グレープちがい

唐突だが、ぶどうを英語にすると「Grape」だ。

しかしグレープフルーツというものも別にあるワケで。

なんならぶどうもフルーツだし、こいつもいわばグレープフルーツといって良いのではという素朴な疑問。

見た目も味も全然ちがうクセに、なぜグレープという共通の名前が入っているのか。

実り方のせい

どちらも木に生るフルーツだが、グレープフルーツの実り方がぶどうの房のように見えるから、グレープフルーツと呼ばれるようになった。

ぶどうのがパイセン

上記の話通りだとこうだ。

「ぶどう(グレープ)に実り方が似てるねコレ」

「じゃあグレープフルーツと名付けよう!」

ぶどうに似ているから名付けられたということは、グレープフルーツの方がぶどうよりも後から登場した果物ということが分かる。

そもそもぶどうは紀元前3000年頃のヨーロッパですでに栽培されていたらしい。

栽培されていたのがその辺りなのだから、初登場した時期はもっと古いのかもしれない。

一方グレープフルーツは、1750年代に西インド諸島のバルバドスという島国で発見されたものが、最初だとされている。

歴史に数千年もの差があるぶどうと比べて、実はものすごく新しいフルーツなのである。

実り方

アイキャッチとして使用しているラクガキを参考に…出来たら良いが、両フルーツとも実際にあんな感じで実る。

確かに同じような生り方である。

実はもう一つ説がある

匂いが同じだから。

しかしこれについては説が真実にしろ、筆者は同意しかねる。

実際にかいでみた感じだが、とうてい同じとは言い難い(なお筆者がにおったものはスーパーで購入した誰もが知るような品種のもの)。

ここで推測だが300年前にグレープフルーツと名付けられた当初の品種は、匂いがホントにぶどうとそっくりだったのかも知れない。

了。

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