
そこまで大きなちがいは無いと思うが一応付け加える。
了。
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