読み込み中の一言
コチョン「画面ばかり見てないで、たまには遠くの景色を見てみよう」
カエデ「失敗は成功の教師。原因さえ分かれば、かならず次へと活かせるはずだ」

子どものとき習ったけど忘れた人向け!石けんが汚れを落とす仕組み

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あ、カエデ、ひょっとして銭湯行くとこ?

そうだ。

コチョンどのも行くか?

行くー!

用意していくから、先入ってて。

中で合流ね!

――ちょっぴり後。

お、来たな。

お待たせー……ってなんかスゴイね。

石けんでそこまで泡立てれる人居るんだね……。

泡で帽子と水着が出来てるよ。



泡が出ない石けんなど意味無いだろう。

まあそうだけど。

そういやさ「なんで石けんでよごれを落とせるか」小さい時に習わなかったっけ?

筆者も化学の授業で習った気がするっていってたけど、まともに授業聞いてなかったダメ生徒だったらしく、あんまり覚えてないらしいんだよね。

勉学にはげんでいなかったのはわかる気がするが……。

確かに不思議なものだな。

筆者どのの知識補強も兼ねて、その話に少しふれてみるか。

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アブラでアブラを落とす?

green and brown sliced cheese
Photo by freestocks on Unsplash

石けんがよごれを落とすことが出来るのは、石けんに含まれる界面活性剤(かいめんかっせいざい)の働きによるもの。

なお石けんは油脂(ヤシ・オリーブ・牛脂など)アルカリ(水酸化ナトリウムなど)の2つを混ぜ、鹸化(けんか)させることで出来上がる。

材料に油脂を使っていると聞くと、たとえば食器に付いた油汚れを油で落とすという、少々わけのわからないことに思えるが……。

油脂っていっても、石けんってもう「油」って感じのものじゃなくて、アルカリと反応して別の物質に変わったものなんだ。

脂肪酸ナトリウム(界面活性剤の一種)ってのがメインの成分で、いってみれば界面活性剤の塊+α(香料成分とか)だね。

油やよごれを連れ去る界面活性剤

私が今使っている石けんに、その界面活性剤とやらがふくまれているおかげで、よごれを落とせると。

そういうことか。

それ以外にもシャンプーや食器洗剤、一部の除菌スプレー、色んなものに界面活性剤が入ってるんだよ。

簡単にいうと普段仲の悪い(混ざり合わない)水と油を仲直りさせる物質って感じかな。

んで、その界面活性剤はそれぞれ油と水と仲良しの※親油基(しんゆき)と親水基(しんすいき)って成分で出来てるんだよ。

※界面活性剤の一つの分子の中に親油基、親水基の両方が存在している。
 分子のサイズは1ミリメートルの約50万分の一という途方もない小ささ。

何やら聞きなれないが、その2つの成分が一役買っているということか。

わかりやすくするために親油基はユキ君、親水基はミズキちゃんっていう風に擬人化させて話を進めようか。

まずユキ君はよごれを見つけると、友だちになろうとしてくっついていくんだ。

さらにほかのユキ君も「ボクたちも!」って、よごれの周りにワラワラと集まって来るんだよね。

想像すると少々気味悪い絵面な気がするが……。

それで?

ここで登場するミズキちゃん。

ミズキちゃんたちはユキ君たちと仲が良くて、いつも彼らの近くで背後霊みたいにひっついてるんだよね。

イメージは油やよごれにユキ君たちがワイワイまとわりついている周りを、さらにミズキちゃんたちがずらっと取り囲んでいる状態になるんだ。

……たとえ話とはいえ、やはり不気味だな。

それでどうなる?

ユキ君たちは、よごれの手を引っ張って「どっか行こうよー」ってなる。

さらにその周りを囲んでいたミズキちゃんたちが「じゃあ私たちがいいところへ連れて行ってあげる……」ってなる。

水とも仲良しのミズキちゃんたちは、よごれとユキ君たちもろとも水の中に浮かび上がらせて、ついには次元のかなた(排水溝)へ水流とともに連れ去っていくんだ……ふっ……。

……。

悦に入っているところ悪いが。

要するに身体や物に付いたよごれに、先ほどの成分・親油基がくっついて、親水基がそれらごと水の中へ引っ張り出すということだな。

それで正解です。 

せっかくだから、ボクの説明も合わせて理解してくれたらありがたいんだけどねえ。

洗剤は特定のものの汚れ落としに向く

※洗う物によって成分を特化させた(最適化させた)ものが洗剤ね。

油や汚れを落とす効果が強いのは、酵素(こうそ)とかアルカリ剤とか、いろいろな化学物質を足して造られるからなんだ。

合成洗剤とかね。

なら、洗剤で身体を洗うほうがより落とせるのではないか?

でもそれ、やっちゃダメだからね。

洗剤ってあくまで食器とか洗濯物のよごれ落とし専門で、そもそも人の身体を洗うためのものじゃないし。

手肌に優しい成分のものとかはあるけどね。

確かに食器用洗剤で身体をゴシゴシやる人間など居ないか。

私としたことがしょうもないことをいったな。

それよりも「混ぜるな危険」って書かれた洗剤は特に取扱い注意だよ!

塩素系のハイターとかね。

汚れを落とす効果は強力なんだけど、正しく使わないと有害なガスが発生することもあるんだから。

まさしく取扱い注意だな。

そんなものなら手肌に良くないのも当然か。

使う時には換気しながら、必要ならマスクや掃除用手袋を使った方が安心だね。

それと目に入ると危ないから、保護メガネ(100均で売ってるようなので可)をつけるのもアリだよ。

※筆者がわざわざいうことでもないが商品裏面の注意書きをよく守って使用すべし。
 ハイター系は割と身近な洗剤だが、あやまった使い方をすると危険なことには変わりなく、やりすぎなくらい気を配っても良い。

安全のため、ちゃんとするに越したことはないな。

あと洗濯用の洗剤についてだけど、量を増やせば増やすほど、汚れを落とせるっていうものじゃないんだよね。

一見、量が多いほどキレイになるような気がしていたが……。

多すぎちゃうと余分な洗剤が汚れを含んだまま衣類に残ることもあるし、洗濯機の中にも洗剤が残って、かえって不衛生になっちゃうんだ。

つまり一定以上に洗浄力が増すワケじゃないってこと。

少なすぎてもだめだけどね。

※そもそも商品裏面に量の目安が書かれているので、それにならって使えば良い話である。毎日の洗濯量がそこそこで、ある程度決まっているならカプセル洗剤を使うと分量を気にせず楽。

ほどほどが一番か。

適切な分量を守るほかに、洗剤もそれぞれの用途に合ったものを選択すべきだな。

洗濯ってだけに?

ダジャレで締めるなんてカエデもやるう。

ダジャレになったのは偶然だ。

恥ずかしいから言うな。

まとめ

①石けんや洗剤でよごれが落ちるのは、界面活性剤という成分によるもの

②界面活性剤は油になじむ親油基と、水になじむ親水基の2つの働きによって油汚れを吸着し、水へと流れ出る性質を持つ

③洗剤は石けんと比べて、酵素やアルカリ性の化学物質などを加えているため、特定の汚れへの洗浄力が強い。

 反面、肌への刺激が強い洗剤もあるため、人肌を洗うことにはそもそも向いていない(それを考慮してか人肌に優しい洗剤も多い)

よごれが落ちるカラクリまで考えたことはなかったな。

ところで少し思うことがあるんだが……。

なーに?

ふくまれている成分そのものがよごれを落すなら、ムリに泡立てなくて良いと思ったんだが。

たとえば肌を水で濡らし、そこに石けんをサッと塗った後流せばそれで済むんじゃないかとな。

試してないからわからないけど……ちゃんと泡立てた方が良いと思うよ。

きめ細かい泡が汚れを吸い上げるっていうからね。

ってか、まったく泡立てないでヌリヌリだけで良いなんてマジで思ってるの?

いや、まさか。

ちょっとした興味だ、興味……うん(字数を増やすために気を回して、ついおかしなことをしゃべってしまった)

……さて、もう1度つかったら上がるとしよう。

そっちはどうする? まだ入っているなら私は外で待っているが。

身体洗ったし、ボクもカエデと一緒で良いや。

いまさらだけどカエデって石けん派なんだね。

髪もそれで洗ったでしょ?

レアなタイプだな。

なんならずっとこれだが。

香りも悪くないし、身体と頭で使い分けているし。

何ら問題ないと思うが。

うーん……そういう人も居るだろうけどやっぱ少数派じゃない?

ってか洗った後、キシキシしない?

シャンプー使えば良いのに。

それも考えたが、種類多すぎないか?

一体どれを選べばいいのやら。

同じ商品でも髪質ごとに分かれてたり、シリコン、ノンシリコンがあったりで確かに迷っちゃうよね。

何なら帰りに選んだげよっか?(ヘアケアにもこだわるネコだからね、ボクは)

ついでにトリートメントも。

ありがとう。

すでにトリートメントは使っているから、シャンプーだけ選んでくれ。

そっちは使ってんのかーい!

了。

おもな参考資料

日本石鹸洗剤工業会 「石けん洗剤知識」 https://jsda.org/w/03_shiki/index.html#kagaku「役立つ情報」 https://jsda.org/w/04_yakud/cleannote27.html
参照日:2026年05月09日 ※ページ内の「界面活性剤ってなに?」・「せっけんメモシート」・「暮らしのクリーンノート㉗」など一部のコンテンツを参考。

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